世界一の巨大生物
出版社名 | エクスナレッジ |
---|---|
出版年月 | 2020年7月 |
ISBNコード |
978-4-7678-2710-0
(4-7678-2710-8) |
税込価格 | 3,520円 |
頁数・縦 | 223P 29cm |
商品内容
要旨 |
太古の恐竜、史上最大の動物クジラ、動物を凌駕するスケールの巨木―この世の巨大な動物や植物は壮大なスケールでわたしたちを圧倒し、限りない空想をかき立てる。人間が何の気なしに跨ぐ水たまりも、何千匹もの微生物にとっては全世界であるように、生物のサイズは世界とのかかわりを決める重要な要素だ。しかしなぜ、動物によって大きさは決まっているのか。なぜ、ゾウのように大きな昆虫や、金魚のように小さなクジラはいないのか…。これらの質問に、この本の著者である生物学者のグレイム・D・ラクストンは豊富なイラストを交えて答える。酸素濃度の低下が昆虫のサイズを制限するメカニズム、本来小さな動物の体が孤立した島では大きく進化する仕組み、その他大型の蝶から巨大イカまで、多彩な生物群の実例を通じて、巨大生物たちの知られざる生態やかれらの関係性を解説する。 |
---|---|
目次 |
第1章 巨体のもたらすもの |
おすすめコメント
恐竜、クジラ、巨木など、巨大な生き物は私たちを魅了し、畏敬の対象となってきた。これらの生き物たちは、なぜその大きさになったのか? その代償として失ったものとは? 本書を読めば、大きさの背景には共通の物理学的、生物学的、進化的な要因があったこと、そして同時にそれぞれの生物群の生息環境や生存戦略も関係していたことが理解できる。各グループの大型生物とその祖先である絶滅種の特徴や生態を、イラストや美しい写真も駆使し詳述する。