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伊吉書院類家店のレビュー |
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掲載レビュー全441件 |
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教室の窓際の一番後ろの席になった時、まじめに授業を受けていましたか?それとも…? この漫画の中でその席に座る関くんは、授業中とは思えないダイナミックな遊びの数々を、机の上だけで繰り広げていくのです!隣の席の横井さんだけがそれを目撃していて、関くんの遊びがいつ先生に見つかってしまうのか、もう、気が気じゃありません。 しかしそのうち横井さんと一緒に、読んでるこちらも関くんのペースに巻きこまれていきます。 ちなみに森繁拓真さんは『海月姫』や『ママはテンパリスト』などで大人気の東村アキコさんの弟さんだそうです。 (2011年07月06日) |
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真夜中に営業しているパン屋さん。そんなちょっと変わったお店を想像してみてください。暗闇の中にあたたかな灯りと、おいしいパンの香り。 そんなお店に自然と集まってくるのは、どこかがちょっとだけ欠けているような人達で、短篇を読み進めるうちに彼らの背景が少しずつ繋がっていく過程がとても良いのです。焼きたてのおいしいパンのように、あたたかくて、やわらかくて、やさしい小説です。 (2011年07月05日) |
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まわりから「大人っぽい」と言われる中2のふたりは、実はみんなに隠れて付き合っていて… 外見から大人っぽいと言われながらも本当はまだまだ幼いカップルの、かわいらしい物語です。 ふたりが学校の中でこっそりとお互いの想いを確認しあう数々のシチュエーションにはニヤニヤさせられっぱなし! 14歳だからできる、14歳のときにしてみたかった恋が、ここにあります。 (2011年07月05日) |
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タイトルのとおり、長きにおよぶつらい不妊治療に向き合って、頑張って頑張って、最後はそして、二人で生きていくことを決断した夫婦の物語です。 「こどもが欲しい」という願いを持ち、病院を変え、治療法を変え、最終的に願いはかなわないのですが、その過程で強くなっていくあきおさんとかよさんの絆に感動させられました。 同じ悩みを抱え治療をなさってらっしゃる方、子供を育ててる方、子供を欲しいと思わない方、生き方はそれぞれあり、きまった正解などなく、幸せの形もそれぞれにあるということに気づかされるコミックエッセイです。 (2011年07月05日) |
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この表紙の男子に惹かれた方、買って絶対損はしません。ぜひ今すぐ読んでください。 こんな目つきの悪い男子が一途にアタックする年上女性のうしろには、彼女の亡くなった旦那さんの幽霊がいて…という、なんとも不思議な三角関係ストーリーです。主人公・葉月くんの、イマドキの草食男子っぽいのに意外と押しが強いところがとても素敵だなと思い、また霊である島尾さんのもどかしい想いにも胸が痛み、そんな島尾さんに見られているとも知らず葉月くんに心が揺らいでいく六花さんもせつなく、この物語の着地点を簡単には想像できません。 今までにいろんな作風で作品を発表されている河内遙さんなので、もし、くせの強いものを最初に読んで苦手だなと思ってらっしゃる方がいたら、これはとても読みやすいと思いますので、ぜひ。 (2011年03月01日) |
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16歳の誕生日、見知らぬ老人にピアスを渡された男子高校生・つばめ。そしてその日そのピアスが耳に突き刺さると、なんと宝石の精霊が見えるようになってしまい…という、ファンタジーなお話です。絵もきれい目でファンタジーということで、そういった世界観が苦手な方には一見ハードルが高めですが、意外とコメディテイストでとても読みやすかったです。雰囲気もゆるい感じで、かわいらしい精霊たちに癒されます。 (2011年03月01日) | ||
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これまでは少女マンガの場で活躍されていらした羅川真里茂さんの初の少年漫画です。題材はなんと『津軽三味線』。雪という少年が三味線を通して人と繋がっていく、青春ストーリーです。迫力のある画面で、三味線の激しい音が今にも聞こえてきそうな気がします。マンガ大賞2011にもノミネートされていますよ! (2011年03月01日) | ||
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大人になってからは物語を声に出して読むことはなかなかありませんし、朗読を聴くという機会もそう無いと思いますが、そんな自分でもこのマンガを読んでから、声の持つ魅力に興味を持つようになりました。それをマンガで伝えようとすることも、実際に伝わってくるということも本当にすごいと思います。この迫力、必読です。 (2011年03月01日) | ||
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他人から見たらささいなこと、人が抱える悩みなんてそんなものなのかもしれません。そんな悩みを抱えている人たちがこのマンガにはたくさん出てきます。 そういうひとたちが空回りしたり、気持ちがすれ違ったり、でも最後にはなにかがぴたりとハマるような感じがして、読んでいると自分の悩みも少し軽くなったような気持ちになりました。 (2011年02月28日) |
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BL・青年コミック・少女漫画と幅広い作風でファンの多い中村明日美子さんの最新短編集です。 新宿から神奈川県西部を結ぶ小田急線を舞台に展開されるラブストーリーを集めたこの作品は、普段小田急線を利用している方はもちろん、この路線に乗ったことのない人にまでもその電車や駅の魅力を伝え「この駅に行ってみたい!」と思わせる、明日美子さんの小田急愛にあふれた漫画です。とはいえそこは魅力のひとつであり、やはりきらきらで『少女漫画』的な恋のエピソードの数々に胸をときめかさずにはいられないのです。駅のホームを模した装丁も素敵で、何度も何度も読み返したくなる本ですよ。 (2011年02月01日) |
