夢を見る技術 最新脳神経科学が明かす、睡眠中の脳の驚くべき力
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2025年2月 |
ISBNコード |
978-4-334-10558-7
(4-334-10558-0) |
税込価格 | 2,530円 |
頁数・縦 | 291P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 われわれ誰もが睡眠中に見る「夢」が、日中の仕事や日常生活に役立つと考える人は少数だろう。だが、近年の脳神経科学によると、「夢を見ること」は、クリエイティビティをはじめとするさまざまなスキルと関係している。実際にテクノロジーを用いて夢の力を活用するための研究も進められているという。本書では、最新の夢研究や脳神経科学の知見をもとに、夢を見るメカニズム、人間にプラスの効果をもたらす夢の潜在能力とその活用法などを詳しく解説する。「夢を見ること」は人類が進化の過程で獲得した能力で、種として生き残るために不可欠なものであったことが、最新の研究で明らかになっている。夢は非論理的で無秩序なものがほとんどだが、そのことが創造性を喚起し、感情を調整するのに役立っているのだという。著者は脳神経外科医であり神経生物学者。米国ロサンゼルスの医療研究施設「シティ・オブ・ホープ」のジャンディアル研究所を率いながら、難易度の高いがん手術の執刀にもあたっている。 |
商品内容
要旨 |
人間に必要なものは睡眠ではない、夢なのだ!最新の夢研究と脳科学から、「夢を見ること」は人類が進化の過程で獲得した能力で、種として生き残るために不可欠なものであったことが明らかになった。夢は私たちの感情を調整し、記憶を処理・保存し、クリエイティビティを高め、学習を促進する。夢は将来の精神的および身体的な疾患を予測することさえある。神経生物学者で脳神経外科医でもあるラウール・ジャンディアル博士が、私たちの潜在意識の風景を探索し、なぜ人類が長年にわたり夢を見る能力を保持してきたのかを解説。夢が私たちの最も深い欲望について暴くものとは?また、明晰夢を通じて現実生活のスキルを磨く方法や、悪夢を書き換える方法、パーキンソン病やアルツハイマー病の兆候を夢で監視する方法も示す。夢の潜在能力と活用法に迫る話題作! |
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目次 |
第1章 夢を見るように進化した私たち |
出版社・メーカーコメント
古今東西、人類は似た夢を見続けている。襲われる夢、遅刻する夢、パートナー以外の人と性的関係を持つ夢……。実は人類は進化の過程でそんな夢を見る能力を獲得してきた。夢によって、感情や記憶が整理され、学習能力や創造性が高まり、将来の特定の病気を予測することもできるのだ。世界第一級の医療研究施設、米シティ・オブ・ホープの神経外科医が語る驚異の夢学最前線。