道ならぬ恋の系譜学 近代作家の性愛とタブー
平凡社新書 1063
出版社名 | 平凡社 |
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出版年月 | 2024年8月 |
ISBNコード |
978-4-582-86063-4
(4-582-86063-X) |
税込価格 | 1,210円 |
頁数・縦 | 303P 18cm |
商品内容
要旨 |
近親相姦のタブーは絶対的なものである。一方で、社会・文化的に形成され、時代とともに変化してきた性愛をめぐるグレー・ゾーンがある。「絶対ダメ」の世界に隣接する曖昧な男女の仲は、どのように禁じられ、また許されてきたのか。姪との関係、妻の略奪・譲渡、女中や教え子と…。近代作家の言説や歴史的事件から、さまざまな「道ならぬ恋」の様相を探る。 |
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目次 |
第1章 姪との仲―島崎藤村の場合 |
出版社・メーカーコメント
近親相姦は禁忌だが、グレイ・ゾーンな恋もある。そんな曖昧な関係を文学に関わるものから拾い集め、その顛末や社会的な意味を探る。