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伊吉書院類家店のレビュー |
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掲載レビュー全441件 |
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カフェを経営するしろくまくん、そのお店の常連客のパンダさん(動物園で「パンダ」のアルバイトをしています。)など、リアルなビジュアルの動物たちが繰り広げる、ちょっとシュールでゆるいコメディです。しろくまくんが繰り出す、コスプレつきの連続ダジャレが妙にツボに入ります。パンダが大好きな人は、特に必見です! (2008年03月31日) | ||
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妊娠中にパニック障害にかかってしまった作者の体験を描いたコミックエッセイです。 作者の青柳さんは、知らない人にはまったくなじみの無い「パニック障害」という心の病に突然襲われるのですが、それが妊娠によってあらわれる症状と似ていた為しばらくの間それに気づかずに妊婦期間を過ごします。しかしそれが病気であることがわかり、それからは旦那さまやドクターに支えられ、病を抱えながらも立派に子育てをしていらっしゃいます。 同じ病気に悩む方も、家族やともだちに同じ病気を抱える方がいる方も励まされる内容の1冊です。 (2008年03月22日) | ||
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ファン待望の、羽海野チカさんの『ハチミツとクローバー』のイラスト集です。単行本やDVDのジャケットになったあの1枚、単行本では白黒になっていた扉絵の1枚、さらには書店の販促ポップ用に描き下ろしたイラストやラフスケッチなど、穴が開くほど見つめたくなるような本です。カラーイラストの製作工程には、羽海野さん家の飼い猫ちゃんの写真も載っているなどのオマケ的要素も!羽海野さんの希望でお値段設定もお手ごろですし、贈り物にも喜ばれると思います。 (2008年03月22日) | ||
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直木賞作家桜庭一樹さんのライトノベルを、一見力強い描線ながら丁寧な筆致で繊細な少女を巧みに描く杉基イクラさんがコミック化しました。 山あいの街で出会った2人の少女が、少しずつ少しずつ近づいていきます。しかし、2人の間には、衝撃的な結末が待ち構えています。原作では冒頭で明かされるその結末を、コミック版ではあえて最後まで明かしていません。 原作小説の、刹那的部分、狂気、やるせなさ、しかし一筋の光を失ってはいない世界観をそのままに、杉基さんの解釈も含め新たな物語として表現されています。原作ファンも満足でき、初めてこの物語に触れる方も思わず上下巻一気読みしてしまうこと間違い無しの作品です。 (2008年03月12日) | ||
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現役書店員の実情を『暴れん坊本屋さん』というおもしろエッセイコミックで描き話題を呼んだ久世番子さんが、今度は同じ書店員作家として、書店内で起こる事件を描いた大崎梢さんの同名ミステリー小説をコミカライズしました。ミステリーとは言っても人が死んだりとかそういう重い話ではなく、書店の日常と絡んだ事件で構成された連作短編ですので、ミステリーが苦手な方にも敷居は低めです。 明快な謎解きはもちろん、書店ならではのお客様との交流や、書店員のお仕事のちょっとした小ネタなどもはさまれていて、楽しく読み進められます。 (2008年03月04日) | ||
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初連載『ハチミツとクローバー』で日本中をせつなさでいっぱいにした羽海野チカ先生。今度は青年誌に活躍の場を移し、プロ棋士の少年・零と、彼のまわりのひとたちとの日々を、前作同様、もしかしたらそれ以上のせつなさややさしさ、そして胸の痛みをたくさん盛り込んで綴ります。物語はまだ始まったばかりでそれほど動き出してはいませんが、少しずつ明らかにされていく零の過去がたまらなく苦しく、そしてそれによって彼を大事にしてくれるひとたちの温かさが心に沁みます。 (2008年02月28日) | ||
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女性作家7人による7色の恋愛アンソロジー。わかりやすいハッピーエンドや、綺麗な答えが出るわけでもなく物語は淡々と進みます。得るものは皆違い、純粋さだったり消せない悲しみだったり。割り切れない気持ちや優しい思い出を振り返りながらも、ただ今を生きていく。そんな女性の姿が繊細にリアルに描かれ、本当にどこかにこんな人がいるのでは、と錯覚させられます。あなたの大切な人の隣で読んでほしい、そんな優しい本です。 (2008年02月26日) | ||
