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明文堂書店のレビュー |
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掲載レビュー全324件 |
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6人の女性作家による恋愛アンソロジー。柚木麻子さんの「残業バケーション」を読みたくて購入したのですが、これ読むだけで買う価値ありの傑作。飛鳥井さんの意表を突く展開、彩瀬さんの独特の面倒臭い文体(貶しているわけでありません)、瀬尾さんの”らしさ”と”谷岡ジュリエット”、南さんのエロ封印とタイトル。よかったです。西さんだけは今回、個人的にちょっと合わなかったですが、アンソロは非常にお得で誰も損をしない …続きを見る (2013年07月13日) | ||
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警視庁情報官シリーズの濱嘉之 待望の新シリーズ。何でもありの諜報の世界を美人捜査官・榊冴子を中心に描いている。冴子だけでなく類稀なハッキング技術を持つ土田、中国武術の達人岡林などがそれぞれ活躍する。特に土田に関しては冴子の影が薄く感じる程の存在感。これからの彼らの何でもありな活躍が非常に愉しみである。 (2013年07月10日) | ||
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小さな商店街にある喫茶店「珈琲屋」で語られる人間ドラマの連作短編。「珈琲屋」を訪れる人々のドラマであり行介と冬子のドラマでもある。夫の浮気、和菓子屋の娘の空回り、妻の介護、女性の計算高さなどなど。「初恋」で始まり「再恋」で終わる7つの物語。何があってもなくても、誰がいてもいなくても人生はずっとずっと続いていく。心にすうっと広がる温かくて少し苦い、池永さんが淹れてくれた最高の珈琲をどうぞ。 (2013年07月07日) | ||
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読みやすいだけでなく読みたくなる読ませる作品。中学2年のときに転校してきた「僕」とクラスから無視され「キヨコ」と呼ばれる美しい少女、2人の歪な関係。少年の想いと少女の秘密。このラストは凶悪すぎる。あまりにも切なく予想していなかったラスト。そして序章を読み返す。「僕」のひたむきな想いと「キヨコ」の想い、そして現在。心に突き刺さりいつまでもとれない。今年の夏文庫フェアの中で一番のオススメ。 (2013年07月04日) | ||
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陽子には同情する | ||
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表紙とあらすじに騙された。まぁ入間人間だから一筋縄ではいかない作品だろうと予想はしていたが、プロローグの途中までとそれ以外がもはや別作品。まぁある意味違う話なのですが…おっと…。この物語に同情の余地なんかない。まさかこのような話だとは…。 (2013年07月04日) | ||
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ロマサガ風2頭身キャラが好き勝手し放題のシリーズ第2弾。来年ちゃんと第3巻のコハエースEXが刊行されるか今から心配です。ドリキャスやメガドラといったセガネタで始まり自虐的な型月ネタでオチをつけるパターンが分かっていても面白い。ただシエル(カレー先輩)のパスタネタやさつきのヒロインネタは若い読者には分かんないと思う…独自進化を遂げた経験値さんのコハクさんを見ているだけで楽しい型月ファン必読のマンガ。 (2013年06月27日) | ||
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志貴の妹・有間都古が主人公のオリジナルストーリー。オリジナルすぎる桐嶋さんお得意のギャグ&バトル。プリズマイリヤがアニメ化で盛り上がっていますがこちらもオススメです。 (2013年06月27日) | ||
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お父さんがわからない。娘はもっとわからない。 | ||
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父と娘の何気ない日常。著者の独特の空気感が心地よく派手ではないが愉しめる作品。まさか関谷あさみが一般誌に登場するなんて…驚いたけど、元々キッツイ作風ではないのでまぁ納得。でも立ち位置が微妙…完全なる清純でなくギリギリのエロでもない。それが関谷あさみといえばそれまでなんですが…ブレイクするためにももう一歩踏み込んでほしい。 (2013年06月23日) | ||
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表紙が黒くて、名前を書かれた人が強制的に○○するノートという某有名マンガのあのノートを面白可笑しく設定だけパロったハイテンションラブコメ。「デス」ではなく「キス」ですが。諸悪の根源の天使(腐女子)や憧れの優等生(ヤンデレ)とのやりとりがWEB掲載とは思えないくらいテンポがよく面白い。何かと話題のコミックメテオ、只今WEB上で1・2話と最新話を無料掲載中。是非お試しあれ。 (2013年06月17日) | ||
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どうか君の夜空に、優しい星が流れますように | ||
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中村航といえば「100回泣くこと」。だけど、もっといい話たくさん描いているんです。これもその1つ。幻想的でいろんなところに挿入されている「星空放送局」が魅力的。特に金星の話は最高。照れ屋でミステリアスな彼女は、夕方と明け方にしか逢えないし1日より1年の方が短かい。(自転周期が243日で公転周期が225日)頭の悪い言い方になってしまうけど理系的な難しいことを独特なユーモアを交えて表現するのが抜群に巧 …続きを見る (2013年06月15日) | ||
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私の使う日本語は間違っていた! | ||
