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昭和女子大学ショッププレリュードのレビュー

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掲載レビュー全2件
 
子どもたちは夜と遊ぶ 上
講談社文庫 つ28−3
辻村深月/〔著〕
講談社
税込価格  968円
 
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怖いだけじゃなかった
おすすめ度:
読み始めから表現が怖い。場面を想像して恐ろしくなって、この本、ホラー?などと最初思ってしまいました。
殺人の描写が文章であるのに、ものすごく生々しくて本当に怖い。怖い怖い怖いと思いながら読み進んでいく感じです。

ごく普通の学生たちの日常の中に、本人以外は何も知らない出来事が起きている。

上巻はそれはりに物語がゆっくりと流れていくのですが、下巻への布石はさすがだと思いました。言葉の使い方、思い込み、人は他人からの認知、愛情なくしては立っていられないのに、なぜ、その愛情の与え方、貰い方が上手くできないのか。

上巻を読み終えたら、すぐに下巻を読まなくはいられないです。 (2019年04月13日)
本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 第1部〔1〕
本がないなら作ればいい! 1
香月美夜/原作 椎名優/イラスト原案
TOブックス
税込価格  616円
 
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本が好きなら読んでみてほしい。
おすすめ度:
本好きな大学生が本の下敷きになって異世界に転生するという最近流行の異世界ものです。異世界に転生したのに絶大な力を与えられたのでもなく、地道にがんばっていくので最初は少しものたりなさも感じますが、読んでいくうちにどんどんその世界に引き込まれていきます。少女の成長物語と言ってしまえばそれだけですが、その中にちょっとドキドキ、少しわくわくが入ってきて面白い。異世界行ったら、いろいろ大変だから今のうちにサバイバル知識覚えとこうかなと、なんだかわからない知識欲が芽生えたりします。おまけに少し、心があったかくなります。(なんでかは読んだ人だけ) (2019年03月25日)

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