多屋孫書店

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創業は大正５年。創業者・多屋孫次郎は、世界的博物学者・南方熊楠と親交があり、神坂次郎著「およどん盛衰記−南方家の女たち−」（中公文庫）７８ページに登場している。 創業８５年、小・中・高校の教科書供給を基本として、田辺・西牟婁郡の全域に出版文化の普及をはかってきた。東京トーハンともオンラインで直結し、東京・田辺間の時間的距離を短縮、ハード面で情報化社会に対応。今後とも地域文化の向上に貢献できればと考えている。