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ブックス・キューブリックのレビュー

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掲載レビュー全384件
 
孤独の愉しみ方 森の生活者ソローの叡智
智恵の贈り物
ヘンリー・ディヴィッド・ソロー/著 服部千佳子/訳
イースト・プレス
税込価格  1,430円
 
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自給自足の生活をしながら遺した思索家の言葉
おすすめ度:
作家・思想家として、また「森の生活者」としても知られるヘンリー・ディヴィッド・ソローの思想をまとめた名言集です。著書『森の生活』『市民の反抗』などから引用し、編集・再構成され、右ページに名言、左ページにその解説が添えられています。自分を見つめるには孤独こそが最良の友だというソローの言葉は、いくつも心に残るものがあり、教わるところも多く、原発事故があった今日ではなおさら共感できるところがたくさんありました。 (2014年04月03日)
エプロンメモ よりぬき集
暮しの手帖編集部/著
暮しの手帖社
税込価格  1,540円
 
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昔ながらの暮らしの知恵640メモ。
おすすめ度:
1954年9月発行の「暮しの手帖」一世紀25号から現在まで約60年続いている連載をまとめた単行本「エプロンメモ」。その中から、今でも役に立つ昔ながらの暮らしの知恵がよりぬかれ、ベスト版となりました。 早春・春・初夏・夏・秋・冬。6つの季節の章でくぎられたひとつひとつのメモは、祖母や母の世代から続く、日々の暮らしの中の、少しのヒントや知恵。1日のはじまりや、ふとした時、ぱっと開いたページのメモをひとつ読むのも良いかもしれません。 (2014年04月03日)
パンラボ
池田浩明/著 渡邉政子/監修
白夜書房
税込価格  1,100円
 
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パンで自由研究したかった
おすすめ度:
パンの魅力に目覚めて以来、ただパンを食べるだけでは飽き足らず、「あの店」のだの、食感だの、切り方だの、焼き方だの、たたずまいだの・・・とパンに対する要求があれこれ出てきてしまい、そんな自分を自分自身でちょっとめんどくさいヤツ・・と思っていました。しかし!この本を読むと、パンを食べることだって立派な研究になるんだ!と勇気?が出ます。著者はパンの研究所(!)パンラボ主催の池田浩明さん。パンそのものの存在が好きな方にぜひおすすめしたい1冊です。 (2014年04月03日)
異性
角田光代/著 穂村弘/著
河出書房新社
税込価格  1,540円
 
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人気作家おふたりによる、必読の恋愛考察です
おすすめ度:
恋愛、男女に関するさまざまな難問?(「内面か外見か」、「別れた人には不幸になってほしいか」等々)について、角田さん、穂村さんの率直で、深ーい言葉が綴られていく、男女間の問題に悩むみなさま、必読の1冊が登場しました。 たとえば第1章のテーマ、「『好き』というハードル」。女に「私のこと好き?」と聞かれて「好きだよ」と即答してくれる男の人なんて、ほんっと希少ですよね。それは一体なぜなのか?この章を読んでちょっと分かりました。 (2014年04月03日)
TooLs REAL STUFF for FUTURE CLASSICS 2012 USERS GUIDE BOOK
includes 365 ITEMS
HUZINE HZ-002
HUgE編集部/編
講談社
税込価格  1,676円
 
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道具の本、再び。
おすすめ度:
毎号目を惹く気になる雑誌『HUgE(ヒュージ)』。「雑誌に収まりきらないアイデアを集約し、HUGEのアティチュードを体現する。」「スピードに左右される情報ではなく、時代が求めるメッセージを、ローカルに紙に載せて発信する。」そんな思いのあるブックレーベル"HUZINE"からの待望の第2弾『TOOLS 2012』 が発売されました。リスト化され収録された衣食住を創造する道具全365点は、4つのコンテンツにわかれ、紹介されています。ひとつひとつの道具へのコメントから、ガイドブックのポリシーである「読者並びに私たちを含めた他者をつないでくれる素晴らしい道具をリスペクトすること。」という思いが伝わります。福岡からも気になる道具のいくつかが紹介されています。 自分の身の回りの道具について、あらためて考える1冊です (2014年04月03日)
ピュリツァー賞受賞写真全記録
NATIONAL GEOGRAPHIC
ハル・ビュエル/著 河野純治/訳
日経ナショナルジオグラフィック社
税込価格  4,180円
 
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フォトジャーナリズムを牽引してきた賞の全記録
おすすめ度:
アメリカで最も権威ある賞のひとつ、ピュリツァー賞。1942年から2011年までの70年間の受賞写真を編年で紹介、撮影時の状況や写真への反響、写真家自身の証言、撮影機材などのデータ、そして同時代の出来事まで掲載されています。 この70年間におきた世界中の戦争、紛争、自然災害など写される側も写す側も限界の状況で撮られた写真は現代史の資料としてはもちろんですが、衝撃とともに胸打たれます。 (2014年04月03日)
わたしの小さな古本屋 倉敷「蟲文庫」に流れるやさしい時間
田中美穂/著
洋泉社
税込価格  1,540円
 
