• 本

教誨

出版社名 小学館
出版年月 2022年11月
ISBNコード 978-4-09-386664-4
4-09-386664-3
税込価格 1,760円
頁数・縦 317P 20cm

商品内容

要旨

事実と真実が反転する、慟哭のラスト!幼女二人を殺めた女性死刑囚、最期の言葉―「約束は守ったよ、褒めて」。

出版社・メーカーコメント

女性死刑囚の心に迫る本格的長編犯罪小説!   幼女二人を殺害した女性死刑囚が最期に遺した言葉――「約束は守ったよ、褒めて」  吉沢香純と母の静江は、遠縁の死刑囚三原響子から身柄引受人に指名され、刑の執行後に東京拘置所で遺骨と遺品を受け取った。響子は十年前、我が子も含む女児二人を殺めたとされた。香純は、響子の遺骨を三原家の墓におさめてもらうため、菩提寺がある青森県相野町を単身訪れる。香純は、響子が最期に遺した言葉の真意を探るため、事件を知る関係者と面会を重ねてゆく。

著者紹介

柚月 裕子 (ユズキ ユウコ)  
1968年岩手県生まれ。2008年『臨床真理』で第七回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。13年『検事の本懐』で第一五回大藪春彦賞を受賞。16年『狐狼の血』で第六九回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)