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目の眼 2025年4月号

出版社名 目の眼
発売日 2025年3月14日
雑誌JAN 4910086410456
雑誌コード 08641-04
税込価格 2,420円

商品内容

雑誌銘柄情報

古美術工芸の世界を通して、心の豊かさを求める月刊誌

出版社情報

2025年の大河ドラマにも取り上げられる蔦屋重三郎は、いまでいうインフルエンサーとして活躍した人物。喜多川歌麿、東洲斎写楽といった現代では世界的芸術家とみなされる浮世絵師を世に出したことで知られています。今特集では、蔦屋重三郎の手がけた作品を中心に、浮世絵が江戸期に果たした役割と魅力について、古美術品やそれを今に繋ぐ古美術商や書店の目線で紹介します。

人の手から生み出され、長い歴史の流れのなかで大事に伝えられ、現代に生きる私たちをも感動させる骨董・古美術の美しき力。私たち『目の眼』は、骨董・古美術を愛する愛好家、コレクター、アーティスト、美術館・博物館などの研究者、美術を学ぶ学生、美術商をはじめ、日本美術や東洋美術に関心を持つ海外のファンにも長く愛読されています。

目次
特集
浮世絵と蔦重

江戸のメディアミックス
東京国立博物館に蔦重の時代を観に行こう

特別展蔦屋重三郎コンテンツビジネスの風雲児

蔦重から江戸文化が見えてくる/松嶋雅人

西楽堂/浮世絵の楽しみ方〜蔦重の錦絵に出会うまで

浮世絵が海外で評価が高い理由/クリスティーズジャパン代表・山口桂

浦上蒼穹堂/蔦重の版本にみるオモシれえ浮世絵

大屋書房/蔦重が活躍した江戸出版文化の黄金期

浮世絵と出会える店・美術館

角匠/五拾画廊/山田書店/東洲斎/絵草子/原書房/ギャラリーそうめい堂/太田記念美術館/すみだ北斎美術館/千葉市美術館/山口県立萩美術館・浦上記念館/熊谷美術館

栃木と歌麿/蔵の街を訪ねて





コラム

雪山酔夢/近衞忠大

骨董片々録/勝見充男

大英博物館/矢野明子





連載

菓子皿考/内田風知

七つの海を渡る中国陶磁/金立言

ほっとけない仏たち「岡山1」/青木淳

寄り添うかたち「犬」/宇井浩一

日本刀五ヶ伝の旅−備前伝「兵庫守家」/田野邉道宏

美の仕事「レアント」/原研哉

花ノ風物「浦上蒼穹堂」/池坊専宗



ほか