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うつのみや上林店のレビュー

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掲載レビュー全62件
 
レスト・イン・ピース 6番目の殺人鬼
角川ホラー文庫 Hゆ3−3
雪富千晶紀/〔著〕
KADOKAWA
税込価格  734円
 
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恐怖と謎をギッチギチに詰め込んだビックリ箱!開けてミル?
おすすめ度:
「ホラーミステリ」と帯に書いてあったので勢いで買ってみました。
中学校の特進クラス17名の内、たった数ヶ月でその半数が死にました。原因が分からず生き残っているメンバーが集まって対策を講じようとしたところでも、また一人が死んでしまいます。
わけのわからない焦りと不安と恐怖が行間からページからあふれ出していて、私もその気持ちが感染したかのように追い立てられ、一気に読んでしまいました。
最初から最後まで戸惑うようなストーリー展開なのですが、かなり最初の方でこのお話はものすごく練り込まれた話なのではと感じたので注意深く読み進めました。それでもラストは驚きました。

ホラー色の強いお話ですが、本格ミステリとして謎解きを楽しめる部分も多く、推理する醍醐味がたくさんありました。とても面白かったです。
2018年に出た本の中で個人的に印象深く残るお話なのではと思いました。 (2018年06月12日)
奇譚ルーム
はやみねかおる/著 しきみ/画
朝日新聞出版
税込価格  1,058円
 
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大人も子供も関係ない!本格ミステリ作家入魂の一冊!
おすすめ度:
主人公のぼくはある日突然SNS”奇譚ルーム”に招待された。ログインすると自分を含めて10人の招待者が集まっていた。皆、変わった話(奇譚)が好きだという以外に共通点はない。
ルームの定員は10人。この中にホストがいるはずだが全員がそれを否定した。皆がいぶかしんでいると「わたしがこのルームのホスト、殺人者(マーダラー)だ」という声が響き渡った。そしてこれから一人ずつ話をして面白くなかったら殺すという。

リアルではないオンライン上で殺すって?
しかし殺人者はオンラインにいながらリアルに殺害を続けていった。

マーダラーは誰なのか。何のためにこんなことをしているのか。ぼくは生き残ることができるのか。

児童書の形をしていても本格謎解きミステリ小説として切れ味鋭く読者に迫る、はやみねかおるさんの渾身の一冊です!面白かった! (2018年05月18日)
怪盗不思議紳士
我孫子武丸/著
KADOKAWA
税込価格  1,728円
 
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レトロながらも一味違う怪盗・名探偵譚!
おすすめ度:
時は昭和の初め。世間を騒がせた怪盗がいた。その名も「不思議紳士」。
変装の名人で神出鬼没。金持ちからしか盗みを働かず殺しはしない。義賊として庶民から喝さいを浴びていた。対するは名探偵・九条響太郎。互角の勝負を繰り広げていた。しかし戦争がはじまると怪盗も探偵も姿を消した。人々の心に淡い記憶を残して。

そして戦後になり、日本はGHQの配下に置かれ、華族制度が廃止され財産が没収されつつある時、その財産を狙って「不思議紳士」が再び現れる。今度は殺しも辞さない残虐非道な盗賊として。本物かニセモノか。九条響太郎も脅迫を受け、ついに爆弾によって命を落とす。泣き暮れる探偵助手の草野少年。彼は復讐を誓う。

そのとき九条の替え玉であったという男が草野の前に現れる。いったい何者か?次の獲物を定めた不思議紳士に草野は誓いを果たせるか?不思議紳士の変節の理由は?

二転三転する物語。あの人物の意外な正体。社会派新本格ミステリの雄、我孫子武丸氏による一味違う怪盗・名探偵譚。必見です! (2018年05月07日)
謎の館へようこそ 新本格30周年記念アンソロジー 黒
講談社タイガ フC−02
はやみねかおる/〔ほか著〕 文芸第三出版部/編
講談社
税込価格  875円
 
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館の謎は暗黒に沈む
おすすめ度:
新本格ミステリ30周年を記念して刊行されたアンソロジー。
『謎の館へようこそ』のタイトルで白と黒の二冊が発売されています。
どちらもベテランから新人まで、本格推理からミステリーの雰囲気を味わう作品まで幅広く収録されています。ミステリに興味がある人へのはじめの書としてオススメです。あるいは未読作家を新規開拓するための一冊としても有用だと思います。

