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教職研修 2025年10月号

出版社名 教育開発研究所
発売日 2025年9月19日
雑誌JAN 4910030591057
雑誌コード 03059-10
税込価格 1,280円

商品内容

特集情報

給特法等の改正で変わる教師の処遇、変える教師の働き方/「ヒト・モノ・カネ」をあきらめない|

出版社情報

【特集1】
給特法等の改正で変わる教師の処遇、
変える教師の働き方

2025年6月11日、改正教員給与特別措置法(給特法)が可決・成立し、教職調整額を現行の4%から10%まで段階的に引き上げるなど、教員の処遇改善への道筋がつきました。
同時に、「学校における働き方改革の一層の推進」「組織的な学校運営及び指導の促進」「教員の処遇の改善」を一体的に進めることとしています。

これら制度改正により教員の処遇はどう変わるのかを整理するとともに、改正の目的である「教員に優れた人材を確保する」ことはできるのかを探ります。
また、管理職および教育委員会が「自分ごと」として教師の働き方を変えていくために必要なことを考えます。

◆安井順一郎/小川正人/櫻井直輝/川口有美子/田中真秀/神林寿幸/妹尾昌俊/松浦加代子/長瀬基延

【特集2】
「ヒト・モノ・カネ」をあきらめない
――学校教育予算増をめざして

給特法改正等の処遇の改善が進みましたが、わが国の公的支出の教育費割合は8%でOECD加盟36ヵ国中ワースト3と他国と比べ低い状況です。
「質の高い教師」が求められ続けるなか、今回の処遇の改善を受けても、現場の余裕のなさは続くと予想されます。
「予算がない」から来るあきらめ感を乗り越えて、学校教育予算を増やすために学校教育界全体として社会を巻き込んで何ができるかを考えます。


◆佐久間亜紀/赤林英夫/寺田拓真/辺春雅博/福田 崇

〈巻頭インタビュー〉
家庭と一緒に歩む、児童相談所の決意――子どもの命と権利を守る
石田博己(川崎市こども未来局中部児童相談所担当課長)

【好評連載】
みんなに伝えたい「ことば」……木村泰子
妹尾さんに聞きたい!学校お悩み相談室……妹尾昌俊
子どもと社会の現在地……今井善太郎
「不登校」の論点……宮崎 亮/高橋 努/塚原潤也/松野一樹
〈検証〉12年目のいじめ防止法……小野田正利
授業研究で学校をつくる――教師の同僚性をみがく……小林宏己
教育×デジタル新潮流……長尾康子 ほか

目次
【特集1】
給特法等の改正で変わる教師の処遇、
変える教師の働き方

2025年6月11日、改正教員給与特別措置法(給特法)が可決・成立し、教職調整額を現行の4%から1…他