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| 伊吉書院類家店のレビュー |
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| 都会の大チェーン店で勤務していた『パチンコバカ一筋』な、現・弱小パチンコ店店長のブログを元にしたコミックです。田舎の小さなパチンコ店での出来事があたたかな絵柄で描かれています。パチンコ店の話ですが、接客や仕事への真摯な取り組み方などは、パチンコに興味の無い方にも違和感無く読むことができ、共感できる点が多々あると思います。読んだ後、とても前向きな気持ちになれます。 （2007年11月11日） | ||
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| パリで暮らす漫画家さんの日常が、独特のかわいらしいタッチで描かれたエッセイ４コマ漫画です。 欄外やふきだし外の手書き文字でのひとことが、淡々としていながらもかなり秀逸で、思わず笑わされます。 （2007年11月10日） | ||
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| グルメコミックの王様と言っても過言ではない作品『美味しんぼ』も、なんとついに１００巻を突破しました。 記念すべき１００巻は１冊まるごと、青森の味覚に迫ります。りんごや大間のマグロだけではない、たくさんの青森グルメに、山岡さんたちと一緒に触れてみてください。 （2007年10月30日） | ||
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| みなさんの子供時代、自分のまわりに、どうしようもなくわがままで、自己中心的で、妙に自信家で、迷惑かけられっぱなしなのに、何故か憎めない友達はいませんでしたか？そんな女の子「ツネコちゃん」が登場する『シニカル・ヒステリー・アワー』という作品にも覚えはありませんか？その、ツネコちゃんやキリコちゃんたちが大人になりました。しかもツネコちゃんは２児の母！もちろん性格はあの当時のまま…。でもやっぱり憎めないのが不思議です。 （2007年10月30日） | ||
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| 男女問わず幅広く人気の漫画家・よしながふみさん。そのよしながさんと、各方面でご活躍されてらっしゃる作家さん方との、漫画を真摯に愛していることが伝わってくる対談集です。 「おしゃべり」というタイトルどおりの、楽しんで会話されてらっしゃる雰囲気がとてもよくて、自分もこの場に加わらせてもらいたいような気分になります。 雑誌に掲載された対談だけでなく、本書のための語り下ろしの対談もありますので、各作家さんのファンも、漫画好きの方も要チェックです。少女マンガ、特に『24年組』と呼ばれる作家さん方がお好きな方にも読んでみていただきたいです。 （2007年10月18日） | ||
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| 1980年〜90年代、読者を『250万乙女』と謳っていた時代の少女漫画誌りぼんを牽引していたといっても過言ではない大人気作品『ときめきトゥナイト』の、別バージョンとなる作品です。 魔界人・吸血鬼である主人公・蘭世が人間である真壁くんに恋をしてしまうところから始まるのが『トゥナイト』でしたが、『ミッドナイト』では、人間である蘭世が魔界の王子である真柴くんと出会うところから始まります。もうひとつの『ときめき』の世界を、お母さんは懐かしい気持ちで、娘さんは新しい気持ちで、２世代でも楽しめる作品です。 （2007年10月19日） | ||
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| 新書サイズ、コミック文庫版ですでに発行されている本作ですが、ドラマ化に合わせて全９巻のＤＸ版として発売されることになりました。 新書サイズ第１巻の発売から２６年をして、愛され続けている永遠の名作。昔コミックスを持っていたけど手放してしまった方、この機会にぜひまた読んでみていただきたいです。６人の活躍は、現在進行形です！ （2007年10月18日） | ||
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| 人間は、働くために生きているのか、生きるために働くのか、どちらも正解・・いえ、答えなど無いのかもしれません。この物語に出てくるたくさんの人たちも、社会においての立場や仕事に対する考え方がそれぞれ違い、それがどれもとてもリアル。登場人物に自分を重ねるもよし、反発するもよし、自分の在り方が見えてくるヒントになる作品です。男女問わず、ぜひお手にとってみてください。 （2007年10月11日） | ||
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| 25年以上の長きに渡って連載が続いている王道ギャグ漫画「パタリロ」と、古典の王道・源氏物語が融合された、まったく新しいタイプの源氏物語です。 パタリロでおなじみのキャラ達が源氏物語の世界にうまくハマっていて、ファンは思わずニヤリ。古典としての語るべき要素があまりに多いため、コミックとは思えないほどモノローグが多い作品になっているのですが、その分、物語への理解はとても深めやすいのでパタリロファンでない方にも十分楽しめる内容になっています。 （2007年10月11日） | ||
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| 小学館専属からフリーになった新條まゆ先生の単行本第１弾は、自身を激しくネタにしたコミックエッセイです。30代独身・年収１億円のまゆタンが、嫁に行きたい一心で数々のトレーニングに・・・と思いきや、アキバでメイド体験！？作る料理は超高級素材で無駄がいっぱい！？一般的な花嫁修業とはほど遠い感じがしますが、いったいどうなることやら、といった感じです。同じくご自身が漫画家になられるまでを綴った「バカでも描けるまんが教室」と合わせて読むと、より楽しめます。 （2007年10月11日） | ||
