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都城金海堂のレビュー |
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掲載レビュー全288件 |
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最短期間で成績を上げる方法があった。 | ||
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ノートの取り方のところで、子どもがノートを節約して使っているというお話は 気になりました。 まさか、そんなところで気を使っているとは……。 子どもの成績を気にかけている親にしてみれば、わずか100円のノートを一生 懸命勉強して、また買ってと言われたぐらいで怒ったりはしないと思います。 ノート代は高が知れているので、どんどん使ってもいいということを、子どもに 言ってあげるといいそうですよ。 子どもの指導をしていた著者が、直接聞いた子どもの本音だから確かな情報ばか りです。 学習法を知ることは、子どもにとっては、実力をよりアップさせることができて、 とてもプラスになることだと思います。 実力はあるはずなのに、成績が伸びないという子に、この方法を教えてあげられ たら、力が発揮できて成績アップも期待できそうです。 子どもを指導する立場の方、保護者、また子ども本人にも、ぜひ読んでいただき たい1冊です。 (2006年12月06日) | ||
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成功へのこだわりを捨てたときに、穏やかな幸せが訪れます | ||
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お金持ちの人たちは、さらに富を求めているのでいつも落ち着かないし、貧乏な 人たちは、その苦しみから抜け出す方法が見つからずに心がさまよっている人た ちなのです。 一番いいのは、落ち着き払っていて、富んでいても貧しくても心が平穏な人です。 このような状態になるためには、どうすればいいのか……著書を読んでいくうち につかめてきます。 人と競争したり、欲望を持つことに対して、もう少し人々が敏感になり、そんな 感情や、自分を苦しめているものの正体がつかめたら幸せまであと一歩です。 「成功者という幻想」から抜け出して、真の幸せも伴う成功をめざせるといいで すね。 自我を捨てる……言葉にすると簡単なように思えますが、そんなに簡単に捨てら れるものではないように思えます。 この本で、欲望から開放されて不安がなくなり、成功にこだわらない生き方 がわかるようになるといいですね。 (2006年12月05日) | ||
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世界に通用するビジネスパーソンになるための即戦力を! | ||
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ディスカッション能力を養うためには、家庭の中の会話によって、話す力をつけ ていくことから始めるといいそうです。 家族の夕食の時間がバラバラだったり、一緒に食事をしてもテレビの前だと、結 局はテレビの話題ばかりで、深い会話にはほど遠くなってしまいます。 最後の章は「人生設計」がテーマで、なかなか興味深かったです。 「家を買わない」選択をした方が、もっと自由に人生設計ができるのではないか という著者の考えは、的を射るものだと感じました。 家計に関して今までわりに無頓着だった人も、著書を読んだら新しい人生設計を する機会が得られると思います。 「下剋上の時代を生き抜く」というサブタイトルにはドキッとしましたが、もう マンガ本ばかりを読むのは卒業して、もう少し向上心や緊張感を持って日々暮ら していきたいものです。 (2006年12月01日) | ||
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つらいとき我慢しすぎないで!逃げることもできるのです | ||
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著者には試験に合格するために運動もせずに勉強に没頭した時期があって、それ がきっかけで、かなり太ったことがあるそうで、せっかくできた彼女ともうまく いかなくなり、そのときはすっかり自信をなくしてネガティブな気持に支配され たそうです。 その気持を、日本にきてからも引きずっていたのですが、悩むのをやめたときに 体重も気にならなくなったというのですから不思議ですよね。 著者は50歳でリタイアして、第2の人生を送る……という考え方を提案してい ます。 いま現在、会社員としてあまり幸せな毎日じゃなくても、35歳の人だったとし たら50歳まではあと15年です。 目標をキチッと決めて、いまを頑張れば、つらさも減るのかもしれませんね。 やりたいことを早めに考えて、それに向かって頑張る15年間となると、ただや みくもにつらさに耐える日々とは、比べ物にならないくらいラクな生き方になる のかもしれません。 つらさからの上手な逃げ方をマスターすることができたら、いいですよね。 この本から、我慢しない生き方や、つらいことからは上手に逃げる方法を勉 強してみてください。 (2006年11月29日) | ||
