お茶漬けざむらい 文庫書下ろし/長編時代小説
光文社文庫 よ23−1 光文社時代小説文庫
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2025年5月 |
ISBNコード |
978-4-334-10644-7
(4-334-10644-7) |
税込価格 | 814円 |
頁数・縦 | 305P 16cm |
商品内容
要旨 |
妹尾未明は味覚の良さしか取り柄がない、若き落ちこぼれ武士。ところが唯一の武芸「お茶漬け」で次々と人々の心のこわばりをときほぐし、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。その未明に膳奉行の長男・四条園城華山が宣戦布告!二人は舌勝負で対決するが―。新しい時代の夜明けを目前に、胃の腑から難問を解決に導く幕末グルメ譚。 |
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出版社・メーカーコメント
尊王攘夷に揺れる幕末。舌の良さしか取り柄のない若き武士・妹尾未明は、ある晩偶然、当代随一の人気絵師・河辺仁鶴と出会う。仁鶴に背中を押されながら唯一の特技「お茶漬け」で次々と難題を解決し、本人の意思とは裏腹に「お茶漬けざむらい」と呼ばれるまでに。その未明の前に将軍の食を司る御膳奉行の長の長男・四条園城華山が立ち塞がる。2人は舌勝負で相まみえることとなったがーー。人々の心のこわばりを解きほぐす御膳譚。