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とっても有名な古本屋さんのお話
おすすめ度:
雑誌「クウネル」の初期のモノに田中さんの「蟲文庫」が掲載されていました。若い女性一人で古本屋って、趣味の延長かしら・・・?優雅でうらやましいなぁ、と思い読んでいました。が、この倉敷にある小さな古本屋さんをはじめて18年!(初期の頃はアルバイトもされながら生計を立てているとは!!)儲けの少ない書店業界、これってスゴイ事です。古本業界のアイドル的存在になっている田中さんがどのようにお店をはじめてどのように続けてこられたのかが優しい語りで書かれています。コケとカメとネコと本を愛する田中さんのお店に、本を読んでますますお伺いしたくなりました。 (2014年04月03日)
写真の読み方 初期から現代までの世界の大写真家67人
イアン・ジェフリー/著 伊藤俊治/監修 内藤憲吾/訳
創元社
税込価格  4,180円
 
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おすすめ度:
アンリ・カルティエ=ブレッソン、ロバート・キャパをはじめ、東松照明、中平卓馬、森山大道など、写真の黎明期から現代まで、日本を代表する写真家を含む世界の代表的な写真家67人を紹介。一枚の写真の中には、複雑に絡まり合って重層化した意味や価値を発見することができます。一枚の昔の写真は、一本の映画のように物語を感じます。 (2014年04月03日)
困ってるひと
ポプラ文庫 お9-1
大野更紗/〔著〕
ポプラ社
税込価格  704円
 
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とにかく読んでほしい。
おすすめ度:
とは、本書の帯についていることばですが、まさにそんな1冊です。著者の大野更紗さんのことを糸井重里さんなどのツイートで知った方も昨今は多いのではないでしょうか。かく言う私もツイッターで知り、彼女のブログをずっと読んでいました。著者はミャンマーの難民問題に取り組む東京の大学院生。しかしある日突然免疫疾患系の難病を発症してしまいます。自身の壮絶な闘病を彼女はきちんとした距離をもって文章に表し、持ち前の聡明さとユーモアで、現在の医療制度や社会福祉制度についてじゃんじゃん言及していきます。個人的に胸が締め付けられたのは、靴下を履くのにも一苦労するほど体の自由がきかない彼女が、お出かけのためにタイツをはく一連のエピソード。いやあほんと、とにかく読んでみてください。
(2014年02月10日)
困ってるひと
大野更紗/著
ポプラ社
税込価格  1,540円
 
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とにかく読んでほしい。
おすすめ度:
とは、本書の帯についていることばですが、まさにそんな1冊です。著者の大野更紗さんのことを糸井重里さんなどのツイートで知った方も昨今は多いのではないでしょうか。かく言う私もツイッターで知り、彼女のブログをずっと読んでいました。著者はミャンマーの難民問題に取り組む東京の大学院生。しかしある日突然免疫疾患系の難病を発症してしまいます。自身の壮絶な闘病を彼女はきちんとした距離をもって文章に表し、持ち前の聡明さとユーモアで、現在の医療制度や社会福祉制度についてじゃんじゃん言及していきます。個人的に胸が締め付けられたのは、靴下を履くのにも一苦労するほど体の自由がきかない彼女が、お出かけのためにタイツをはく一連のエピソード。いやあほんと、とにかく読んでみてください。 (2014年03月31日)
ちづる 娘と私の「幸せ」な人生
赤崎久美/著
新評論
税込価格  1,980円
 
メーカーより取寄せ
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おすすめ度:
自閉症である妹とその家族を監督自らが撮ったドキュメンタリー映画「ちづる」がいま話題を集めています。本書は、映画の主人公とも言うべき「ちづる」さんと監督おふたりのお母様である、赤崎久美さんによる手記です。学生時代、福祉施設での職業体験を僅かですが経験し、自閉症を持った方々と接する機会がありましたが、彼らの日常生活、一緒に暮らす家族についての思いまでは伺い知ることはできなかったので、衝撃を受けつつも興味深く拝読しました。 (2014年03月31日)
めがねを買いに
藤裕美/著
WAVE出版
税込価格  1,760円
 
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ありそうでなかなか無いです
おすすめ度:
日本初の眼鏡スタイリストの籐裕美さんによる眼鏡選びの画期的how to 本です。眼鏡の選び方はもちろん、付き合い方、老眼について、アート作品のような眼鏡の紹介まで網羅してます。装丁や写真もおしゃれで美しい! (2014年03月31日)
計画と無計画のあいだ 「自由が丘のほがらかな出版社」の話
三島邦弘/著
河出書房新社
税込価格  1,650円
 