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なぜ上司は、部下の話をキチンと聞けないのだろうか? | ||
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著者の斎藤潔氏は長年、印刷会社の中枢の経営企画室、内部監査室で働いてこら れたのですが、会社員時代はどうしても、人間関係がうまくいかず、特に会社が 合併したときに慕っていた社長が会長になり、自分とは合わないと思う人が社長 に就任してからは、ずいぶん悩んだそうです。 それがきっかけでコーチングと出逢うことになるのですが、コーチングの勉強を はじめてからは人生も開けてきて、会社の中でもコミュニケーション力がアップ して、ずいぶん変化をしていったそうです。 その結果、資格も取ってコーチングを教える仕事に魅力を感じて独立するまでに 至るのですが、ちょっとしたきっかけから人の生き方まで変わることがあるとい うところが共感できて、著書を読んでいると勇気がわいてきます。 (2006年11月28日) | ||
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戦略的企業経営は、勝つシナリオを書くことから…… | ||
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成功者はネガティブに思っていること感じていることをポジティブにパラ ダイムシフトできる人なんだそうです。 否定的なパラダイムシフトから抜けられない人は、できない言い訳をして、自分 を納得させるのだそうです。 「時間がない」「始めるのには年齢的に遅すぎる」「不景気だから仕方ない」な ど、こんな言い訳をしていませんか? 逆に言い訳をしない人の方が、成功する人ということなのかもしれませんね。 著書は続編の、第二部「実務・マネジメント」編、第三部「営業・マーケティン グ」編へと続きます。 今日の1冊の、第一部「理念経営」編では、成功する自分をイメージして、確実 に成功をするために、キチッと抑えておきたいことが、まとめられています。 起業を思い立ったときは、この本から、勝つシナリオをつくってみてくださ い。 (2006年11月22日) | ||
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最初は優秀ではなくても大丈夫。成功の基礎から学んでみる | ||
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昔は中途半端だったと、ご自分のことを思っている著者からお届けする「成功の 基礎のキソ」は、とてもシンプルで少し心がけをかえるだけで、会社がどんどん 発展する方法です。 電話はワンコールで取る、事務所内の掃除は徹底して行い、店のドアをよく磨い ておく、お客様の立場に立って旅行プランを提案する……のような、ごく基本的 なことを着々とこなしていくことが大事のようです。 会社には経営のプロとかコーチングの指導者がいた訳ではないのですが、簡単な ことをやり続けているうちに、みんなの意識が変わって成長していったそうです。 言葉にすると簡単かもしれませんが、基本的なことを1週間続けることはできて も、じゃあ1ヶ月、半年、1年続けられる人は……というと、できる人は少なく なっていくのではないでしょうか? 「何のために働くか」ということを、もう一度じっくり考えるのもいいですね。 この本は、テクニックより前に、心の向かう側を再確認する意味で、導いて くれる本です。 (2006年11月21日) | ||
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親から心の傷を受けた子どもは、どうやって克服していくのか? | ||
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子どもは親から歪んだ接し方をされ続けていると、そのまた子どもにまで同じよ うに歪んでいて間違った態度を押し付けてしまいがちです。 最近では、虐待されている子どもの数が急激に増えるなど、親から子どもへの暴 力や子どもの家庭内暴力、また不登校の生徒など、社会問題として取り上げられ る機会が増えてきています。 子どもがおかしいと言う前に、大人はいままで何をしてきたのか、どんな風に子 どもと接してきたのか、真剣に考える必要があると、この本を読んで強く感 じました。 家庭も学校も、最初は大人たちが作り上げてきたものです。 子どもの様子がおかしいときに、すぐに対処できる大人たちばかりだったら、い まのように親子の問題がここまで取り上げられることは、なかったのかもしれま せん。 また、子どもの頃の嫌な記憶を引きずっていて、そのせいで今も毎日をうまく生 きられない……と息苦しく感じることがあるのなら、著書を読んで自分の心を見 つめて、心が晴れない原因を親子の関係から突き止めてみてもいいと思います。 (2006年11月18日) | ||
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経営者たちの実力と品格を、経済ジャーナリストが評価する | ||
