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倭の国書房のレビュー |
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掲載レビュー全47件 |
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斬新な独自説と考古学資料の詳細な検討 | ||
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「全長が200メートルを超す巨大古墳の被葬者が文献に登場していないはずがない」と考えた著者が文献史学の立場から被葬者を推定を試みる。巨大古墳の被葬者と考えられるのは、崇神天皇から欽明天皇ごろまでの天皇(大王)と皇后、近親者などせいぜい30数人とみて、古墳の規模、形態、築造場所、築造時期、出土遺物など考古学的資料と『日本書紀』『古事記』などの文献資料の突き合わせ作業を進め、全国の約50基の大古墳の被葬者を推定、闇に包まれていた古代王統譜の姿を浮かび上がらせた。 通常の手法とは逆に、文献史学の立場から、文献に登場する大王権の実力者たちの葬られた墳墓を推定、古代王統譜の姿を具体化しようとした労作。 三輪山伝説を彩るヤマトトヒモモソヒメの墓とされ、邪馬台国の女王・卑弥呼の墓説も浮上しつつある箸墓古墳(箸中山古墳)の被葬者は崇神天皇と推定、ヤマトトヒモモソヒメは西殿塚古墳(衾田陵)と結論づけた。さらに、謎多い佐紀古墳群を「3代続けて皇后を出した女系王統の古墳群」と見るなど、これまでにない斬新な説も打ち出し、古代史の謎解明に挑む。 (2005年11月22日) | ||
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奈良の文化状況がよく分かる。 | ||
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「奈良の古代文化」の研究者や南都の高僧らが“タダ原”を寄せ、全国の文化人に多くの読者をもっていた『奈良県観光』という月刊紙に、奈良文化ジャーナリストが13年半にわたって執筆したコラムをまとめた本。高松塚、太安萬侶墓、藤ノ木古墳、平城宮跡、飛鳥京などの遺跡調査や古社寺の話題で全国的な注目を集めた時代の奈良の文化状況がよく分かる。 (2005年04月20日) | ||
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アルツハイマー病との壮絶な闘い | ||
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著者は五十七歳のある日、アルツハイマー病と診断されたのを機に本書の執筆を始める。 著者は、「若かりしころの思い出」、「屈辱と喪失の物語」、「最近のアルツハイマー病研究」など、三つのテーマを重層的に絡み合わせて、失われていく言葉や記憶と闘う過程をつつみ隠さず語るノンフィクション。 (2004年09月13日) | ||
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西洋医学では治せない病気にも有効。 | ||
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遺伝子治療や人口臓器などますます発展する西洋医学。そんな中にあって、西洋医学的な診断法では、原因が見つからないケース、現地点では有効な治療法がない難病、「未病」と呼ばれる健康でも病気でもない状態などに治療の可能性をもつ現代中国医学について、陰陽学説を通じてわかりやすく解説した本といえる。 (2005年04月25日) | ||
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大豆は長寿の源。 | ||
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世界二十五カ国六十地域を二十余年かけて健康長寿の秘密を調査した著者が、大豆を食べている地域が長寿地域であることを発見。大豆に含まれる、イソフラボンやタンパク質などの成分がガンの発病を抑え、血液サラサラ効果を生むなど生活習慣病を予防し、健康・長寿・パワーの鍵になる、という。 (2005年04月25日) | ||
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高松塚古墳の調査を契機に認識され始めた終末期古墳という概念。その終末期古墳とは何かを古墳の立地と風水、改葬と火葬、墳形の変遷と編年、壁画古墳の意味や遺物など通じて解説した本。 (2013年12月06日) | ||
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古代史の舞台である奈良・大和で数々の調査、発掘に携わった著 者が、太安萬侶墓、宮滝遺跡、脇本遺跡、行基・忍性の墓、藤ノ木古墳などの発掘秘話を明かす。 (2013年12月06日) |
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1994年、御所市の南郷大東遺跡で古墳時代中期の導水施設が発掘調査されて以来、少しずつ明らかになってきた古代日本の神と水の祭り。「導水施設と埴輪の考古学」、「水とまつり」などの章を通じて謎に迫る。 (2013年12月06日) | ||
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「修験道という類いまれな精神文化を知ってほしい」、「山伏の本当の姿を知ってほしい」という想いから書かれた本書。開祖役行者伝から修行の世界まで、修験道のことをわかりやすく書いた画期的な入門書。 (2013年12月06日) | ||
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老・病・死と闘わない生き方 | ||
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仏教の影響を受けた日本の文化では本来、老・病・死と仲良く生きることを勧める、と著者はいう。 「いい老い方とは」、「『死』について考える」などの章で、老いや死を恐れることなく自分の人生を自分の意思で生きるために、硬派の宗教学者が、さまざまな意味深い考察を幅広い知識をもとに展開する。 (2003年08月08日) | ||
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ボケて死ねたら幸福 | ||
