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伊吉書院類家店のレビュー |
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『死刑』について、考えたことはありますか? | ||
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この物語は、ある刑務官が、死刑確定囚の刑を執行する直前のシーンから始まります。 その刑務官と、死刑囚は、親友。 話は遡り、ふたりの出会いの前に戻ります。 刑務所の中ではぐくまれた、ふたりの友情。 『死刑制度』の是非、そこに答えがあるのかどうかもわかりません。 わからないのですが、考える事を放棄してはいけないと、この作品を読んでいると、考えさせられます。 読み進めるうちに、主人公の刑務官の背負った宿命のようなものも明かされていきます。 まだ、ふたりがようやく心を通わせ始めたばかりなので、ここから一体どんなふうに、1巻の冒頭のシーンに繋がっていくのかどきどきが止まりません。 直木賞作家の三浦しをんさんも帯コメントでオススメしています。ぜひ、一読を。 (2007年02月04日) | ||
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