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この本を読んでいて感じたのは創業者のときは順調でも、後継者を誰にするかを 考えないといけないときに、ひと波乱あることです。 社長や会長ご本人は決断力があって、どんどん会社を引っ張っていけても、この 後継者選びが遅くなると、後々困ったことになっているようです。 昔に比べると、企業の買収、M&Aがめまぐるしく行われるようになり、健全な 形ならいいのですが、不自然な形のM&Aがあると、日本経済界全体に歪みが生 じる心配もあるかもしれません。 世界からも注目を集めている、これからの日本の企業はどうなっていくのか? いい意味でも悪い意味でもアメリカの経営スタイルと似てきた日本企業が進むべ き方向とは……。 そんなことに思いをめぐらしながら、経営者の気持になって著書を読んでみては いかがでしょうか? この1冊を読むだけで、最近起こった経済界での事件も一通り網羅できるところ もいいですね。 (2006年11月16日) | ||
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戦略的な発声法を身につけて、仕事でチャンスをつかむには? | ||
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タイトルのように声で仕事の9割が決まってしまうのならどうでしょうか? どんなに内容的に良いお話でも、相手に伝わるような声と話し方をしないと、う まくいかないと著者はいいます。 それで、実際にどんな話し方が理想的なのかを、著書では具体的な発声方法など を中心にレクチャーしてくれます。 心を声にのせられるようになったら、次はタイミングよく話の流れを持っていく 練習をするといいようです。 喋り方をグー、チョキ、パーで表現しているところが面白いですね。 開いた声のパーの声、閉じた声のグーの声、尖った声のチョキの声を場面によっ て使い分けると効果的なんだそうです。 著者の谷川須佐雄氏は戦略発声法研究所を創立して、ヴォイス・アナリスト、交 渉コンサルタントとしても活動されています。 図解式で読みやすいのも著書の特徴です。 項目を一つずつ、ゆっくり勉強してみてもいいですね。 「声」の力があれば、自信を持って営業をして、目標達成や夢実現もできそうで すよ。 (2006年11月13日) | ||
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時代は変わってもビジネスに必要なのは、誠実で公平な態度 | ||
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ハンツマン氏は、ビジネスで成功した後に、様々な場所で多額の寄付をしてきま した。 困っている人や、困っている地域のために寄付をしたり手助けをすることは、人 生のこの上ない喜びだというのです。 著者が子どもの頃、周囲の人に助けられて、上の学校で学ぶことができたおかげ で、現在はビジネスで成功を収めることができました。 そのときのご恩は、そのときお世話になった人たちではなく、後に続く人たちに 返しているということでした。 たくさんの奨学金を用意したり、病院施設にも寄付をしたり、建物の建設もして いるのです。 成功して名を残すビジネスマンは多くいますが、慈善事業にここまで本気に取り 組める人物は、なかなかいないと思います。 彼のやり方は、いまの儲け主義のビジネスマンから見ると、古風に見えるかもし れませんが、誠実にビジネスをして堂々と成功できるということを示した、真の ビジネスマンだということが、この本からよくわかります。 (2006年11月10日) | ||
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論理力を磨くためには、ここを抑えておくと大丈夫です! | ||
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論理的な考え方を身につけて文章を書くためには、前提と結論が正しくつながる ために何が必要なのかを考えてみるといいそうです。 相手が納得するような理屈を述べる必要があって、もし相手が納得しないときは、 別の角度から理屈を述べ直すか、別の理屈を述べるといいそうですよ。 論理的になるためには、特殊な頭脳はいらないそうですが、そのかわりに知らな ければならないことを知ることが大切で、著書にはその必要なことのすべてが、 書かれているようです。 誰にでもある程度は論理的になる素質は持っているそうですが、もし論理的超人 レベルを目指す人は、ぜひこの本を手にとってみてください。 この本はわりとコンパクトサイズで、小さな辞書のように持ち歩きやすいので、 カバンにしのばせておいてもいいですね。 仕事の休み時間にでも論理力の問題を解いて、ちょっと頭の体操をしてみてくだ さい。 (2006年11月09日) | ||
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いままで捨て切れなかったものを、捨ててみると…… | ||