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ちょっとレトロチックな絵柄で、天然というかなんというか(帯では「阿呆」という形容をされていますが)おかしな姉妹の日常を描いた4コマです。久々に「良い意味で変な漫画出てきた!」という感覚で、数ページ読んであっという間に飲み込まれてしまいました。予想外の方向から飛んでくる笑いの球を時には受け止めたり時にはあえてくらったりしながら、ニヤニヤ読んでしまいます。 (2011年01月18日) | ||
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取り扱い書店が限定されていた小学館『IKKICOMIX rare』シリーズの締めくくりを飾ったのは、IKKIでも連載中の岩岡ヒサエさんのこの短編集です。タイプの違う短編たちが心の深いところをくすぐってくれる、愛あるまんがの詰め合わせ。亡くなったおばあちゃんが孫の笑顔を守るために仮の姿を得てこの世にとどまることになるという『クマと健太の楽しい苦行』が個人的なお気に入りの話です。まるっこい絵柄でやさしい雰囲気が漂う岩岡作品ですが、その絵柄に関する秘話などもエッセイとして収録されています。 (2011年01月17日) | ||
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なんという…おなかの空く漫画なのでしょう!だんな様が単身赴任中の奥様・花の毎日の食卓を覗き見ていると、こっちまでよだれが出てきそうになります。『ズボラ飯』というぐらいですから、出てくるメニューの身近さがまた良いのです。今すぐ試したくなるメニュー満載!花の美味しい顔につられて、読んでいるだけでも幸せになってしまうコミックですが、やっぱり…食べたい!(笑) (2011年01月17日) | ||
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『こどものおもちゃ』世代のりぼん読者として、こんなに素敵な形でまたこどちゃのキャラクター達に会えるなんて思ってもみませんでした。紗南ちゃんも羽山も、想像以上にあの二人のまんま大人になってました。こどちゃファンなら誰が読んでも納得、もちろんHoney Bitterファンの方にも楽しめる内容で、大満足の1冊です!特に単行本描き下ろしの直澄くんのその後のストーリーは必見です! (2011年01月17日) | ||
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放浪(さすらい)の家政婦さんの続編。前巻では凄腕の家政婦、里にスポットが当てられていますが、今回はその里がもたらす素敵な変化が楽しめる巻になっています。見せかけの言葉ではなく、かすかに、確かに伝わる温もりがある。その温もりで得た力が日々を生きる糧となる。人と人とのつながりってこんなにも愛おしくて温かい。優しく傍らに寄り添ってくれる作品です。 (2011年01月16日) | ||
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なにげなく普段口にする食事、身にまとう服、帰る部屋。そのすべてを司る職業、それが家政婦。女性とは思えない高身長に、美人とは言い難い容貌、遠慮ない物言い。その全てを補って余りある魅力溢れた家政婦さん、里が主人公。悔しくなるほどにおいしいごはん、見違えるほどに磨かれた家。その中で紡がれる人と人とのつながり。「家事はすべからく日用の糧」。その言葉が身にしみる、極上の1冊です。 (2011年01月16日) | ||
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古き良き官能小説を愛する小説家の作品に、萌え万歳!なイマドキのアダルト文化を愛する同人作家が挿絵をつけることになりました。さて、一体どうなるの?というお話です。ふたりともお互いの文化に歩み寄ろうとしていくのですが、そのギャップがまさかの現象を引き起こしていく様子が面白いのなんのって! 題材は『官能』ですが、女性の作家さんが描かれていることもあり、ドギツイ表現などはそれほどありませんので、思うよりもさらっと読めると思いますよ。 (2011年01月13日) |
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美人OLと男子中学生がこんな風に恋愛を始めちゃうんだなんて、こんな純愛、現実にはありえないよ!と思いながらも、どこかで本当にこんな愛が育っていて欲しいと願わずにはいられない、極上のほのぼのラブストーリーなのです。 2010年に読んだ本の中で、個人的にもっとも胸がときめいたコミックです。 (2011年01月13日) |
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水谷フーカさんのほのぼのとした魅力は、初の4コマ作品にもピッタリ!いきいきとしたキャラクター達がコミカルに織りなすストーリー的な4コマです。ツボにハマって爆笑するというタイプではなく、読んでいる間中クスクス笑ってしまう、いつもそばにおいておきたくなるような温かさが詰まった一冊です。 (2011年01月13日) | ||
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とある長屋でひとりの老人が亡くなったばかりのある夜、その部屋に引っ越してきた美女・お曜と、お曜の入居に色めき立つ長屋の住人達を描く時代劇コメディです。中島さんの代表作『吉田家のちすじ』のようにひとりの女性の魅力にメロメロな男性たちという図式で描かれています。 まったりと読めるショートなのですが、その中でもどこか謎めいたお曜の正体が徐々に明らかになっていき、最後には「あ、そういうことだったのか」と納得の、ちょっと心温まる結末が待っています。 (2010年11月07日) |
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