• 本

独占禁止法の基本判例

出版社名 有斐閣
出版年月 2025年8月
ISBNコード 978-4-641-24373-6
4-641-24373-5
税込価格 5,280円
頁数・縦 510P 22cm

商品内容

要旨

独占禁止法の理解に必要不可欠な判審決等を精選。詳細な事案の紹介とともに、これらを徹底的に読み込み、「現在の解釈」を考察する。どの事情がどのように考慮されたのか等、判例を深部から理解し、独禁法を理解する。本質をつかむための33の事例。

目次

私的独占(NTT東日本事件/最高裁判決 最高裁平成22年12月17日第二小法廷判決
JASRAC事件/最高裁判決 最高裁平成27年4月28日第三小法廷判決 ほか)
不当な取引制限(多摩談合事件/最高裁判決 最高裁平成24年2月20日第一小法廷判決
シール談合刑事事件/東京高裁判決 東京高裁平成5年12月14日判決 ほか)
事業者団体(大阪バス協会事件/審判審決 公取委平成7年7月10日審判審決
観音寺市三豊郡医師会事件/東京高裁判決 東京高裁平成13年2月16日判決 ほか)
企業結合(東宝・スバル事件/東京高裁判決 東京高裁昭和26年9月19日判決
新日鐵と住金の合併事例 平成23年度における主要な企業結合事例:事例2 ほか)
不公正な取引方法(新潟タクシー共通乗車券事件/排除措置命令 公取委平成19年6月25日排除措置命令
1日本瓦斯事件/東京高裁判決 東京高裁平成17年5月31日判決 2ザ・トーカイ事件/東京高裁判決 東京高裁平成17年4月27日判決 ほか)

出版社・メーカーコメント

独占禁止法の理解に不可避の重要判例等を精選。当該判例とそれに連なる一連の裁判例を改めて理解するための古典判例の再評価から 日本の判例の比較法的 学際的検討による事例の分析枠組みの提示まで その学問上、実務上の意義を徹底して論じる。

著者紹介

金井 貴嗣 (カナイ タカジ)  
現職、中央大学名誉教授
泉水 文雄 (センスイ フミオ)  
現職、神戸大学名誉教授
武田 邦宣 (タケダ クニノブ)  
現職、大阪大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)