スロー・ルッキング よく見るためのレッスン
| 出版社名 | 東京大学出版会 |
|---|---|
| 出版年月 | 2025年4月 |
| ISBNコード |
978-4-13-051367-8
(4-13-051367-2) |
| 税込価格 | 4,620円 |
| 頁数・縦 | 220,6P 20cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 さまざまな局面で「スピード」が重視されることが多い現代だが、その一方で、「スロー・フード」「スロー・ジャーナリズム」といった「ゆっくり」「じっくり」を見直す動きも出てきている。物事を「見る」などの知覚についても「スロー・ルッキング」という、時間をかけてじっくり観察することの効用が主張されている。本書では、「ゆっくり見る」ことのベネフィットを、さまざまな角度から論じ、とくに教育学の立場から実践的な提案を行っている。スロー・ルッキング(ゆっくり見る技法)は、物事の複雑さを理解する手助けになるが、それはトレーニングによって習得可能だという。具体的な方策としては「カテゴリー」「オープン・インベントリー」「スケールとスコープ」「並置」などが紹介されている。著者はハーバード大学教育学大学院講師。同大学院の研究開発センターであるプロジェクト・ゼロのシニア・リサーチ・アソシエイト(主任研究員)。思考と理解の発達、芸術における学習、芸術を通した学習を中心に研究している。 |
商品内容
| 要旨 |
ハーバード大学プロジェクト・ゼロ主任研究員が教える「世界が変わる」ゆっくり見ることの知恵。「主体的・対話的で深い学び」への寄与が期待でき、テートやMoMAといったミュージアムでも導入されているスロー・ルッキング。少しの工夫で誰でもできる、誰もが学べる実践的な提案。学校および博物館・美術館関係者必読。 |
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| 目次 |
第1章 はじめに―スローということ |


