江戸服飾史談
ちくま学芸文庫 オ39−1
出版社名 | 筑摩書房 |
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出版年月 | 2024年5月 |
ISBNコード |
978-4-480-51242-0
(4-480-51242-X) |
税込価格 | 1,320円 |
頁数・縦 | 246P 15cm |
商品内容
要旨 |
ざっと三百年間の移り変わりを述べることに致します―。大火や幾度もの改革、風呂屋や歌舞伎の流行といった時代背景・風俗とともに語る江戸服飾史入門。明治期、学者・大槻如電が三越呉服店の依頼をうけて講談調で記した原稿に、注釈や図版を多数加え、現代人向けに編集した。金ピカの裃を着て真面目な顔でいる武士たち、ひいきの役者の紋を銀簪に彫る女たち、度重なる倹約令を経てなお新たな流行を作り出す江戸の人々の姿が活写される。当時の語りの面白さを残したユニークな書であり、着物、履物、流行りの模様、髪型、帯の締め方までを詳細に示す貴重な資料である。 |
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目次 |
第1談 慶長、元和、寛永、正保、慶安、承応、およそ五十年 |
出版社・メーカーコメント
漢学者・大槻如電が、江戸三百年の服飾の変化を、幾度もの改革、大火や風呂の流行といった背景とともに語る服飾史入門。図版多数。解説 大久保尚子