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京都・西陣で「わらじ医者」と呼ばれる著者が、五十年以上も往診を続けてきた体験をもとに、寿命いっぱい生き抜く方法を伝授する。ボケの時期を先に延ばしできる限り短くするヒントを満載するが、「ボケて死んでほしい。自分が死ぬことも知らず、無意識のうちに、この世を去るのは幸福だ」という。 (2003年08月08日) | ||
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体を温め病気を治す | ||
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あらゆる病気は体温低下によって引き起こされる。過食やストレス、運動不足といった、体を冷やす要因が多い環境では、意識的に体を温め、体温を上げることが必要になる。 本書は、ふだんの食事や生活で安全、簡単に体が温まる方法に加えて症状別・病気別にどんな温め方が一番効果的かを解説する。 (2003年07月16日) | ||
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断食療法の50年の歴史 | ||
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本書の著者、甲田氏が初めて断食を試みたのが一九五〇年。以来、実践家として出発してから今日までの断食療法の発展の歩みを振り返る。 「わが断食体験」、「断食療法の歩み」、「断食療法の未来」の章で患者さんとの出会いや、成功例・失敗例、工夫の実例など、療法の歴史を記録した本といえる。 (2003年07月16日) | ||
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東大寺の長いれきし | ||
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華厳宗管長の著者が東大寺の歴史と寺宝、また、華厳の教えも詳しく解説する。それらに加えて、東大寺の年中行事も写真をまじえてわかりやすく解明する。 根拠を明確にしながら一般に言われていることとは異なる見解を挙げているところもあり大変興味深い。 (2003年06月03日) | ||
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自然療法のバイブル | ||
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病気をはねのけられる健康な体の維持や早期改善・根本治療に役立つ自然素材系の医薬品、漢方薬、健康補助食品、美容化粧品を具体的に紹介する。 内臓の働きを正常にして免疫力を高める自然療法、自然美容法を解説する。日本自然療法学会・日本自然美容学会のノウハウを整理、網羅した本だといえる。 (2003年06月03日) | ||
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ヨガの4000年の歴史 | ||
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心身の健康法や美容法として一般的に知られているポーズをするヨガは千年位前にできた比較的新しいもの。インドで四千年前から伝わるヨガは冥想のことだった、と著者はいう。 ストレスで分裂しがちな心と身体を本来のあるべき姿にもどすための体系的な理論とポーズや呼吸法など実践方法を解説する。 (2003年06月03日) | ||
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1200年の時間を越えて繰り広げられる歴史ドラマ | ||
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著者は県犬養橘三千代を「天平の母」、橘諸兄を「天平の子」と呼び、本書の中心人物に置いて平城京造営から大仏建立へと続く天平文化の舞台裏を再現しようと試みる。藤原不比等、聖武天皇、光明皇后が互いに影響しあい繰り広げる歴史ドラマは非常に興味深い。三千代と諸兄についてはあまり語られる機会がないだけに非常に面白い。 (2003年04月17日) | ||
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三輪山の謎に迫る | ||
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「三輪山セミナー」と題されて開催されてきた講演を『三輪山の考古学』、『三輪山の神々』、『三輪山の古代史』の3冊にまとめた中の一冊。日本最古の大神神社がご神体として祀る三輪山は、大和王権発祥の地に位置して古代日本の謎に深く係わっている。日本考古学の第一人者らによる講演をまとめた本書は大変興味深く、古代日本の国のかたちを想像する時に貴重な手がかりになる。 (2003年04月16日) | ||
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三輪山の謎に迫る | ||
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「三輪山セミナー」と題されて開催されてきた講演を『三輪山の考古学』、『三輪山の神々』、『三輪山の古代史』の3冊にまとめた中の一冊。日本最古の大神神社がご神体として祀る三輪山は、大和王権発祥の地に位置して古代日本の謎に深く係わっている。日本考古学の第一人者らによる講演をまとめた本書は大変興味深く、古代日本の国のかたちを想像する時に貴重な手がかりになる。 (2003年04月16日) | ||
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三輪山の謎に迫る | ||
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「三輪山セミナー」と題されて開催されてきた講演を『三輪山の考古学』、『三輪山の神々』、『三輪山の古代史』の3冊にまとめた中の一冊。日本最古の大神神社がご神体として祀る三輪山は、大和王権発祥の地に位置して古代日本の謎に深く係わっている。日本考古学の第一人者らによる講演をまとめた本書は大変興味深く、古代日本の国のかたちを想像する時に貴重な手がかりになる。 (2003年04月16日) | ||
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