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幕末万博騒動

角川文庫 時−よ40−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年4月
ISBNコード 978-4-04-115897-5
4-04-115897-4
税込価格 880円
頁数・縦 284P 15cm

商品内容

要旨

米利堅人の父と日本人の母を持つ朝は、蔵前の墨長屋敷に住み、通詞を生業としているが、ある日、仕事先でパリ万博に幕府だけでなく薩摩藩も出るという話を耳にする。万博は国でないと出られないはずなのになぜ…。一方、出品物の「長益の茶碗」を巡る騒動のなか、朝は白と呼ばれる人物の協力を得て、佐賀の唐物屋に近づく。異国が日本に望むものとは何か―日本初参加(!?)の万博の裏側を、朝から見える景色と共に描き出す!

出版社・メーカーコメント

アメリカ人と日本人の間に生まれた朝は、常に洋装を身に纏い、通詞として生計をたてていた。ひょんなことから、パリ万博出品審査のための御前試合に関わることになる。朝に待ち受けている運命とは!?

著者紹介

横山 起也 (ヨコヤマ タツヤ)  
編み物作家、文筆家。NPO法人LIFE KNIT代表、チューリップ株式会社顧問、株式会社日本ヴォーグ社「編み物チャンネル」顧問/ナビゲーターなどを務める。小説では『編み物ざむらい』(角川文庫)で第12回日本歴史時代作家協会賞文庫書き下ろし新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)