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私たちは地域の社会課題をビジネスで解決したい 700の自治体と創る「環福連携モデル」

出版社名 アスコム
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-7762-1389-5
4-7762-1389-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 276P 19cm

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要旨

2021年に開催された東京五輪の際に「都市鉱山からつくる! みんなのメダルプロジェクト」が実施され、話題を呼んだ。不要になったパソコンや携帯電話などから抽出した金・銀・銅で、五輪メダル6,000個を作ろうというプロジェクトだ。これの企画・運営に携わったのが、リネットジャパングループである。本書では、リネットジャパングループの創業者で代表取締役を務める著者が、同社が手がける「都市鉱山リサイクル事業」と、それと障がい者雇用支援を組み合わせた「環福連携モデル」について、これまでの経緯を含めて詳細に語っている。2025〜26年度には、2020年にスタートした「GIGAスクール構想」で導入された約950万台のパソコンやタブレット端末の入れ替えが行われる。リネットジャパンは、その際に不要となった古い端末のリサイクル需要をきっかけに、環福連携モデルを発展させようと考えている。著者は、トヨタ自動車で国内・海外のアフターマーケット部門の企画業務に従事した後、1998年に現在のリネットジャパングループにつながるブックオフウェーブを設立。2014年にリネットジャパンが経済産業省および環境省大臣認定を取得し、都市鉱山をリサイクルする小型家電リサイクル事業に参入。2016年東京証券取引所に上場している。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2025年9月10日]

商品内容

要旨

都市鉱山リサイクル×1万人の障がい者雇用の創出。地域社会と手を取り合い、いくつもの壁を越え上場を果たしたソーシャル型ベンチャー企業の価値創造ストーリー。収益と社会性を両立し、さらにシナジーを生み出していく。自治体とともに創り上げた持続可能な事業成長モデルとは?

目次

第1章 リネットジャパンが目指す「環福連携モデル」
第2章 日本の都市鉱山を宅配回収で掘り起こす
第3章 障がい者雇用の現状と環福連携モデル
第4章 GIGAスクール端末で地産地消型の障がい者雇用モデルをつくる
第5章 Keep Trying〜挫折と困難を強さに変えていく
第6章 サーキュラーエコノミーの潮流と今後の小型家電リサイクル制度
第7章 SDGs、ESG時代の企業の価値

著者紹介

黒田 武志 (クロダ タケシ)  
リネットジャパングループ株式会社 代表取締役社長。1965年大阪府生まれ。大阪公立大学(旧大阪市立大学)商学部卒業。1989年トヨタ自動車(株)に入社し、国内・海外のアフターマーケット部門の企画業務に従事。2000年トヨタ自動車(株)、ブックオフコーポレーション(株)からの出資を得て現在のリネットジャパングループ(株)を設立。2014年経済産業省および環境省大臣認定を取得し、都市鉱山をリサイクルする小型家電リサイクル事業に参入。2016年東京証券取引所グロース市場上場。700超の自治体と協定を締結し、都市鉱山リサイクルを推進するとともに、障がい者雇用1万人の創出を掲げて「環福連携モデル」の実現を目指している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)