黒の方がややクセが強い気がしました。白黒どの作家さんも皆、個性的で特徴のある作品を描かれているのでそういう意味ではそれほど差があるわけではないのですが・・・。

ぜひ読み比べていただきたいです。 (2018年05月06日)
謎の館へようこそ 新本格30周年記念アンソロジー 白
講談社タイガ フC−01
東川篤哉/〔ほか著〕 文芸第三出版部/編
講談社
税込価格  875円
 
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館の謎を白日の下にさらせ
おすすめ度:
新本格ミステリ30周年を記念して刊行されたアンソロジー。
『謎の館へようこそ』のタイトルで白と黒の二冊が発売されています。
どちらもベテランから新人まで、本格推理からミステリーの雰囲気を味わう作品まで幅広く収録されています。ミステリに興味がある人へのはじめの書としてオススメです。あるいは未読作家を新規開拓するための一冊としても有用だと思います。

白の方が全体的にすがすがしい感じがしました。決して暗い話や重い話がないわけではないのですが・・・。

ぜひ読み比べていただきたいです。 (2018年05月06日)
二礼茜の特命 仕掛ける
城山真一/著
宝島社
税込価格  1,490円
 
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株取引のダイナミックで緊張感あふれる、怪物との戦いがスゴイ!
おすすめ度:
大事なものと引き換えに、株を操作して依頼人が必要な額を用意する天才トレーダー二礼茜(にれい・あかね)の物語第二弾!
前回よりも成長した彼女やお目付け役である百瀬良太の姿をじっくりと楽しむことができました。また株取引の新しい方法や動きもダイナミックに描かれていて、目の離せない面白さもパワーアップしていると思います。読み終えてすぐにも続きを読みたい!と思わせる作品でした。
作者の地元・石川県の人間には冒頭に出てくる会社や製品が具体的に思い浮かべられるのでお得だなと思いました。そこも楽しめました。 (2017年07月14日)
ほうかご探偵隊
創元推理文庫 Mく2−9
倉知淳/著
東京創元社
税込価格  713円
 
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懐かしさとワクワクドキドキの、作り込まれたパズル的謎解き物語
おすすめ度:
ある日学校でなくなっても誰も困らないものが続けてなくなる事件が発生した。なくなっても困らないのだからあまり問題になっていないし、そもそも一つ一つの事件に関連性があるのかも不明。気にしない人がほとんどの中で一人どうしても謎を解きたい少年がいた。彼の熱意に負けて(?)集まった子どもたちは探偵隊をつくり、謎を追い始める。

私も子どもの頃少年探偵団のようなものを作ったので、そのときのことを思い出してとても懐かしい気持ちになりました。と同時にこの物語は作り込まれたパズルのようでページをめくるたびに謎解きがくるくると形を変えて、終盤になればなるほど面白くなっていきました。素晴らしい作品です。 (2017年07月14日)
ディリュージョン社の提供でお送りします
講談社タイガ ハA−01
はやみねかおる/著
講談社
税込価格  778円
 
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今すぐディリュージョン社に仕事を依頼したいです!
おすすめ度:
本の世界を実際に体験できるサービスを提供する会社、ディリュージョン社に就職面接に来た女の子が主人公。彼女の言動は常に前向きで快活でユーモアにあふれていてとても魅力的です。彼女が紆余曲折を経て新人エディタとして配属された9類局13部M0課は本格ミステリをサービスする部署。そこから先はミステリファンを手玉に取ろうとする作者ならではの素晴らしい物語世界が展開します。読んでいる間中ニヤニヤニヤニヤしてしまいました。とても楽しかったです。またあとがきにも楽しませてもらいました。はやみねかおる最高です! (2017年06月06日)
江神二郎の洞察
創元推理文庫 Mあ2−7
有栖川有栖/著
東京創元社
税込価格  972円
 
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有栖川有栖・英都大学入学後、一年間の軌跡
おすすめ度:
学生アリスシリーズ。作中人物である有栖川有栖が英都大学に入学し、EMC(英都大学推理研究会)に入部して二年次に至る一年間をつづった九つの短編集。シリーズの既出長編四作品(月光ゲーム、孤島パズル、双頭の悪魔、女王国の城)ともリンクしているので、それらを読んでいる人には必読の書だと思います。作者のデビュー短篇である「やけた線路の上の死体」も収録されていて、同シリーズがここからはじまっていることを知り、とてもうれしい驚きを覚えたと同時に感慨深く感じました。 (2017年06月06日)
ニャン氏の事件簿
創元推理文庫 Mま1−8
松尾由美/著
東京創元社
税込価格  821円
 