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そもそも、人はどうして、そんなにモノやお金に執着するのでしょうか? よく考えてみると、天国へは自分の家も財産も何もかも、持って行くことは出来 ないというのに、周囲を見渡せばこだわりを捨てきれない人ばかりです。 捨てるということに、なにやら罪悪感を感じる人もいるのかもしれませんが、も しも、いままで持っているものにこだわり過ぎたら、新しいチャンスが入る余地 までなくなるかもしれません。 それにしても、著書の中で捨てましょうと勧めているのは、守ろうとしている地 位、家族や子ども、マイホーム、自分の性格まで多岐にわたっています。 こんなに捨ててしまって大丈夫なのか……と心配になるぐらいです。 よく読んでみると「捨てる」というのは、何もかも本当に捨て去ることではなく、 こだわりを捨てて、新しい角度から物事を見てみたらどうかということを著者は 提案しているような気がしてきました。 人は思い込みによって、ずいぶん苦しんでいるようです。 「眠れないなら、眠ることを捨てる」 と、著者からあっさり言われると、なるほどそうかもしれないと思います。 眠れないと悩む人も多いのですが、人は体が眠りを必要としたら、どうがんばっ ても眠ってしまうということを普段は忘れているのかもしれませんね。 本書から、自分の身の回りの習慣などを見つめなおすと、同じ環境にいな がらも、まったく新しい世界が見えてきそうです。 (2006年11月07日) | ||
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社長になりたい人が、社長になる。35歳で頂点をめざす! | ||
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会社に勤める人生を選んだら、たとえ出世をするにしても、自分にとって理想の ポジションにつきたいと考えても、会社の方針があって、ある程度は運命にゆだ ねられている点があるかと思いますが、たけうちグループの場合は、自分の将来 や会社の未来は自分たちの力で切り開くことができるのです。 最近ではパートで入った女性が5年後には分社された会社の社長に就任したとい うケースもあるそうです。 出る杭は打つのではなく、出てくる人たちには、どんどん活躍してもらうという やり方は、社員に夢を与え結果的に会社の業績も急激に伸びているのでしょう。 働く人々も、なんとなく勤めているのと目標をもって働いているのとでは、職場 の空気も全然違います。 これからの経営は、トップだけではなく、働いている人たちすべてが、経営理念 を持って、企業の未来へのビジョンを思い描いて働く時代になってきたのかもし れませんね。 確かにどの企業も同じような体制をつくることは、難しいのかもしれませんが、 その経営ノウハウには、学ぶところが大いにあるのではないでしょうか? 良いところは、どんどん取り入れて、これから元気な企業が増えるといいですね。 (2006年11月04日) | ||
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幼児期に本当に必要な「思考力」をじっくり育てるには? | ||
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著書では、長年幼児教育に携わってきた中、子どもが数々の問題を解くときに、 どこでどう間違えやすいかについて実に細かく研究されていて、それは大人も知 らなかったことばかりです。 子どもと一緒に過ごす大人に、このような知識が多少あって、問題意識を持って 子どもと一緒に勉強をしたり過ごしたりができれば、きっと子どもにとっても、 良い影響を与えられるのではないかと感じました。 いずれにしても、幼児にとって必要な学習内容は、実生活での経験が大いに関係 しているということが、著書を読むと良くわかります。 形のあるものを観察する力や、お話の中の人物の動きなどを、論理的に考える力 を身につけるには、普段から大人と会話をしたり、行ったことのない場所へ行っ たりして、その中で体験することが大事なんですね。 様々な体験、経験から記憶に残ったことが、その年齢に本当に必要な知識を身に つけ、能力を磨くことに繋がるようです。 どうしても幼児教育の話題になると、「早期教育」について生じる誤解から、正 しい情報をつかむことが難しいのですが、数多くの幼児を教えて、実際に子ども に行ったテストの答えから分析をした本書は、真の幼児教育に必要なノウ ハウがわかる価値ある内容です。 (2006年11月01日) | ||
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他人の意見に惑わされずに決められる!「決断力」をつけるコツ | ||
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何か大切な決断をしようとすると、決まって反対する人が出てきます。 それも身近な人、家族や親しい友人ということも多いのではないでしょうか? 著者は、反対意見は聞かないようにとアドバイスをしています。 反対する人は、自分も成功していないし、やってもいないことを、自分の大切な 人がやって成功することに抵抗があるというのです。 もちろん失敗したらかわいそうという気持ちも本当にあるのでしょうが、逆に成 功してしまったら、友人やパートナーが自分の行けなかった新しい世界へ足を踏 み入れるようになるのも怖いのです。 そうなると、自分が取り残された気持ちにもなり、寂しいのかもしれませんね。 だからこそ、大事な決断は人に相談せずに思い切って進んでみたらいいそうです。 周囲の人へは後から報告すればOKです。 そんな風に割り切るまでは、少し勇気がいるのかもしれませんが、この本を読ん でいると、自分にもできるような気がしてくるから不思議です。 (2006年11月01日) | ||
