• 本

偽医者がいる村

角川文庫 ふ44−2

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年1月
ISBNコード 978-4-04-114866-2
4-04-114866-9
税込価格 902円
頁数・縦 332P 15cm

商品内容

要旨

大学病院での医療事故に関わり、世間から誹謗中傷を受け職場を追われた産科医の阿比留一馬は、逃げるように北へと向かっていた。途中、雪の中で産気づいた妊婦に出会い、小さな産院に同行する。そこは村唯一の分娩施設・竹下診療所だった。院長の相良の言葉で診療所で働き始めた一馬は、限界集落の産院の実情を目の当たりにする。さらに、彼の医療事故を世間に広めた女性記者が診療所を訪れて…。命に向き合う感動の医療小説。

出版社・メーカーコメント

大学病院での医療事故に関わり、裁判係争中の阿比留一馬は、何かから逃げるかのように北へ、北へと向かっていた。その途中、雪の中で産気づいた妊婦の対応をして小さな産院に同行する。そこは村唯一の分娩施設・竹下診療所だった。院長である老医師・相良からの指示で、一馬は裁判係争中のために避けていた医療行為を行なってしまう。そのまま産院に転がり込んで働くこととなった一馬だが、そこで彼は限外集落の最後の産院の実情や、地元住民との関わりの光と闇を目の当たりにしていく−−。

著者紹介

藤ノ木 優 (フジノキ ユウ)  
産婦人科医・医学博士。Ameba公式トップブロガー。第2回日本おいしい小説大賞に投稿した「まぎわのごはん」を加筆修正し、小説家としてデビュー。『はじめてでもよくわかる知っておきたい妊娠と出産安心BOOK』(遠藤周一郎名義)など医学実用書の執筆も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)