アフリカの地政学
文庫クセジュ 1070
出版社名 | 白水社 |
---|---|
出版年月 | 2025年6月 |
ISBNコード |
978-4-560-51070-4
(4-560-51070-9) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 144,18P 18cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 アフリカ大陸には現在、多様な54の国があり、総人口は2025年に14億人を超える見込みだ。国連に加盟する193カ国の4分の1以上をアフリカ諸国が占めることからもグローバル社会でのプレゼンスは小さくない。大陸のほぼすべてを植民地化された過去を持つアフリカは、どのように現状までたどり着いたのか。本書では、アフリカ諸国が辿ってきた歴史的、社会的、政治的な軌跡をたどりながら、アフリカの現在の立ち位置を考察。植民地化と脱植民地化、汎アフリカ主義、アフリカ統一機構(OAU)とアフリカ連合(AU)の発足などのキーワードを挙げ、国家としての独立を図りながら地域としての連帯や結束を高めようとしてきたアフリカの動きを伝えている。著者のソニア・ル・グリエレック氏はパリ第五大学において政治学博士号取得(国際関係論専攻)。リール・カトリック大学法学部助教授、パリ政治学院講師。主に、アフリカ、安全保障、国際関係を研究している。 |
商品内容
要旨 |
本書は、植民地支配といった過去をふまえつつ、現在進行する政治的不安定や資源争奪、テロリズム、都市化、人口増加などの課題を論じる。また、中国やフランス、アメリカなど外国勢力の影響や、アフリカ連合による地域主導の動きなど、現在の国際関係のなかでのアフリカの立ち位置をとらえる。 |
---|---|
目次 |
第一章 世界の中のアフリカ―プロト・ネーションと植民地化の歴史 |
出版社・メーカーコメント
さまざまな勢力が歩んできたアフリカ大陸の主要な歴史の流れを、外部世界との関わりを中心に概説する。