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プリンスに見初められたメイド

ハーレクイン・ヒストリカル・スペシャル PHS354

出版社名 ハーパーコリンズ・ジャパン
出版年月 2025年7月
ISBNコード 978-4-596-57037-6
4-596-57037-X
税込価格 910円
頁数・縦 252P 17cm

商品内容

要旨

亡き母の出自を知るために、三つ子姉妹はロンドンへ向かっていた。道中、宿で次女イゾベルが中庭を散歩していると、金髪の男性が現れた。「おお、黄金のアフロディーテよ!」芝居がかったしぐさで一礼する。酔っているらしい。イゾベルは唇を引き結んだ。「通してください」「キスと引きかえでどうだ?ぼくはプリンスだ」質素な服のせいで、メイドだと思われたのだ。「プリンスはキスを迫ったりしませんわ」イゾベルは慌てて逃げだした。不躾な人!でもとてもハンサムだった。数日後、彼女はあろうことか、ロンドンの王妃の謁見の間で彼と再会する。彼―クラウディオ王子は三つ子姉妹の顔を見比べ、イゾベルに言った。「はじめまして」と、意味ありげな表情で。ああ、私ったら、本物のプリンスになんてことをしてしまったの!

出版社・メーカーコメント

名門の夫を望めない孤児の私が、王子様に恋してしまうなんて――。亡き母の出自を知るために、三つ子姉妹はロンドンへ向かっていた。道中、宿で次女イゾベルが中庭を散歩していると、金髪の男性が現れた。「おお、黄金のアフロディーテよ!」芝居がかったしぐさで一礼する。酔っているらしい。イゾベルは唇を引き結んだ。「通してください」「キスと引きかえでどうだ? ぼくはプリンスだ」質素な服のせいで、メイドだと思われたのだ。「プリンスはキスを迫ったりしませんわ」イゾベルは慌てて逃げだした。不躾な人! でもとてもハンサムだった。数日後、彼女はあろうことか、ロンドンの王妃の謁見の間で彼と再会する。彼――クラウディオ王子は三つ子姉妹の顔を見比べ、イゾベルに言った。「はじめまして」と、意味ありげな表情で。ああ、私ったら、本物のプリンスになんてことをしてしまったの!RITA賞受賞作家キャサリン・ティンリーの『子爵と出自を知らぬ花嫁』に続く出自不明の三つ子姉妹“ベルたち”を描く3部作の第2話です。爵位のある夫との結婚など夢のまた夢だったのに、正真正銘の王子様が、次女イゾベルを見初めて――!?

著者紹介

ティンリー,キャサリン (ティンリー,キャサリン)   Tinley,Catherine
RITA賞受賞作家。機知に富んだ心温まるリージェンシー・ロマンスを得意とする。少女のころからハッピーエンドの恋愛小説を読んだり書いたりすることが大好きだった。言語聴覚士、国営医療サービス事業の運営、慈善団体代表など多彩な職歴を経て、現在は子育て支援事業に携わっている。夫と子供たち、犬と猫とともにアイルランドで暮らす。『伯爵と永遠のワルツを』でRITA賞のベスト・ヒストリカル・ロマンス賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)