真景拝み屋怪談蠱毒の手弱女 天
角川ホラー文庫 こ7−12
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年3月 |
ISBNコード |
978-4-04-114937-9
(4-04-114937-1) |
税込価格 | 1,144円 |
頁数・縦 | 473P 15cm |
シリーズ名 | 真景拝み屋怪談蠱毒の手弱女 |
商品内容
要旨 |
拝み屋・郷内が相談客の裕木から受け取った取材記録「念珠怪談」。200話に及ぶ怪異譚に姿を見せ続けた稀代の霊能師・霜石湖姫は、裕木を不穏極まる儀式に協力させようとしていた。裕木解放の条件は、郷内の許にいる“白無垢の魔性”を手中に収めること。郷内は魔窟と化した霜石邸へ向かう…。消えぬ花嫁の障り、鵺神と呼ばれる呪具の数々。異形を集める湖姫の真の目的とは。「めでたし」にはほど遠い、最後の怪談始末、第一部。 |
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出版社・メーカーコメント
拝み屋・郷内心瞳が、相談客の結城真希乃から受け取った取材レポート。いわゆる「怪談実話」を取材した膨大な記録「念珠怪談」に、度々現れ続けた不気味な女・霜石湖姫は、自らの家に結城を留め置いているという。歪められ、踏みにじられ、しかして圧倒的な力で稀代の魔人と成り果てた霜石湖姫。すべての凶事の原因は自分にある−−郷内は結城を救い出すため、死の恐怖に打ち震えながらも霜石家に向かう。道中、郷内はかつて自らが調査に関わった、消失した村落「浄土村」の記憶を思い起こしていた……「拝み屋怪談」シリーズ完結編全2巻、絶望の上巻。