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ブログで大人気になった猫、レオといちごの魅力が満載の写真集です。2匹の表情や行動の一つ一つを見逃すことなく撮影された可愛い写真や、著者の方が猫の気持ちになって入れたコメントで癒されます。著者が2匹の猫を愛してやまない思いが伝わってきてとても優しい気持ちにさせてくれます。この本の為に撮りおろした写真もあり、ブログを見ていた方もそうでない方も楽しくなる一冊だにゃん。 (2008年02月26日) | ||
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4日で120万PVを記録したwebコミックの単行本化です。 事故で息子夫婦を失った老夫婦のもとに、息子が大事にしていた『かへ』が遺されます。『かへ』って聞いただけでは、何のことかわかりませんよね。それは読めばわかります。おじいちゃんがちょっとかわいいなぁと思ってしまいます。 個人的に、webでコミックを読むことには抵抗があったのですが、この「かへ」を制作している「藤井組」の作品を読んでその認識が変わりました。そんなことで毛嫌いしていては、面白い漫画を読む機会をみすみす逃してしまう!と。 もともとwebで読むことを前提に構成されて描かれている作品は、その場所で大きくその魅力を発揮します。webコミック版「かへ」の1ページが書籍版では半ページの収録になっていて、web版のときの効果が少し薄れた気もしましたが、この単行本描き下ろしの「かへ2」では大ゴマを惜しげもなく使い、「かへ」1話目とはまた違った描き方で読む人を魅了します。 web版で「かへ」を読んで泣いた方、ぜひ、続きの物語も味わってください。 (2008年02月23日) | ||
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なんて美しい少女漫画なのだろう、と思った。 紡ぎ出される線のたった一本にすら色気がある繊細で緩やかな絵柄、一筋縄ではいかないのに、ふと自分の隣にこんな人達がいるのでは無いかと錯覚させられるような人々の不思議な関係性、表紙の少女のセーラー服の鮮やかな青。 なにをとっても、美しい。そう感じた。 一見、恋愛を描いた話でも、ふとかいまみえる背景に、親子の信頼関係が顔をのぞかせる構成が、巧みだなぁと思った。 少女漫画好き…いや、そのくくりはあえてせずに、あらためて、漫画好きにはたまらない作品であると思う。 (2008年02月25日) | ||
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何十億という人間がこの世にいる中で、かならずしも男女の間で芽生える恋だけが正しい恋だと誰が言えるのか、と考えさせられるような、女の子から女の子への恋のかたちをいくつか描いた短編集です。表紙の柔らかで、すこしどこか寂しげな色使いの絵があらわすように、その恋のかたちもすこしの寂しさ・せつなさが漂います。 金田一蓮十郎さんといえば、代表作「ハレグゥ」シリーズや「ニコイチ」などギャグコメディのイメージが強いのですが、実はその中と今作にも共通したテーマを持つキャラクターが出てきたりもしているので、ファンの方は今までと違った切り口で表される金田一ワールドをより楽しめる作品になっています。 (2008年02月23日) | ||
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うつ病の夫との暮らしを描いたエッセイ「ツレがうつになりまして。」の作者・細川貂々さんが、ツレさんと出会う前のお話です。 自分が18歳だったときの頃を思い出してみると、やはり、周りの人たちはどうしてそんなにやりたい事がハッキリしているんだろうと不思議に思ったものでした。貂々さんもそのように、やりたいこと・できることがわからない、そもそもその探し方もわからずに迷走した日々を過ごしていた時期も経て今の成功まで繋がったのだとわかり、励まされました。いまだ迷走中の若者にも、やりたいことが見つかった方の心にも、ほっとできる風を送り込んでくれるコミックエッセイです。 (2008年02月18日) | ||
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失恋は、世界の終わりではないから。 | ||
