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すらすら読める新訳自由論

出版社名 サンマーク出版
出版年月 2024年10月
ISBNコード 978-4-7631-4172-9
4-7631-4172-4
税込価格 1,760円
頁数・縦 285P 18cm

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要旨

起業家イーロン・マスク氏が「言論の自由の守護者になる」と表明して旧ツイッターを買収した衝撃は記憶に新しい。われわれは今、「自由とは何か」という問いについて改めて考えざるを得ないのではないか。その思考の手助けになる古典的名著がある。19世紀半ばに英国の哲学者が著した『自由論』だ。本書は、1859年にジョン・スチュアート・ミルが発表し、日本では『自由論』として知られる『On Liberty』の新訳。平易な現代語で翻訳されており、現代にも通じる「社会において個人の自由はどこまで許されるか」の本質的な議論が伝わりやすい書になっている。「人は他人に危害を加えない限り自由だ」という主張が柱であり、それに関する歴史的な事例や、想定される反論とそれへの回答を交えながら、論を展開する。著者のミルは1806年生まれ、1873年没。政治哲学者、経済思想家でもあり人文・社会科学の数多くの領域において大きな業績を築いた。代表的著作に、『自由論』のほか『功利主義論』『論理学体系』などがある。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2024年11月29日]

商品内容

要旨

なぜ他者の反対意見に耳を傾けなければならないのか?なぜ文明が発展するためには個性と多様性、そして天才が保障されなければならないのか?刊行から165年以上を経ても、多様性、個人主義など、SNS社会の現代に通ずる必読の書!

目次

第1章 はじめに
第2章 思想と言論の自由
第3章 幸福の要素としての個性
第4章 社会の権威が個人に対してできること
第5章 原理を適用する

著者紹介

ミル,ジョン・スチュアート (ミル,ジョンスチュアート)   Mill,John Stuart
19世紀で最も影響力のあったイギリスの哲学者。1806年生まれ、1873年没。政治哲学者、経済思想家でもあり人文・社会科学の数多くの領域において大きな業績を築いた。晩年は自ら社会主義者を名乗っている。彼は自然主義者であり、功利主義者であり、自由主義者であり、その著作はイギリス経験主義哲学の極致とも呼ばれる
芝 瑞紀 (シバ ミズキ)  
英語翻訳者。青山学院大学総合文化政策学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)