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ハードウエアセキュリティ IoT機器をサイバー攻撃から守る

出版社名 幻冬舎メディアコンサルティング
出版年月 2025年3月
ISBNコード 978-4-344-94842-6
4-344-94842-4
税込価格 990円
頁数・縦 172P 18cm

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要旨

IoT(モノのインターネット)の普及に伴い、センサーや組込機器などの「モノ」が直接インターネットにつながる時代になった。しかし、これを悪用すると、末端機器がサイバー攻撃の入り口になる可能性もあり、ハードウエアのセキュリティの重要性が飛躍的に増している。どんな対策が求められるのだろうか。本書は、IoT時代に求められるハードウエアセキュリティについて、その基本から保障の体制や技術までを解説している。IoT活用の一例であるファクトリーオートメーションでは、閉鎖空間としてのLAN(Local Area Network)の維持が難しくなり、工場内で使用される多様な末端機器の一つひとつについて、セキュリティを担保する必要が出てきている。それを実現する「セキュリティアダプター」の開発などが進められているようだ。著者は、株式会社SCU代表取締役社長、ICシステムセキュリティ協会代表理事。サッポロビールを経て、ICカードシステム研究開発事業組合を設立。また電子商取引安全技術研究組合(2022年に事業会社に転換)を設立し要職を歴任するとともに、ハードウエアセキュリティ分野等の多数の国家研究プロジェクトに参画してきた。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年5月20日]

商品内容

要旨

不正アクセス、情報漏洩、データ改竄。あらゆるモノがインターネットにつながる現代でサイバー攻撃の対象はパソコンだけではない!20年以上企業の情報セキュリティに携わってきたエキスパートが解説するIoT時代に身に付けておくべきセキュリティ・リテラシー。

目次

第1章 企業の情報セキュリティが脅かされている 甚大な被害を受けた事例は枚挙にいとまがない
第2章 IoTの進展に伴いリスクは増大する一方 サイバー攻撃からIoT機器を守るハードウエアセキュリティとは
第3章 情報セキュリティの要は「暗号機能」への理解 良質の暗号モジュールをつくることがハードウエアを守るための基本
第4章 IoT時代に求められる「暗号」防衛術 ハードウエアの脆弱性とソリューション
第5章 新たな技術の導入には新たな備えが不可欠 情報セキュリティの進化なくして企業の成長はない
第6章 セキュリティ保証の体制と技術
第7章 結びに代えて

著者紹介

植村 泰佳 (ウエムラ ヤスヨシ)  
1952年東京生まれ。1977年慶應義塾大学文学部哲学科卒。サッポロビール株式会社入社。営業企画、広告宣伝、広報、経営企画等の部門を経て、札幌工場第1製造所跡地再開発「サッポロファクトリー」事業に参画。我が国のもっとも初期のICカード実用化アプリケーションを開発。1994年サッポロビール株式会社退社。1996年ICカードシステム研究開発事業組合を設立、事務局長に就任。2000年電子商取引安全技術研究組合を設立。常務理事、専務理事、理事長として情報セキュリティ評価、ハードウェアセキュリティ分野等の多数の国家研究プロジェクトに参画。2022年技術研究組合法に基づき電子商取引安全技術研究組合を事業会社に転換。現在、株式会社SUC代表取締役社長、ICシステムセキュリティ協会代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)