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数学的な論理的思考を使って、身近な問題を考えてみると…… | ||
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現在の日本の数学の学習内容に関する様々な問題についても、著書の中のあ らゆる章でふれられています。 「学力低下」が叫ばれている中、日本の学生たちが学ぶ数学の内容が、どんどん 易しくなってきているのだそうです。 諸外国に比べると、ずいぶん遅れをとっているようですが、根本的な問題は何か ということについても、著者は鋭い視線を向け続けているようです。 いまの日本では、計算力のスピードを上げることに重点を置いているようだと、 著者は心配しています。 最近の日本の数学の問題である「結果重視」の解き方では、真の実力がつかない と、著者は考えているようです。 答えだけわかっていても、解き方がわからなかったり、公式を覚えてあてはめる だけのやり方だったら、いざというときに簡単に解き方を忘れてしまうのだそう です。 それにしても、普段は数学からここまで想像力をめぐらして世の中の様々な問題 に目を向ける機会は、なかなかないような気がします。 いままで数学が苦手で、いやな思い出があったり、数学に恨みがある方も、 本書で頭をやわらかくしながら、数学への誤解を解いてくださいね。 数学的な論理的思考は、読む人を新しい世界へと案内してくれますよ。 (2006年10月28日) | ||
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ここを変えれば伸びるように! | ||
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「パレートの法則」を例にしているのですが、実際に大きな契約をしてくれるの は、わずか2割の人たちで、このお客様は、他の一般のお客様の16倍の利益が あるというのですから驚いてしまいます。 そのことに気づいた著者は、この優良顧客の名簿を作成して、定期的に特別なご 案内を出すなどして営業方法を変えただけで、契約もコンスタントにとれるよう になり、しかも1件の売上金額が大きくなっていったのだそうです。 ここまでくれば、もうあくせくと新規開拓にかけ回ることをしなくても、落ち着 いて営業活動をするだけで、売り上げは面白いように伸びていくというのです。 後半は、このターゲットに決めたお客様へのフォローの方法など、具体的なノウ ハウが満載です。 また、足を使って訪問するよりもニュースレターを定期的に発行するなど、訪問 しない営業についても詳しく書かれています。 会ってすぐハガキを書いたり、記念日にお便りするなどの、自社を印象付けるた めの方法にも力がこもっていました。 どうしても、いままでの営業方法では行き詰まりを感じている営業マンの皆さん に、一度読んでいただきたい本です。 (2006年10月26日) | ||
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脳に報酬を与える技術「プライミング」で、イメージ通りの自分に | ||
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成功するためには、ただ頑張るだけではなくて、努力をする前に自分の脳の状態 をベストコンディションにするのを強く意識することが必要なのですね。 同じ努力でも、心の向きを整えてからの方が効果は上がるということが、著書か ら感じ取れました。 本書は、成功するため……のような、前向きなことで実践する分には、適 した内容です。 しかし、いままで明かされなかった極秘の情報も多く、悪用するといけないと著 者は心配しています。 はじめは、どんな内容かとドキドキしながら手に取った次第です。 読んでみて、自己コントロールすることを忘れなければ、とても有益な情報だと 感じました。 著書は、皆さんにとっても知らなかった世界への入り口となることでしょう。 でも、そんなに緊張しなくても大丈夫ですから、肩の力を抜いて読んでみてくだ さいね。 (2006年10月24日) | ||
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どんなことを大切にして、どんなことで叱ってきたのか? | ||
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部下を本気で叱って育てた本田氏も、叱られながらもついていった著者の岩倉氏 をはじめホンダの社員の皆さんも、良い仕事をされているということが、本書から十分に伝わってきます。 それにしても、車をデザインしてそれを商品化することは、こんなに手間がかか るのですね。 作り手が、思考をめぐらし技術を出し切って、やっと実現することなんだと思い ました。 これから車を見る目がすっかり変わりそうです。 車好きの方にも、ぜひ読んでいただきたい本です。 (2006年10月20日) | ||
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