|
高村書店のレビュー |
![]() |
|
1 2 |
掲載レビュー全39件 |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
人生にとって大事なものが、ここにある | ||
|
||
田舎の過疎地で暮らす、おじいさんとおばあさん、そして大イチョウの物語。 ダム建設のために集落が水の中に沈んでしまうというのは30年くらいまではよく聞いた話しだ。 その計画のため、集落の人びとはおじいさん夫婦を除いてすべていなくなってしまった。 しかし、計画は中止。廃墟とかした集落のなかでもおじいさんとおばあさんは暮らし続ける。大イチョウを見守りながら...。 おじいさんとおばあさんはなぜ村から離れなかったのか。 おじいさんの想いは、あくまでも真っ直ぐで純真。 便利で忙しい現代人が忘れていた『生きるためにすること』。 そんな大げさな気持ちなど持っていないであろうおじいさんの人生を見ることで、私たちは生きていく意味を感じ取れる一冊。 2016年第62回青少年読書感想文全国コンクール小学校高学年5・6年生課題図書 ぜひ親子で読んで感想を話し合ってもらいたい。 (2016年05月19日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
風呂あがりのビール、最高! | ||
|
||
久住昌之さんの同名エッセイがテレビドラマ化されましたが、こちらはその「ドラマのコミカライズ化」です。 私はまだ第一話しか見ていないのですが、ドラマに忠実に漫画化されています。 シナリオには忠実ですが、そこは作画が「しあわせごはん」の魚乃目三太さんですので、表現力がすばらしい!独特のやわらかでほのぼのさせる画風の中に突然と熱くこみ上げる衝撃の美味さにグイグイ惹かれます。 こちらは泣ける要素はありませんが、毎日頑張ってる営業マンにはよく分かる(?)銭湯&生ビールの感動を、あなたもお味わってください。 (2016年05月17日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
兄妹だからこそ… | ||
|
||
今流行の「お兄ちゃんが大好き」「妹が大好きだぁ」的なノリは一切ない。どちらかと言うと、長い間一緒にいて当たり前の、家族的な愛情物語のようにも感じる。2人だけの『新婚生活』に入っても、もうちょっと恋人っぽいって事あってもいいんじゃないの?ツッコミたくなります。だからなのか、この2人の行く末をしっかりと見守って、ハッピーエンドを願ってしまうのです。 (2016年05月09日) | ||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
若さゆえの一途さに心打たれました | ||
|
||
幼いころの出会いと一緒に遊んだ日々を少女・アオは忘れてはいなかった。高校生になり偶然再会したハルは、アオの残酷な境遇を知り、何とか救い出してあげたいと思うのだが無力な自分に現実を思い知る。無力さゆえにアオへの想いは強く、激しくなる日々。アオとハルの青春は悲しく切ない、ゆえに応援せずにはいられない…。 (2016年05月06日) | ||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
28年目の復活 | ||
|
||
2016年4月からのTVアニメ化にともなって新装版での復刊です。 連載当時もアニメ化され、ゴマちゃんブームとなりました。ここに来ての再アニメ化というのは、やはり可愛らしいキャラクターは時代を超えるということでしょう。 復刊ですので新作等はないのですが、当時マンガを読んでいた・アニメを見ていた方も大分ストーリーは忘れていることだと思いますので改めて読みなおしても新鮮で十分楽しめます。30年近く前に書かれた物語ですが、シンプルで愛らしいイラストは古臭さを感じさせません。 家族みんなで楽しめるマンガ。心がホッとします。 (2016年05月05日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
セツナイ、、、切なすぎる物語。 | ||
|
||
この一冊は私の人生の中でも特に印象に残る単行本である。 この本は「青い鳥」と「わくらば」という二つの物語がリンクし、一つのストーリーとなっており、非常に良くで錬られている。随所随所に泣ける要素があり、最後に一気に感情が爆発させられる。 介護という重いテーマ。人間の罪悪感。最愛の人との別れ。 テーマとしては暗く重く、ストーリー展開も決して明るくはないのですが、それでも読み終わった後は、どこかに希望の灯が一筋残っているような、そんな思いを作者はタイトルである『青い鳥』に託したのかもしれない。 胸にグサリと刺さった一冊。オススメです。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