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ニャン氏の存在感に不思議な読書体験!
おすすめ度:
本格"猫ミステリ"と銘打たれた本作。読む前はまさかここまで本格的なものだとは思いませんでした。ニャン氏の存在に主人公の佐多くんと読んでる私の戸惑いが見事にリンクして妙な酩酊感すら感じました。読み進むうちに徐々に受け入れていくのですが、それもリンクしていてある意味リアルな体験をしたような感覚がありました。とても不思議で得難い読書でした。謎解きも楽しかったです! (2017年04月09日)
週末探偵
沢村浩輔/著
文藝春秋
税込価格  1,728円
 
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週末開業の探偵事務所。謎は選ばせていただきます。
おすすめ度:
週末だけ開業する探偵事務所は、無償で請け負う代わりに謎を選り好みします。本格謎解き小説の連作短篇集。
詳しくは書けませんが、読む者にドキドキワクワクしながら読み進む楽しみを教えてくれます。人によって好みが相当分かれるかもしれませんが、私にとって最高の読み心地を味わうことができた作品です。 (2016年12月14日)
探偵少女アリサの事件簿 溝ノ口より愛をこめて
幻冬舎文庫 ひ−21−1
東川篤哉/〔著〕
幻冬舎
税込価格  648円
 
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不思議の少女探偵・アリサがとても可愛らしいのです!
おすすめ度:
本格ミステリ4編収録の連作短篇集。どこにでもいる普通の三十男がひょんなことから十歳の女の子と知り合った。彼女は自ら探偵と名乗り身の回りで起こる事件に首を突っ込んでいく、というお話。
とにかく女の子が可愛い。普段はブルーを基調としたエプロンドレスを身にまとい、まるで不思議の国のアリスのような恰好が現実離れしているのにとてもよく似合っている。また探偵を名乗って明晰な推理を発揮し気丈に振る舞うも、ふとした拍子に年相応の女の子らしさが表れるのがまたいい。
東川篤哉さんの最新シリーズ、新しいヒロインの今後の活躍にも期待が高まります! (2016年11月24日)
アンデッドガール・マーダーファルス 2
講談社タイガ アC−02
青崎有吾/著
講談社
税込価格  810円
 
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時代を彩る怪物たちの、頭脳と肉体を極限まで駆使した攻防戦!!
おすすめ度:
ガチガチの本格ミステリ+化物たちの格闘アクションてんこ盛り。めちゃくちゃ面白いです!
ホームズやルパンといった同時代のフィクションに登場するおなじみの人物(怪物)たちが多数出演するのも楽しみの一つですが、オリジナルの探偵たちがまた非常に魅力的。
ある宝石をめぐる彼らの息詰まる攻防戦は頭脳と肉体をとことんまで駆使するもので読みごたえ抜群です。
これは2巻ですが、変則的に2巻→1巻と読むのも個人的にはアリかと思います。
今年のマイベスト小説です! (2016年11月03日)
罪の声
塩田武士/著
講談社
税込価格  1,782円
 
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おすすめ度:
昭和の未解決大事件であるグリコ・森永事件を題材に使っているとあって、リアルタイムに体験したことのある自分にはとても興味のひかれました。

前半はもっぱら過去の実際の事件がどのように行われたかを現場に足を運んだり、当時つかみそこねた手がかりを洗い直したりが描かれています。怖さも含めた懐かしさを覚えながら読みました。中盤、犯人が具体的に浮かび上がってくる過程は丁寧で説得力を感じました。そして後半、ある男の独白からフィクションの醍醐味をじっくりと楽しませてもらいました。未来につながる力強い物語でした! (2016年10月13日)
フィクション・ブレイカーズ
GA文庫 に−02−01
西島ふみかる/著
SBクリエイティブ
税込価格  670円
 
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(一部)ラブコメだったりファンタジーだったり変幻自在の物語!
おすすめ度:
己の妄想世界に閉じこもり出て来られなくなる病が蔓延する近未来。
主人公たちは厚生省の潜入官です。妄想は患者によってラブコメだったりファンタジーだったりするのですが、潜入するコンビの上官がその世界観の約束事を解説するというメタ展開が非常に楽しいです。
表紙のイラストも可愛くて文章も軽やかなのですが、思いがけないほどシリアスな背景や提示される謎に読みごたえがあります。
(2016年09月25日)
幻の屋敷
創元推理文庫 Mア12−3 キャンピオン氏の事件簿 2
マージェリー・アリンガム/著 猪俣美江子/訳
東京創元社
税込価格  994円
 