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人気アニメを多数発表しているProduction I.G制作のOVAのコミック版です。 アニメ版のキャラクターデザインをなさっている谷川史子先生がコミックも手がけています。ひとつの話を異なる視点で描いた2つのアニメ。そのそれぞれの主人公になっているカップルの、ふたりがまだ出会う前のすこし切ないお話です。もちろんアニメを見ていなくても楽しめます。 それにしても長年、谷川史子さんをおいかけてきましたが、1年に2冊単行本が出るだけでもめずらしいのに、「くらしのいずみ」に続く2ヶ月連続発売とは、うれしいかぎりです。 (2008年02月14日) | ||
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これは、どこまでがフィクション!?どこまでがノンフィクション!?舞台は80年代の大坂・大作家(おおさっか)芸術大学1回生の焔燃(ほのおもゆる)が、漫画家を目指す一方で、その時代の実在の漫画やアニメへ、愛や羨望ゆえの暴言を吐きまくってます。そして、焔自身は作り手としてどう成長していくのでしょうか。 人がなかなか描けないこと、でも描けば共感を得られる、目からうろこが落ちるようなことを大胆に描くのが、島本作品の魅力です。勢い・パワー・情熱。今作も、アツいです。 (2008年02月13日) | ||
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やんちゃなクロジと、でっかいマーブル。2匹の猫とまったり暮らす幸せ猫ライフを描いた4コマ漫画です。 猫を飼ってるひとなら「そうそう!」とうなづける、飼いたいけど飼えないひとなら「うわ〜!いいなぁ!」とうらやましがれる、猫まんがってそういうところが良いと思います。わたしは後者なので、こんな可愛い猫2匹と暮らす生活にとてもあこがれます。 (2008年02月04日) | ||
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表紙の絵だけを見て「流行りの、ゆるい系の萌え漫画」かな?と判断してしまってたのと、『日常』という言葉に平凡な生活のイメージを抱いていたのですが、読み進めるうちにいい意味で覆されます。これが自分の日常だったらずいぶんエキサイティングだと思います。読む人を選ぶギャグマンガだとは思いますが、ツボにはまるかどうかを、ぜひ試していただく価値のある作品だと思います。 (2008年02月03日) | ||
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カタオモイをしている人たちは、とてもとてもたくさんいますよね。 お互いに想いあっていても、それがきちんと伝えられなければカタオモイ。 伝え合えても、タイミングが合わなければそれはカタオモイ。 いろんな形のカタオモイを集めた短編集です。 場面や台詞の間のとり方がとても絶妙で、物語の中に流れる空気がそのままリアルに感じられる、静かで深い作品です。 (2008年02月01日) | ||
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全国の新聞で連載されている、4コマ版のちびまる子ちゃんが1冊にまとまりました。 2007年7月の連載開始から4ヶ月分の4コマ+描き下ろしが2本と、まるちゃんファンにはたまらない1冊になっています。 今までのコミックスの中にまとまっている原作の中に出てくるネタも少しありますが、新たにクスリと笑わされるほのぼのネタが満載です。 (2008年01月31日) | ||
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営業時間は深夜0時から朝の7時頃まで。メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎だけ。あとは、できるものならなんでも作ってくれる、人呼んで『深夜食堂』。そこに集まる人々の注文する食べ物からそれぞれのドラマが見えてきます。 作者の安倍夜郎さんは、なんと41歳にして漫画家デビューを果たした方だそうです。その年齢を重ねてきたからこそ描けるさまざまな人間模様ととても身近なメニューに、心が動かされます。 (2008年01月30日) | ||
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りぼんやコーラスといった、集英社の女性コミック誌で活躍してらした谷川史子先生の、青年誌初の単行本です。ご本人もあとがきでおっしゃってますが、青年誌だからといってものすごく作風が変わったというわけではないので、今までのファンの方にも変わりなくおすすめします! ほんのりせつなく、そしてあたたかい夫婦愛の物語がたくさん詰まっています。 (2008年01月30日) | ||
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