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明文堂書店のレビュー |
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掲載レビュー全324件 |
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適度なホラー、そして前巻の5割増しの青春。ライバル登場で悶絶寸前の胸キュンです。 本当に『甘酸っぱくて、ごめんなさい』 青春オカルトミステリと銘打っていますが、ミステリどうでもいいです。そんな感じの青春とオカルトホラーのミックスジュース。ダ・○ィンチにも紹介され、ようやくブレイク寸前のところまできてくれました。読みやすくクセになるシリーズ第3弾。4巻は10月末に刊行予定。 (2013年05月18日) |
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1巻が爆発的に売れ期待も高まる2巻。確実に巧くなっています。1巻とほぼ同じパターンにもかかわらず気付かれないようにうまく描かれている。まさか美星と美空が○○だなんて…美星の告白ともとれる言葉を受けてアオヤマはどうするのか?3巻が早くも待ち遠しい。 (2013年05月18日) | ||
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40年前の作品にもかかわらず売れています。そして皆、騙される。作者の罠に途中で気付かされるのです。今では、それほど珍しくない定番中の定番である、あるトリック。その先駆け的作品。ミステリをある程度読んでいる方にとっては難しくない。しかしこれが書かれたのが40年前だということにただただ驚愕。絶対に解説を先に読んではいけない作品であり、内容を細かく語ることも出来ない傑作ミステリ。富山県が出てくるので県人 …続きを見る (2013年05月18日) | ||
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ヒマワリ、コスモス、椿、そして桜。四季の花をめぐる4編の短編集。女友達、逃亡者、祖父、同級生との関係が切なかったり、温かかったり、何ともいえなかったり、やっぱり切なかったりと4編全てが特別。単行本刊行から5年を経てようやくの文庫化。この機会に傑作短編集を読んでみませんか? (2013年04月18日) | ||
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一癖も二癖もある美人なお嬢様が骨にまつわる殺人事件に挑む | ||
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「綺麗なお姉さんは骨と謎がお好き?」という帯コメに惹きつけれて…。食べ物に弱い平凡な高校生の「僕」が骨が大好きなお嬢様・櫻子さんに振り回されるキャラクター小説であり謎を気にせず気楽に読めるライトミステリでもある。2人がずっと一緒にいられるわけではないことはすでに明示されており次が非常に気になるシリーズ第1弾。2巻は5月末発売です。ホーンテッド・キャンパスが好きな方は、オススメです。多分好きな作家さ …続きを見る (2013年04月13日) | ||
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凍ったものを元に戻すには内外からゆっくり溶かしていくしかない | ||
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美人三姉妹の長女・百合が次女・梨花を殺害。残された三女・柚香は完璧で非の打ちどころのないと思っていた姉が何故?と信じられず犯行の動機を探る。しかし14年書き続けられていた日記や会社の上司、大学時代の学友の話を聞き、姉が自分の知らない顔を持っていたことを知る。これだけ書くと怖い話である。しかし慈愛に満ちた話でもある。何気ない言葉で相手のことを嫌いになったり好きになったりする。距離が近すぎて相手が見え …続きを見る (2013年04月03日) | ||
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元妻の医療ミス事件の真相を探るうちに続々浮かび上がる驚愕の真実と衝撃の展開。ビリルビン、溶血、免疫グロブリンetc…何?さっぱりです。それでも読ませて止まらない。終盤、真相と思われていたことの奥にある事実が隠されていたことが分かり物語の根幹が揺らぐ。女性って怖いですね。「彼女は存在しない」が素晴らしく期待が高かったにも関わらず期待通りの作品に仕上がっている。 (2013年03月29日) | ||
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隻眼の美少女探偵・御陵みかげ。とある寒村で起きた少女の首切りを始めとする連続殺人事件を解決するが18年後、また同様の事件が起こる。予想を悉く裏切る展開、そして意外な結末。日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をダブル受賞したことからもわかるように本格ミステリの傑作。絶対読んでおくべき1冊。 (2013年03月23日) | ||
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思っていたより早く出た2巻。予想していた通りの最終巻。いにおは長編より中短編の方が個人的に好き。掲載誌が掲載誌だっただけにエロ描写多めですが、プンプンよりいい。もしかするとソラニンよりいいかも。磯辺どうなったんだろう? (2013年03月23日) | ||
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疲れたらティオに会いに行こう! | ||
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南の島に住むティオが体験する不思議な出来事たち。大きな海のような、温かいひだまりのようなこのお話が、心も?も緩む時間を体験させてくれます。ちょっと心がしんどいな、疲れたな、と感じたとき、ふと思うんです。ティオに会いたいなぁって。そして会ったこともないティオを想像します。よく焼けた小麦色の肌に細く伸びた足、形のよい頭を持っていて、短く少し硬い黒い髪。澄んだ目で、人懐っこい笑顔でこちらを見ているティオ …続きを見る (2013年03月11日) | ||