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| 「しろとくろのどうぶつ」といえば、何を思い出しますか？パンダ？牛？シマウマ？白と黒の動物って、意外とたくさんいます。そして、彼らはそのシンプルな色合いが地味なようでいて、なぜかとても愛らしいのです。そんな愛らしい動物たちと、おなじようにシンプルで愛らしいコミック『よつばと！』の主人公よつばちゃんの、かわいい絵本です。『よつばと！』ファンはもちろん、はじめての絵本としてのプレゼントにもおすすめします。 （2007年10月08日） | ||
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| 歌人・枡野浩一さんの処女小説である原作を、男性にも女性にも人気の小手川ゆあさんがコミック化した作品です。 タイトルである『ショートソング』は、もちろん５・７・５・７・７の31文字でつづられる、『短歌』のこと。ひとりの女性をめぐって出会った対照的なふたりの青年のエピソードが、短歌を効果的に利用されて絡み合います。「『短歌』なんて古くさい」などというイメージを抱いて敬遠するかもしれませんが、読んでみると意外に、現代的で身近な言葉でつづられる恋の歌に思わず共感してしまう、ポップな青春ストーリーです。 （2007年10月08日） | ||
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| 岩合光昭さんのネコの写真を見て「どうしてどこの土地でもこんなにたくさんのネコに出会えるんだろう？」「写真を撮るとき、どうして逃げられないんだろう？」と不思議に思っていた方、その謎はこの本を読めばわかります！写真撮影そのもののテクニックよりも、むしろ「いかにネコと仲良くなるか」のテクニックが満載な１冊です。 ネコが好きな方、写真が好きな方、ネコの写真を撮るのが好きな方、その全部が当てはまる方も、ぜひ！そして可愛いネコの写真をたくさん撮りましょう！ （2007年10月08日） | ||
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| ともお少年をはじめとする、とある団地に住んでいる人々の日常を１話完結で、でも次のお話に少しリンクさせたりしながら続いている物語です。 「小学生の、小学生なりの哲学」というととても難しいことのように聞こえますが、 その時代その時代で、その世代の子供にしかわからない考え方や文化というものは、大きなことでもくだらないことにでも必ず存在すると思います。 その、いい意味でくだらないことが大半、そして大事なことがすこし、この漫画には詰まっています。 むしろ、くだらないことが大事なことなのかもしれません。 そんなことを少し考えながら読んだり、何も考えずに読んで少し笑ったりして、 そして読後は、なんとなくほっとする作品です。 （2007年10月08日） | ||
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| 平凡な女子中学生が神様になってしまうというお話。 「神様」がなんの神様？とか、どうして神様に？とか、こまかいことを気にしてはいけません。 気にしなくても、どこか呑気で可愛らしいキャラクターたちや、丁寧に細かく描き込まれたとても美しい背景や、少しレトロ感の漂うその世界にすぐ引き込まれます。 人間のあたたかさや、思春期の心のうごきや、湧き上がるやさしい気持ちを、お茶でも飲みながらゆっくり読んで欲しい漫画です。 （2007年10月08日） | ||
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| どこにでもある幸せな家庭。 お父さんはいないけど、お母さんとぼくはふたりで幸せな家庭。 そのお母さんが、実は男の人だということを、息子は知らないわけですが・・・。 とはいっても、お母さん（本当はお父さん）は別に女装趣味なわけではなく、とある事情から家庭ではお母さん、会社では普通のサラリーマンとしての二重生活を行っています。 そして、男性の姿のときに出会ったとある女性に恋をするのですが、その女性は自分の女装姿の方に好意を！ さて、みんなの恋の行方は？ キレイな絵で、テンポの良いコメディなので楽しく読めますよ。 （2007年10月07日） | ||
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| 自分が生まれてから信じている自分の性別。「性別があるのが当たり前、男か女かどっちかに決まってるじゃないか」・・と、そう思ってはいませんか？生まれつき、からだのしくみに両性を持っているひとが、実は世の中にはたくさんいるのです。そういうデリケートで、ともすればちょっと重い展開にもなりそうな事実を、作者の新井祥さんは読みやすく４コマ漫画で、しかもとてもニュートラルな視点から描かれています。偏見を捨てて、ぜひ読んでみてください！ （2007年10月07日） | ||
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| 『農大』『日本酒』『醸造』などのキーワードを並べると、漫画好きの皆さまがまず思い浮かべるのは同じ講談社の別の漫画だと思われますが、こちらには目に見える菌は出てきません（笑）。出てくるのは、ちょっと個性の強い学生たちの、少しほのぼの、でも地に足のついた日常。１冊で完結なので、ちょっと何か読みたいな〜と思ったときに、気軽に宇仁田ワールドに入り込める作品です。 （2007年10月07日） | ||
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| ここ数年、愛くるしいパンダ人気が一気に高まったように思われます。 そんなパンダの、もっとクールでやさぐれた面も見てみたいと思いませんか？ひとりの青年と、ぱんださんのテンション低めの静かなやりとりに思わずニヤリとしてしまう本『やさぐれぱんだ』が文庫になりました。手のひらサイズで、ニヤリを楽しんでください。 （2007年10月07日） | ||
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| パンダやのら猫のこころあたたまる写真でおなじみの岩合光昭さんのパンダ写真に、奥様の岩合日出子さんの文がついた、こころが和む写真絵本です。岩合さんのお撮りになられるパンダ達はとても表情豊かで、思わずこちらの顔もほころびます。 かわいいパンダ達と一緒に、１から10まで数えてみましょう！ （2007年10月05日） | ||
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