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読み始めたら止まらない!ミシマ社社長の起業ストーリー
おすすめ度:
内田樹さんの「街場の教育論」や益田ミリさんの「はやくはやくっていわないで」、最近では西村佳哲さんの「いま、地方で生きるということ」がヒット中のミシマ社。そのミシマ社の社長・三島邦弘さんが本を書かれました。会社立ち上げから今日に至るまでの三島さんの熱い熱い思いが詰まっています。三島さんが自分の言葉で語っている感じがとてもよく、読んでいると自然とこちらも熱い気持ちがこみ上げてきます!!何度も読みたい本となりました。ミシマ社さんといえば、社員さんの手書きポップや楽しいHP、ユニークなイベントなどなど、いつも私たちを楽しませてくれる印象がありましたが、こちらを読むと納得です。 (2014年03月31日)
花森安治の仕事
酒井寛/著
暮しの手帖社
税込価格  1,540円
 
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花森安治という人を知っていますか?
おすすめ度:
今は雑誌「暮しの手帖」は松浦弥太郎が編集長をされていますが、初代編集長が花森安治です!戦後まもない1948年に「暮しの手帖」を創刊してから亡くなるまでの30年間自分で取材し、写真も撮り、原稿を書き、レイアウトもカットも表紙も手がけていました。これってものすごいことですよね。「暮しの手帖」といえば、のあのイラストは花森さんの手によるものです。花森安治生誕100年記念として、日本エッセイスト・クラブ賞受賞をしたこの本が復刊されました。この機会にお手にとってください。 (2014年03月31日)
カルピス社員のとっておきレシピ 69 RECIPES
カルピス株式会社/監修
池田書店
税込価格  847円
 
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天津飯にもカルピス??
おすすめ度:
まさに「気になる」1冊だったのです。レシピと銘打つからには料理に...?と少しこわごわ手にとったのですが、なるほど甘酢的な要素が必要な料理にはカルピス、きっといい仕事をするんだろうなあ!と納得の、おいしそうな料理の写真たちが続きます。チキン南蛮のタルタル、スペアリブの漬込みダレ、ピクルス、酢飯...。社員のみなさんのコメントからもカルピスへの愛が伝わってきます。ちなみに巻末には歴代の容器のパッケージの紹介も。紙パック型が普及して久しい昨今、「やっぱりカルピスは茶色のビンだよ」など言っていると、年齢がばれてしまうことも分かりました。 (2014年03月31日)
いま、地方で生きるということ
西村佳哲/著
ミシマ社
税込価格  1,870円
 
メーカーより取寄せ
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おすすめ度:
『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』などの著者である働き方研究家の西村さんが東北・九州に足を運び、10人+1人(ミシマ社の三島さん)への地震後の取材により「どこで働く?」「どこで生きる?」という問いを考えてゆく一冊です。 (2014年03月31日)
炭鉱(ヤマ)に生きる 地の底の人生記録 画文集 新装版
山本作兵衛/著
講談社
税込価格  1,870円
 
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福岡が生んだ日本初の「世界記憶遺産」です
おすすめ度:
小笠原諸島や平泉と並んで今春ユネスコの世界遺産に登録された元炭鉱夫・山本作兵衛さんの画文集、新装版で再出版されました。丁寧に、緻密に描かれたヤマの暮らしや仕事ぶり。絵日記のように鮮明で、山本さんご自身の記憶を頼りに閉山後描かれたものだということが信じられないくらいです。過酷な労働状況も、休日の娯楽も、キツネに化かされた話も、すべて変わらない筆致で描いてある、本当に本当に貴重な記録だと感じました。 (2014年03月31日)
すぐそこのたからもの
よしもとばなな/著
文化学園文化出版局
税込価格  1,430円
 
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じんわり、効いてきます
おすすめ度:
著者が幼い息子との何気ない日常を、丁寧に綴ったエッセイです。「自分の子どもの話か・・」なんてナナメにみていた自分が恥ずかしいです。自分がまだ幼かったずっと昔の頃の気持ちを思い出して懐かしく、大人になってからのあれこれを思い出して切なく・・。過ぎていく毎日のすばらしさと愛おしさに気付かせてくれる素敵な一冊です。装丁もとても素敵です。 (2014年03月31日)
ふかいことをおもしろく 創作の原点
100年インタビュー
井上ひさし/著
PHP研究所
税込価格  1,210円
 
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おもしろさという言葉のふかさ
おすすめ度:
作家・劇作家として知られた井上ひさし、彼に少し近づける一冊。どのようにして育ち、生きてきたかに触れることで、彼の言葉がすっと染み込んできます。インタビューの答えの端々に見え隠れするユーモア、伝えたいこと・・・井上ひさしを知らなくても、彼の人となりが浮かんでくるようです。肩にチカラが入ってる気がする(特に、若い世代の)人におすすめしたいです。 (2014年03月31日)
藤田嗣治本のしごと
集英社新書 ヴィジュアル版 024V
林洋子/著
集英社
税込価格  1,320円
 
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フジタ、魅惑の本の世界
おすすめ度:
代名詞ともいえる、印象的な「乳白色の肌」で知られ、19世紀のエコール・ド・パリにおいてその名を馳せた藤田嗣治。彼が制作に関った、挿絵や雑誌の表紙等「本のしごと」約90点をフルカラーで紹介した興味深い一冊です。フジタの生涯に沿って、丁寧に作品が紹介されているのでフジタファンならずとも楽しめます。 (2014年03月31日)

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