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地図帳の深読み

出版社名 帝国書院
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-8071-6469-1
4-8071-6469-4
税込価格 1,980円
頁数・縦 173P 21cm
シリーズ名 地図帳の深読み

商品内容

目次

第1章 地形に目をこらす(濃い緑を探せ!―海面下の土地
「山越え」する川―吉野川、江の川 ほか)
第2章 境界は語る(福島県の盲腸―飯豊山神社の境内をめぐって
かつての田舎は大都会―日本の5人に1人は武蔵の人 ほか)
第3章 地名や国名の謎(そもそも「イギリス」「オランダ」って何語?
「馬から落馬」のような山河名―シエラネヴァダ山脈、メコン川 ほか)
第4章 新旧地図帳を比較する―地図は時代を映す鏡(鉄道路線の電化・非電化が区別サレテイ控マニアックな地図帳
北海道には「釧路国支庁」があった ほか)
第5章 経緯度・主題図・統計を楽しむ(函館とローマが同じ緯度?
日本で最も長く陸上を走る緯度 ほか)

おすすめコメント

学生時代に誰もが手にした懐かしの学校地図帳には、こんな楽しみ方があった!100年以上に渡り地図帳を出版し続けてきた帝国書院と地図研究家の今尾恵介氏がタッグを組み、海面下の土地、中央分水界、飛び地、地名や国名、経緯度や主題図など「地図帳」ならではの情報を、スマホ地図ではできない「深読み」をする!家の奥に眠るあの地図帳、今もう一度繙いてみませんか。

著者紹介

今尾 恵介 (イマオ ケイスケ)  
1959年横浜市生まれ。地図研究家。明治大学文学部ドイツ文学専攻中退。中学生の頃より帝国書院の地図帳を愛読。授業で国土地理院発行の地形図に出会い、地形図マニアになる。現在、(一財)日本地図センター客員研究員、(一財)地図情報センター評議員を務める。『地図マニア 空想の旅』集英社インターナショナル(第2回斎藤茂太賞受賞)、『今尾恵介責任編集 地図と鉄道』洋泉社(第43回交通図書賞受賞)、『日本200年地図』河出書房新社(監修・日本地図学会2019年学会賞受賞)など地図や地形、鉄道に関する著作が多数ある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)