この漫画の面白さは限定的 | ||
|
||
主人公は中年のおじさん二人。 お話は飲み屋でくだを巻いてるだけ。 なので、正直万人受けする漫画ではないのだが、この主人公たちと同じ境遇であろう中年おじさんたちにとっては、どストライクの本であろう。 何気ない日常、飲み屋での会話、解決しない悩み、そんななんでもないごくごく普通のことがだらだら展開されるだけ。だけどおじさんたちにとっては、そんな飲み屋でのボヤキがストレス発散であり、明日への活力なのである。 「おじさんあるある」の世界でマッタリできる本作。読了後の感想もさほど残らない、稀有な作品ではあるが、なぜか心がほっとする、そんな漫画です。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
号泣のグルメ漫画 | ||
|
||
これはグルメと言ってしまうのは良くないかもしれませんね。 戦時中の『食』に関する漫画です。 史実に基づいたかどうかは不明ですが、おそらく作者の魚乃目三太さんが目にしたニュースや資料を元にストーリーを味付けされて描かれたものかと思います。 戦地に赴いた兵士の皆さんにとって過酷な環境の中でで唯一の楽しみが『食事』で会ったことは創造に難しくありません。その過酷な中での『美味しいものを食べた時の笑顔』に泣けてきます。 敵地で食料を必死で運び出す兵士たち チャーハンで友情を繋いだ日本人捕虜 死ぬ前に一度でいいから食べたかったパイナップル 読む前にティッシュをご用意くださいね。 できれば箱で。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
子どもにとって、最も大切なもの | ||
|
||
「もしもママが死んでしまったら」ではなく「ママが死んでしまった!」というお話。 最初は、子どもにとって母親と言うのは特別な存在なので、あまりにも酷な話しではないかと思いました。 でも「大切なモノを失うというのはどんな気持ちなのか」を考える良いきっかけになることをこの絵本は教えてくれるのだと思います。 子どもにとっても、親にとっても、当たり前にある『かけがえのないもの』に感謝する心。 ユーモアも交えながら本書は教えてくれるのだと思います。 巻末に『ママ宛』『子ども宛』メッセージを書き込めるページがあります。 個々のメッセージを入れてプレゼントするとより、気持ちもこもった贈り物になること間違いなしです。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
いとしのムーコをさらに緩くしたら | ||
|
||
「いとしのムーコ」のみずしな孝之さんが贈るセリフなしの4コマ漫画。 セリフはもちろん、擬音や文字も一切ありません。 その徹底さからか、時にはくだらなさすぎるお話もスパイスとなってジワジワと面白さが増幅していきます。 ムーコファンはもちろん、みずしな孝之作品が初めての方も、おじいちゃんからお孫さんまで、万人の方にオススメです。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
泣ける!グルメ漫画。 | ||
|
||
グルメ漫画で泣いたのは初めて。 作者の魚乃目三太さんの素朴で優しい絵と心あたたまるストーリー。 泣けます。 基本、セリフがありません。 ありませんが、そのイラスト、コマ割りで「こんなこと言ってんだろうなと思わせ想像力を膨らませながら読み進めた先に出てくる「料理」。 これがなんとも旨そうでたまりません。 一コマ一コマに細かいストーリー設定を配した仕掛けもまた秀逸です。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
なぎら健壱さんのユルさ、再現度100% | ||
|
||
「バチ当たりの昼間酒」 まさにその通りなんですが、なぎら健壱さんだからしょうがない。 働くお父さんなら誰もが憧れる世界ではないでしょうか。 そんななぎらさんのユルさをとてもうまく表現されているのが漫画家の魚乃目三太さん。 「しあわせゴハン」や「戦争めし」といった「泣けるグルメ漫画」で人気急上昇ですが、彼の人情味あふれる画風はなぎら健壱さんにピッタリ。 この本を読みながら一杯、これも良しです。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
