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世界の不思議な毒をもつ生き物

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2015年8月
ISBNコード 978-4-7678-1953-2
4-7678-1953-9
税込価格 1,980円
頁数・縦 142P 19cm

商品内容

要旨

美しいものには「毒」がある。即時に身体を麻痺させてしまう可愛らしいタコ、コブラの毒をしのぐ猛毒を持つ甲虫、神経毒で「武装」する世界でも珍しい鳥などなど。アメリカ自然史博物館のキュレーターが集めた、魅力的で悲劇的、時に喜劇的な「毒」のあるエピソードの数々。

目次

1 触るな、キケン!(槍をふるうナイトたち―カモノハシ
青の黙示録―オオマルモンダコ ほか)
2 食べてはいけない!(空を渡る厄災―ヨーロッパウズラ
空腹ウォーズ1:白い魚 センニンフグ ほか)
3 毒をもつ刺客たち(痛烈映画評論―アリゾナバークスコーピオン
ハートを射貫かれて―ヤッコエイ ほか)
4 歯と牙(砂漠の無法者―アメリカドクトカゲ
哺乳類的方法論―ヨーロッパトガリネズミ ほか)

おすすめコメント

世界中に生息する毒のある生き物を、ユーモラスな文体で、生息域、発見の経緯、進化の過程、毒の程度などについて詳しく紹介している。取り上げる生き物は、カモノハシ、ズグロモリモズ、ハネカクシ、クリソミドビートル、ネコメガエル、サザンフランネルモス、センニンフグ、などなど哺乳類から昆虫、両生類、魚類まで多岐にわたる。イラストも美しく毒をもつ生き物の図鑑としても利用していただける1冊だ。

著者紹介

シッダール,マーク (シッダール,マーク)   Siddall,Mark
動物学博士。アメリカ自然史博物館無脊椎動物学部門のキュレーター。ヒルの進化とその吸血行動を専門に研究している。2013年秋に開幕したアメリカ自然史博物館の『The Power of Poison(毒の力)』展では企画責任者を務めた
岩井 木綿子 (イワイ ユウコ)  
英語ほんやく工房たてよこ屋幹事。筑波大学比較文化学類卒。第21回BABEL翻訳奨励賞英日部門(1)フィクション最優秀賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)