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株式会社隆祥館書店のレビュー |
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掲載レビュー全7件 |
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映画化の前に是非読んでいただきたい。 | ||
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現、日本航空での実話をもとに書かれた小説。 労働組合の委員長になった恩地が、労働者それぞれの思いを背負い、その労働条件のために奔走する。しかし、経営陣や保身だけを考えるものが、非情に、不条理な状況に、恩地を追込んでゆく。 人命をあずかる企業であるがゆえに、また、支えてくれる仲間や、部下のために不屈の闘いを挑む恩地の運命は・・・ 読み進めていくうちに、政界・財界・ジャ-ナリズムのあってはならない癒着が浮き彫りにされています。そのため、ホリエモンが拘置所にいる時に差入れされた小説としても知られています。主人公の恩地(H・Oさん)ともご縁があり、お会いしたので、お読みいただけた方とは色々なエピソ-ドがお話できます。 小説の世界に引き込まれ、その鮮烈な印象が記憶に残り脳裏から離れません。 (2009年09月28日) |
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映画化の前に是非読んでいただきたい | ||
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現、日本航空での実話をもとに書かれた小説。 労働組合の委員長になって、それぞれの労働者の労働条件の改善のために奔走したがゆえに、カラチ、テヘラン、ナイロビと盥回しされている恩地のことが、国会での衆議院交通安全特別委員会による質問で、明らかになる。 また、整備士からの安全対策アンケートから、整備時間が短縮された結果、故障を持ち越したまま、飛ばしていると答えたものが、68%もあった。なども明らかに・・・ 人命をあずかる企業でありながら、これでいいのかと恐ろしくなってゆく (2009年10月19日) |
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映画化の前に是非読んでいただきたい | ||
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マリコ 津慶 千代子 どうか仲良く がんばって ママを助けて下さい パパは本当に残念だ きっと助かるまい 原因は分からない 今5分たった もう飛行機には乗りたくない どうか神様助けて下さい。 きのうみんなと食事したのが最後とは・・・ 何か機内で爆発したような形で煙が出て降下しだした。 津慶しっかりたのんだぞ ママ こんなことになるとは残念だ さようなら 子供達の事を よろしくたのむ 今6時半だ 飛行機はまわりながら急速に降下中だ 本当に今迄は幸せな人生だった と感謝している (文中より) 当時、新聞でも大きく報道されましたが涙を堪えることができません。死を前にしてかくも冷静に書けるものなのか,その文字から滲み出ているのは家族に対する限りない愛情。 (2009年10月23日) |
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日本の隠蔽体質に斬り込んだ大作!! | ||
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「大店法の廃止」により商店街が活気を失い、高齢者が、「買い物難民」にならざるを得なくなっている。出版業界でも個性のある街の書店が、廃業していった一因でもある。原発の問題を考えても、文中くりかえし出てきたこの言葉、「幾度となく、経済的な事由が、国民の健康上の事由に優先された。秘密主義が、情報公開の必要性に優先された。そして政府の役人は、道徳上や倫理上の意味合いではなく、財政上の、あるいは官僚的、政治的な意味合いを最重要視して行動していたようだ」に著者からの訴えを強く感じた。著者の相場英雄さんと多くの読者で語り合いたい。(ミシマ社『THE BOOKS』より転載) (2013年03月14日) | ||
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開高健の作家としての資質も然る事ながら、壽屋(現サントリー)の佐治敬三という「才を愛すること敬すること激しく、年少者に対等の座を供する人物」との出会いが、壽屋宣伝部という職場が、彼のどんなものでも言葉にしようという、表現に対するどん欲なまでの探究心を目覚めさせたのではないだろうか。人の出会いの尊さを教えてくれる一冊。 (2012年02月17日) | ||
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使い捨てやその場限りの暮らしに背を向け、自分の経験と智恵で快適な生活を選び取るための実用エッセイ。それぞれの章ごとに、物理的に何が得られるか?精神的に何が得られるか?を検証。「ものに頼らずに心を通わせよう」の章では、達成感とは別の、目に見えないけれど「心が豊かに満たされる種類の幸福」があることに気づかされ癒されます。 (2012年02月17日) |
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映画化される前にぜひ!! | ||
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読みだしからいきなりすい込まれていく。 リアリティの世界へ。 著者の風景の描写、人の心、感情描写、情況のの描写に まるで一体化する様にどんどん清張のミステリーの世界にすい込まれていく。 対照的な2人の女性が登場するが、現在を生きる女性に いや 男性にも ぜひ 読んでいただきたい。いっきに読んでしまう小説です。 (2009年06月27日) |
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