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成風堂シリーズの大崎梢がリクエストしたアンソロジー。飛鳥井千砂、坂木司、似鳥鶏、誉田哲也、宮下奈都、大崎本人を含めると参加した作家10人中6名がすごく好きな作家さんという幸せな本。しかも書店縛り。必ず書店が出てきます。買うしかない、読むしかない、オススメするしかない。普段読まない作家さんの話も逆に読み慣れていないせいか斬新で語り口が面白く感じた。シリーズ化希望です。坂木司(和菓子)、近藤史恵(ペッ …続きを見る (2013年02月20日) | ||
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著者最高傑作、待望の文庫化 | ||
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結果としてうまくいく、いかないは別として「やり直し」をテーマにした作品は星の数ほど存在する。本書も題名通り16歳からのやり直しの物語。高校入学から3月までの約1年間を丁寧に描いている。27歳までの記憶を持ったままやり直しをしている孝子、それを告げられ自分の考えを少しずつ変化させていく沙織。未来を知っていても知らなくてもそれほど違いはない。以前いた「未来」と比較はできても今を今として生きていくしか道 …続きを見る (2013年02月14日) | ||
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大学のオカルト研究会が怪奇現象に挑むシリーズ第2弾。題材はシンプルで内容は怖すぎず重すぎずしかし軽いわけではない。ホラーやオカルトよりも青春に軸足を置いているライトミステリ。オカルトミステリ風青春小説といったところ。3月には初単行本「赤と白」4月にはシリーズ第3弾の発売が予定されており目が離せません。 (2013年02月07日) | ||
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タイムカプセルというタイトルだけで懐かしさを感じ興味が湧いてくる。中学3年のときタイムカプセルを埋めて10年。ついに開封の時が近付きメンバー達に不気味な案内状が届く。メンバーの怪しい言動、散りばめられたヒントなどを推理しながら愉しめるのはヤングアダルトの醍醐味。読みふけっていた幼い頃を思い出す。終章が袋綴じになっておりそれを開けて結末を読むということが秘密を共有しているようでワクワク感を倍増させる …続きを見る (2013年01月30日) | ||
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タイトルが素晴らしい!これだけで買いです。 | ||
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電撃文庫の「レンタルフルムーン」シリーズが好きだったので期待して読んでみた。書くレーベルが違うとこんなに印象が変わるのだろうかと良い意味で裏切られました。神戸に住む3姉妹の恋をそれぞれ描く。やさしくて切ない恋愛小説。飛鳥井千砂さんや杉井光さんが好きなら読んでほしい。興味をひかれるタイトルが秀逸。 (2013年01月30日) | ||
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「サクリファイス」を読んでから結構経っているのにすんなりと入っていけた。今回の舞台は自転車レースの最高峰ツール・ド・フランス。前作に勝るとも劣らない興奮と感動。熱き戦いの末にやってくる惨劇、静寂そして次なる戦いへ向けて動き出す。ツール7連覇のアームストロングの薬物違反による資格剥奪そして告白と現実の方がすごいことになってしまった自転車レース業界。続編をどのように紡いでいくのかが待ち遠しい。サイドス …続きを見る (2013年01月20日) | ||
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海辺の街を舞台に6人の男女の再生を描いている。さりげなく場所や人物が重なっているのに気付き少し嬉しくなる連作短編集。青春小説であり恋愛小説であり家族小説でもある。読み味は、ほろ苦いのだけどあったかい。特に巻末の表題作は素晴らしく「海を見に行こう」って言いたくなる。言える大切な人が欲しくなる。 (2013年01月12日) | ||
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重松清渾身の一作 | ||
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いじめを苦に自殺した少年の父親とただ見ているだけだった同級生の償いと成長。忘れることでしか乗り越えられないのならば乗り越えない方がいい。忘れずに重い十字架を背負いながら生きていく。いじめに対して、どのような態度をとるのが正しいのか。ただ見ていたのは罪なのか。あのとき何をするべきだったのか。その後何が出来るのか。考えさせられ深く心に残る。 (2013年01月12日) | ||
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1時間、いや30分時間を下さい。読んでほしい本があるのです。各所で紹介、絶賛されているこの本、すごくいいのです。30歳、明日死ぬと余命宣告された僕が大切なものと引き換えに1日の命を得る。183ページからの母の手紙は周囲に人がいるにも関わらず涙が溢れ心を打ち震わされた。失うことでしか分からない大切さがあることを気付かせてくれる。 (2013年01月07日) | ||
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「陽だまりの彼女」が大ヒット・ロングセラーで映画化も決まった越谷オサムの初の短編集。「陽だまりの彼女」は感動的ですごくよいのだが個人的にはこちらの方が好きでオススメ。5編全てが青春でバカで愛しくて懐かしくもある。表題作は特にいい。気が弱いオタク的青年と彼にパンツを見られた女子高生との週に1度の真剣勝負。2人ともバカ。もっと読んでいたい。「星とミルクティー」は天体観測にまつわるSF(少し不思議)「僕 …続きを見る (2013年01月07日) | ||
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