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底が抜けた国 自浄能力を失った日本は再生できるのか?

朝日新書 978

出版社名 朝日新聞出版
出版年月 2024年12月
ISBNコード 978-4-02-295294-3
4-02-295294-6
税込価格 957円
頁数・縦 214P 18cm

商品内容

要旨

裏金脱税 軍備偏重 政教癒着 貧富格差 自己責任…。一体どこから手をつけたらいいのか?現代日本社会の状況を「歴史」の観点で読み解く!公的記録や法律・データを提示して徹底的に検証。

目次

第一章 平和国家の底が抜け、戦争を引き寄せる自民党政府(“いとも簡単に既成事実化された「専守防衛の放棄」”
“日本の軍備増強と三菱重工業”
“岸田政権が既成事実化し拡大しつつある「兵器輸出」政策” ほか)
第二章 倫理の底が抜け、悪人が処罰されなくなった日本社会(“戦後政治史で空前の自民党「大量裏金脱税」事件”
“なぜか「ほぼ不起訴」の日本の検察と「追徴課税しない」国税庁”
“与党自民党と旧統一教会のグレーな互助関係” ほか)
第三章 公正の底が抜けても、不条理に従い続ける日本国民(“「大企業優遇政策」へと舵を切った安倍晋三と自民党政権”
“自民党政権が進める軍備増強は本当に「国民を守るため」なのか”
“人を粗末にする政府と、それに慣れてしまった国民” ほか)

出版社・メーカーコメント

専守防衛を放棄して戦争を引き寄せる政府、悪人が処罰されない日本社会、「番人」の仕事をやめたメディア、不条理に従い続ける国民。社会の自浄作用が働いていない「底が抜けた」現代日本社会の病理を、各種の事実やデータを駆使して徹底的に検証!

著者紹介

山崎 雅弘 (ヤマザキ マサヒロ)  
1967年大阪府生まれ。戦史・紛争史研究家。軍事面だけでなく、政治や民族、文化、宗教など、様々な角度から過去の戦争や紛争に光を当て、俯瞰的に分析・概説する記事を、1999年より雑誌「歴史群像」で連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)