江戸時代の美味いものが楽しめる | ||
|
||
江戸時代と現代をタイムスリップしながら美味いものを作り出し料理人物語。 現代人が江戸時代にタイムスリップし、カルチャーギャップに戸惑いながらも新たな料理を生み出す創作力が面白い。また、現在では廃れた江戸の料理法や風習なども非常に興味深く物語に深みをだしている。 江戸時代の料理が基準となるので紹介されているレシピも家庭で再現しやすいのもいいですね。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
蕎麦を取り巻いての江戸人情物語 | ||
|
||
一話完結のスタイルで途中の巻から読み始め、とても好きな作品でしたので、あらためて第一巻から読み始めてみました。 とはいえ、特段どの巻から読み始めてもストーリーに入り込め十分楽しめるお話なので、やはりどの巻から読み始めてもオススメです。あえて私のように、第一巻を後から読み始めると、各登場人物たちとの馴れ初めを知ることができ、ちょっと嬉しくなります。 蕎麦のウンチク云々よりも蕎麦屋の親父さんの男気と人情が読んでいてとても心温まる漫画です。 (2016年05月04日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
東京に行ったら絶対に食べてみたい | ||
|
||
東京の食の名店を食べあるき、さらにそのレシピを再現してしまうというエッセイ風グルメ漫画。 主人公夫婦が夫49歳、妻38歳との設定なのでそこそこ大人のかたでも十分に共感できるグルメ内容。 毎日そんな外食ばかりはできませんが「名店のレシピを自宅で再現」すれば家計にも優しいですし、旦那さんが腕をふるえば奥さんも喜びます。 なかなか東京に行けない地方在住者の私でも、名店の味をこのレシピで再現できる?かも。 (2016年05月02日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
朝食やお弁当の強い味方!つくりおきがいっぱい | ||
|
||
最近お弁当を自分で用意するようになり、冷凍物ばかりも何だなと思っていた矢先に手にとって見た。 まさに「これこれ!」と言ってしまうほど今の私に役立つ本。 切り干し大根やナムルなんて簡単そうだけど、意外と作り方を知らないもので、さらに同じ食材から複数の「つくおき」も作れるとはありがたい。お惣菜もスーパーで買ってばかりだとその金額もばかにならないですしね。 材料費や調理時間が記載されているのはうれしいが、さらにカロリーや糖質量まで載せてくれるとさらに良かったのだが。 (2016年05月02日) |
||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
登山女子xグルメ漫画 たまにはアウトドア系も良し! | ||
|
||
「山ガール」と言ったらダメ。「単独登山女子」によるアウトドアグルメ漫画である。最近はグルメコミックもかなりの数が出版されるようになり、当店でもコーナーを組むほどその量と人気は熱くなっている。日常とかけ離れた場所での食事は確かに格別であろうし、「ぜひ私も、、、」と簡単にはいかないが、だからこそ本作に惹かれるものがあったのかもしれない。山頂でビール。いいなあ。 (2016年05月02日) | ||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
わかりやすい遠野物語 | ||
|
||
だいぶ前に柳田国男の遠野物語を文庫で読んだことがあるが、正直読みづらく難解なイメージしか残っていなかった(当然話の内容も覚えていない)。本書はマンガという手法をとっていることもあり非常にわかりやすい。しかも描いているのはゲゲゲの水木しげる。これ以上はない組み合わせです。それぞれの物語に水木氏なりの解説もついており、前に読んだことがある人にも楽しめる、まさに妖怪絵巻が完成。 (2010年08月14日) | ||
![]() |
|
|
商品詳細画面へ | ||
![]() |
||
ふるさとの懐かしき思い出がよみがえる | ||
|
||
北福岡駅に降りたったひとりの新米おまわりさんの物語。50年前の二戸の様子を愛情たっぷりに綴った感動作。二戸を離れた友人たちにぜひとも贈ってあげたい1冊。 (2010年08月14日) | ||
![]() |
1 2 |
掲載レビュー全39件 |
このページのトップへ |