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高井文研堂イズミ店のレビュー |
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掲載レビュー全87件 |
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ジェーンウェイ第4弾☆ | ||
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ジョン・ダニングの名作第4弾☆警察を止め、古書店主となったジェーンウェイが稀少本を中心に起こる事件を、時に無謀な捜査と因縁にも似た執着心で解き明かしていくミステリー。私がこの本の何が好きかって、ジェーンウェイの考えや言い回し、すべてがかっこいい☆読んでる最中はもう口調とか思考は全部ジェーンウェイの真似である。それに古い稀少本に関する知識が増えるのもこの本の醍醐味だ。本が好きだから、このサイトを見ている読者の皆さんなら絶対ハマリます。 (2007年09月19日) | ||
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最高の少年誌Hマンガ☆ | ||
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何気なく少年チャンピオンを読んでいると、このマンガで目が止まった。「……」息を呑むほどの緊張感、その緊張感は決してマンガから来るものではない。それを公衆の場で読んでいる事が誰かにバレてやしないかという緊張感だ。まるで思春期に部屋でこっそりエロ本を読んでいる時に誰かが階段を上がってくる音が聞こえてくる時のようなドキドキ。それがこのマンガにはあった。描写はもう言うまでもなくスゴイ。ただの水が精液に見える。パンチラなんざ日常茶飯事。 だけどストーリーはしっかりある。これは単なるエロマンガではない。一部のオタクにしか受け入れられないようなマンガではない。このマンガは世のヤロウ共の希望なのだ。 (2007年09月19日) | ||
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みうらじゅんの頭ん中☆ | ||
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この本はみうらじゅんの頭の中をちょっとだけ覗ける数奇な本である。「別に覗きたくなんかねぇよ」という人にはオススメしない。まぁ、そんな人はこのレビュー自体見ることもないだろうが。みうらじゅんのボブディラン信仰はみうらじゅんの事を少しは知っている人なら周知の事実である。この本にもそんなディランの言葉がいくつか出てくる。ディランの言葉は深くいつも胸に突き刺さる。そんなディランを教えてくれたみうらじゅんだからこそ、私はこの人の本を読むのかもしれない。「君の立場に立てば君が正しい、僕の立場に立てば僕が正しい」。ディランの好きな言葉のひとつだ。この本を読んで、私はまた少しみうらじゅんが好きになった。 (2007年09月19日) | ||
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ひぐらしのなく頃に 第1話〔上〕 | ||
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――人か、崇りか、偶然か―― 大ヒット同人ゲーム「ひぐらしのなく頃に」が、作者自らの全面改稿を経て、その原点に限りなく近い小説版として講談社BOXに登場! 昭和五十八年。 のどかな雛見沢村に伝わる秘祭・綿流しに潜む決して犯してはならなかった禁忌に触れたとき、転校生・前原圭一の“日常”は“非日常”に一瞬にして染まり、二度とは戻ることはない…。 物語の前半は穏やかな日常で綴られているが、綿流し以降、主人公である圭一の歯車は少しずつ狂っていく。 “何が”原因で。 “誰が”犯人で。 “何故”こんなことになってしまったのか。 この物語は読者を引き離し進行していく。 結末を見届けるのも、目を逸らすのもアナタの自由。 しかしこの世界に踏み入れたアナタは決して逃れられない。 例え、残酷な結末が待っていようとも。 (2007年09月18日) | ||
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カメラ界の異端児君臨☆ | ||
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あなたは梅佳代を知っていますか?TVやなんかで見たことありますか?普通じゃないです、彼女は….会ったこともない人にそんな失礼な事言うもんじゃないと学校の先生に怒られそうだけど、やっぱ変わってる.この「うめめ」はそんな彼女が2006年度 第32回 木村伊兵衛写真賞 受賞した記念碑的な作品.まあ中を見てご覧下さいよ.こんなに「クスっ」と鼻笑いしてしまう写真集があっただろうか?自分の身内の写真ならまだしもこれはれっきとしたプロの写真家が撮った写真集なのだ.独特の観点で鋭いアンテナを立て、いつも首にぶら下げているCANONのEOS-5QDと50mmF1.8のレンズ(フィルムはフジのスペリアビーナス400)でここぞというシャッターチャンスを逃さない.カメラに興味がある人、もうほとんどプロ並みの人、そしてプロは勿論、彼女・彼氏・友達・家族に何か気の利いたプレゼントを贈りたい人、さあ買おう. (2007年09月18日) | ||
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童貞青春小説の決定版☆ | ||
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みうらじゅんを語る時に人は何と語るだろう?「サブカル界のご意見番」「マンガ家」「ただの変態」「永遠のロック少年」…すべて正解なんじゃないだろうか?だってその全てが無いと、この「色即ぜねれいしょん」は生誕しなかっただろうから.文末には、あの銀杏ボーイズの峯田が寄稿している.彼もまたみうらじゅんと同様、この個性を大事にするがゆえに個性を失った現代で、見事に自分をさらけ出していつも何かを見出そうとしている探究者なのだ.内容についてはあえて触れない.この本は、全国の童貞諸君、あるいは元童貞のモテナイ君、あるいはそんな人間を家族に持つ親兄弟、そしてすべてのカワイ子ちゃんに呼んでほしい.そんな性的に恵まれない(恵まれなかった)人間のために、この本はあるのだから. (2007年09月18日) | ||
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マンガ | ||
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鈴木志保が世に出した不朽の名作☆アシカの「煙草」と「コーヒー」を中心に広がる物語☆この作品は一度廃刊となるも、読者の熱烈な支持によって再び蘇った選ばれし作品なのです.ドリフターズを知る年代には特にオススメ.作中には知らないとわからない話が1話あるんです.だからといってただ笑いに走った話ではなく、心情をシンプルな表現で見事に描いた少し切ない話なのです.これを読まずしてマンガを語ることなかれ!!青春・人生・命・出会い・別れ・愛…すべてがこの1冊にあるのだから. (2007年09月18日) | ||
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