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名探偵の優雅な日々を覗き見してみませんか?
おすすめ度:
英国女流作家アリンガムが生み出した名探偵キャンピオン氏の冒険譚第二弾。
エラリー・クイーン編『ミニミステリ傑作選』掲載作「見えないドア」をはじめとする本格的なミステリ作品や詐欺にまつわる小編が収録されています。また特に犬好きにおすすめの可愛らしいお話も。知的で穏やかなキャンピオン氏の人柄が楽しめる一冊です。 (2016年09月20日)
金沢金魚館 〔2〕
シュガードーナツと少女歌劇
集英社オレンジ文庫 み1−3
みゆ/著
集英社
税込価格  605円
 
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温かく、ほろ苦いその味わいは特別な一杯の珈琲の様
おすすめ度:
短篇三話収録。『金沢金魚館』の続刊。
前作に比べて作品世界がより広く深くなったように感じました。
主人公がクローズアップされていて、三話を通して彼が変化し、成長する過程が描かれています。金沢とその近郊が舞台です。東茶屋街のあるお茶屋の親子の絆、若きカリスマ職人と古九谷の謎、挫折を味わって粟崎遊園に迷い込む話など、物語のテーマも素材もとても興味深く楽しみました。地元の事はよりいっそう勉強したくなりました!

話の中心が主人公にあったためか、前に出てきた登場人物との絡みがあまりなかったのが少し残念でした。それはもっと深くこの作品世界のことが知りたいという気持ちの裏返しなのだと思います。 (2016年06月28日)
アリス殺人事件 不思議の国のアリス ミステリーアンソロジー
河出文庫 あ26−1
有栖川有栖/著 宮部みゆき/著 篠田真由美/著 柄刀一/著 山口雅也/著 北原尚彦/著 横井司/編
河出書房新社
税込価格  896円
 
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読むほどに「アリス」の不思議が深まる贅沢なアンソロジー!
おすすめ度:
執筆陣がとても豪華です。組み合わせが意外に感じましたが、個人的に好きな作家が並んでいてその並びを見るだけでうれしい気分になります。書下ろしがないのは残念でしたが、久しぶりに読む登場人物がいたりしてそれも良かったです。それぞれの作者の作風が全然違うので、内容はバラエティに富んでいて、全体を俯瞰すると不思議な感じのするアンソロジーになっています。

何気なく購入したので解説を読んで「不思議の国のアリス」「鏡の国のアリス」の影響力の大きさに驚きました。またその解説は読みごたえがあって「アリス」関連のミステリー作品を数多く紹介しているのですが、読んでみたくなる本ばかりで困るほどです。

この本は1990年〜2002年の間のアリスに関係するミステリー短編を集めたアンソロジーだそうですが、その前に 「不思議の国のアリスミステリー館」ミステリーアンソロジーが編まれていて、そちらは昭和編だそうです。その作家陣の名前を見るだけでまたとても興味がそそられます。 (2016年06月26日)
文豪ストレイドッグス外伝 綾辻行人VS.京極夏彦
朝霧カフカ/著
KADOKAWA
税込価格  1,080円
 
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「綾辻行人」vs「京極夏彦」、想像をはるかに超えました!
おすすめ度:
異能(超能力のようなもの)を武器に戦う、古典の文豪たちと同じ名前を持つ登場人物たちが繰り広げる大人気コミックスの小説版。名前は同じでも小説のイメージを投影したキャラクターなのでご本人の性格とは異なります。
今回初めて現代作家のキャラクターが登場、「綾辻行人」「京極夏彦」が対決するとあって読む前からワクワクしましたが、期待を大きく上回る完成度でした。アクションありユーモアあり涙あり。本格ミステリや怪談、哲学的要素まで盛り込んで大満足でした! (2016年06月19日)
ノッキンオン・ロックドドア
青崎有吾/著
徳間書店
税込価格  1,728円
 
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本格ミステリ界・注目の探偵が二人同時に爆誕!
おすすめ度:
過去に何かあったらしい、そんな謎を物語の背景をにじませながら二人の探偵(不可能専門と不可解専門)が事件を紐解く7話の連作短篇集。
全体的に小洒落た雰囲気で描かれ、地の文が少なめでテンポのよい会話によって進むのですいすい読めます。
第一話が一番切れ味がいい。本格ミステリのキャラクター小説としてもっと続きが読みたいです!次作に期待が高まります。 (2016年06月13日)

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