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「断トツの1位」「風のうわさ」「采配を振るう」「押しも押されぬ」これら全て間違っています。間違っているのです。え?どこが?答えはこの本の中にあります。気になった方は是非、店頭にて…。「うろ覚え」か「うる覚え」かが、うろ覚えな方にはオススメです(笑) (2013年06月14日) | ||
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知ることは、ときに罪である | ||
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単行本、徳間から文庫になったときと2度レビューを書くのをスルーした作品。今回、版元変更して刊行されたのを機に再読。正直、オススメしていいものか迷った…言いたいことは分かる。真実を明らかにすることがいつも正義というわけではなく幸せになれるとも限らない。死んだ涼子が、加害者、恋人、妹を全てを救うという衝撃のR18ミステリ。それでもこれもあれもそれもないだろうと思ってしまう。涼子の完璧超人ぶり、音楽教師 …続きを見る (2013年06月13日) | ||
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「この美」待望のコミック発売。とある中学のとある美術部、少し残念な部員たちの日常を描いている。「二次元嫁」にしか興味のない主人公、そのことが気に入らないヒロイン、寝てばかりいる部長、トラブルメーカー的後輩(外国人)など個性的だがマンガとしては珍しくない設定。話も予定調和だが面白い。マンガ的、アニメ的な画力の高さは何ものにも代えがたい武器であることを実証する作品。次にくると期待しているコミックの1つ …続きを見る (2013年06月05日) | ||
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ポプラ文庫ピュアフル、中学生向けなのだろう。でもいくつになって読んでもよいものはよい。昔ながらの児童文学とティーンズ小説のいいところどり。ラノベとは一線を画すポプラの方向性と加藤千恵の作風の相性は非常によい。卒業式の朝だけ願い事を叶えてくれる「あかずの教室」そのジンクスにまつわる8つの願いを描く連作短編。派手さはないかもしれないがベストセラーやライトノベルだけでなく、このような作品こそ中学の図書室 …続きを見る (2013年06月04日) | ||
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品行方正、美男美女で理想的な恋人同士と思われている花火と麦。しかし2人には誰にも言えない「ある秘密」を共有していたというあらすじが全て。よくある設定だけど鉄板中の鉄板。奇才・岡本倫とコンビを組んだ「君は淫らな僕の女王」はスゴすぎたが、本作は絶妙なんです。素晴らしい。タイトルは衝撃的だが、内容はまだクズではない。2巻が楽しみな作品。 (2013年06月02日) | ||
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絶対買うべき1冊。持っておいて損はない1冊 | ||
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ロバート・F・ヤングの「たんぽぽ娘」が580円で読めるなんてそれだけで買いである。本当にいい作品です。海外小説に慣れていない方には、あの独特な言い回しや翻訳臭がプンプンする説明文体(口調)に戸惑うかもしれない。(慣れればそれがクセになります)しかし漱石や太宰などの古典も読みにくくはないが読みやすくもない。それでも読めるのは慣れているからである。いい作品が沢山あるので海外小説にも慣れてほしい。小山清 …続きを見る (2013年06月01日) | ||
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骨好きの綺麗なお姉さんが謎を解くキャラクター小説第2弾。櫻子さんの家族のことなど少しずつ語られ始めたが、正太郎との関係はそのまま。恋愛一切ありません。70ページ前後の短編2本と100ページ強の中編が収録。櫻子さんの魅力にもっと多くの方に気付いてほしい。米澤穂信さんの「古典部」や「小市民」シリーズに似た雰囲気を本作では感じる。爽やかでも晴れやかでもない、モヤモヤが残るけれど櫻子さんの笑顔にはそれを吹 …続きを見る (2013年06月01日) | ||
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「今そこにある愛と忘れるはずもなかった愛」を描く。花鳥風月シリーズ第5弾。初恋の相手・陽凪乃、そして7年付き合っている和奏。どちらも一途で切ない。和奏の名字が「嶌本」だったのでもしかしてと思っていたら予想通りの琉生登場。シリーズで一番「初恋彗星」が好きなので嬉しくて少し感動。「舞原」だけでなく、ここでも繋げてくるか。キャラクターのクロスオーバーが非常に多いシリーズなので巻末の相関図はちょっと嬉しい …続きを見る (2013年06月01日) | ||
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未来は変えることが出来るのか? | ||
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人気漫画家の陣内はある日、突然彼女を自動車事故で失う。失意の中、ファンレターの中に彼女の死を予知するものを発見する…送り主は本当に予知能力者なのか?終盤の展開は逆転につぐ逆転、天国から地獄。まさに予測不可能。徳間だけど非常に講談社っぽいエピローグ。未来は変えることが出来るのか? (2013年05月24日) | ||
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連載開始、正気かと目を疑ったまさかのヒロユキ、週刊少年マガジン降臨。残念くんを描かせたら右に出るものがいないが残念少女を描いても無双だった。芳文社→スクエニ→講談社と活動の場を拡げてきた著者の出世作になるか?良い意味で、間違ってもアニメ化なんてしてほしくない。あだち充や高橋留美子がどの作品を読んでもあだち充や高橋留美子なのと同じ、ヒロユキはヒロユキ。アホに関しては唯一無二のマンガ家。このブレなさ好 …続きを見る (2013年05月22日) | ||
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