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犯罪加害者と表現の自由 「サムの息子法」を考える

出版社名 岩波書店
出版年月 2018年10月
ISBNコード 978-4-00-024488-6
4-00-024488-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 265P 20cm

商品内容

要旨

神戸連続児童殺傷事件を犯したとされる元少年Aの『絶歌』出版のように、犯罪加害者が手記などを出版することに対して、遺族・社会から強い反発・反対の声が上がることは多い。アメリカの「サムの息子法」は、このような状況を解決することができるのか。また、日本で「サムの息子法」に類する法を制定することは可能か。犯罪加害者と表現の自由について考察する。

目次

第1章 アメリカにおける「サムの息子法」
第2章 「サムの息子法」の現在
第3章 カナダの「サムの息子法」
第4章 日本における「サムの息子法」の可能性
第5章 「サムの息子法」の許容性
第6章 「サムの息子法」を振り返る

おすすめコメント

被害者が反発する犯罪加害者の表現行為と、憲法の保障する表現の自由の関係は。

著者紹介

松井 茂記 (マツイ シゲノリ)  
1955年生まれ、京都大学法学部卒業。大阪大学法学部教授を経て、現在、ブリティッシュ・コロンビア大学ピーター・アラード・スクール・オブ・ロー教授、大阪大学名誉教授。専攻は憲法。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)