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物語のある中世ヨーロッパ解剖図鑑 キリスト教と封建社会のしくみ

出版社名 エクスナレッジ
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-7678-3406-1
4-7678-3406-6
税込価格 1,980円
頁数・縦 167P 21cm

商品内容

要旨

ファンタジー舞台のリアル!聖職者、貴族、騎士、農民、職人、商人―仕事で知る中世の世界。祈る人(聖職者)、戦う人(貴族・騎士)、働く人(農民・職人・商人)の社会と暮らしを完全図解。ヨーロッパがかたちづくられる1000年の歴史を、中世の3つの身分から俯瞰する!

目次

10分でわかる!中世ヨーロッパ千年史(中世ヨーロッパとはどんな「時代」だったのか?
中世ヨーロッパとはどんな「社会」だったのか? ほか)
第1章 祈る人1 〜教皇・聖職者(ヨーロッパの精神的礎となった キリスト教とその拡大
西ヨーロッパ世界で大きな影響力を持った ローマ・カトリック教会 ほか)
第2章 祈る人2 〜宗教美術(キリスト教文化の中核を担う 中世の美術
人びとの信仰が表現された芸術の数々 中世の絵画 ほか)
第3章 戦う人〜王・貴族・騎士(中世世界の権力と階層 王と諸侯
王宮の日常生活 城での暮らし ほか)
第4章 働く人〜農民・職人・商人(過酷な労働に従事した農民たち 領主と農民
質素ながらも季節の祭事を楽しんだ 農村の暮らし ほか)

出版社・メーカーコメント

マンガ、アニメ、ゲーム、ラノベ、映画…中世ヨーロッパが幾多のファンタジー作品の源泉となっているのは、そこで実際に繰り広げられた現実に、後世の人々を魅了する「物語」が満ち溢れていたからではないでしょうか。本書では、祈る人(教皇・聖職者)、戦う人(王・貴族・騎士)、働く人(農民・商人・職人)に分類される、世ヨーロッパを形作った3つの身分の人々が、それぞれどのような服をまとい、どのような場所・建物で、どのような制度や文化をつくり、どのように日々を過ごしていたのかを、解剖図鑑シリーズならではのイラスト図解で徹底解剖しています!中世ヨーロッパを一冊で俯瞰できる最高の教科書であるとともに、創作や作品考察に役立つこと間違いなしの必携資料です! 〜本書で解剖する中世ヨーロッパを特徴づけるテーマ〜カール大帝/キリスト教とその拡大/ローマ・カトリック教会/信仰を中心とした生活/修道院の発展/聖地巡礼/教皇と皇帝の関係/十字軍運動/フリードリヒ2世/聖王ルイ9世/教皇権力の衰退/キリスト世界のユダヤ教徒/中世の美術/中世の絵画/写本芸術/ロマネスク建築/ゴシック建築/モン・サン=ミシェル/ビザンティン建築/ビザンティン美術/王と諸侯/城での暮らし/騎士とは?/リチャード1世/中世の軍団/中世の武器/鎧の変遷/攻城戦/紋章学/中世の城/ウィリアム1世/ジャンヌ・ダルク/世俗騎士団と勲章システム/領主と農民/農村の暮らし/中世の都市/都市に住む人々/都市の経済と規則/中世の職人制度/中世文学/黒死病の蔓延  etc.

著者紹介

河原 温 (カワハラ アツシ)  
1957年東京都生まれ。東京大学大学院人文科学研究科西洋史学専攻博士課程中退。現在は放送大学教授。専門はネーデルラントを中心とする都市史、社会史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)