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戦国武将と男色

増補版

ちくま文庫 な60−1

出版社名 筑摩書房
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-480-43942-0
4-480-43942-0
税込価格 990円
頁数・縦 334P 15cm
シリーズ名 戦国武将と男色

商品内容

要旨

「織田信長×森蘭丸、上杉謙信×直江兼続、武田信玄×高坂昌信…戦国武将が麗しい小姓を寵愛するのは当然の嗜みで、人々はその関係を心から礼賛した―」とする「常識」は、どこまで事実なのだろうか。本書では、史料をベースに、俗説と実像を区別していく。男心と歴史を動かした武家衆道の盛衰史。

目次

プロローグ 戦国時代の武家男色、その俗説と実相
第1部 室町幕府と男色文化(公家・宗教社会の男色―禁断の扉を開いた足利義満
足利将軍と男色―稚児から小姓へ
守護大名と男色―大内義隆・武田信玄)
第2部 戦国武将と男色の実相(東国の戦国武将と男色―武田・北条・長尾・今川・朝倉氏ほか
奥州の戦国武将と男色―大崎・上杉・蘆名・蒲生・伊達氏ほか
西国の戦国武将と男色―大内・黒田・宇喜多・毛利・島津氏ほか
信長・秀吉・家康と男色―織豊期から江戸期まで)
エピローグ 江戸時代の武家男色、その隆盛と衰退

出版社・メーカーコメント

信長と森蘭丸、謙信と直江兼続、武田勝頼と土屋昌恒−−。武家衆道の「夜」に光を当て、男心と歴史を動かした傾国の「美少年」に迫る。(井上泰至)

著者紹介

乃至 政彦 (ナイシ マサヒコ)  
歴史家。1974年生まれ。高松市出身。歴史人物の言動と思考、武士の軍事史と少年愛を研究。テレビ出演、監修、講演でも活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)