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内にある声と遠い声 鶴見俊輔ハンセン病論集

出版社名 青土社
出版年月 2024年2月
ISBNコード 978-4-7917-7613-9
4-7917-7613-5
税込価格 3,520円
頁数・縦 390,13P 20cm

商品内容

要旨

この時代を、この人生を、誰とともに生きるのか。戦後を代表する哲学者、鶴見俊輔。隔離政策下にあった1950年代に療養所を訪れ、終生にわたり、ハンセン病の詩人やそれに連なる人びとと親密な関わりをつづけた。隔たりの自覚を手放すことなく、ともに生きることの意味を考えつづけた哲学者の姿が、初公開の講演録をはじめとする貴重なテクストから浮かび上がる。

目次

1 「むすびの家」物語
2 病いと社会とのかかわり
3 深い場所から届くことば
4 回想のなかのひと
5 評論選評
6 講演

著者紹介

鶴見 俊輔 (ツルミ シュンスケ)  
1922‐2015年。戦後日本を代表する哲学者・思想家
木村 哲也 (キムラ テツヤ)  
1971年生まれ。神奈川大学大学院歴史民俗資料学研究科博士後期課程修了。博士(歴史民俗資料学)。専門は歴史学、民俗学。現在、国立ハンセン病資料館学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)