小泉八雲とその妻セツ 古き良き「日本の面影」を世界に届けた夫婦の物語
角川文庫 あ113−6
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2025年9月 |
ISBNコード |
978-4-04-607781-3
(4-04-607781-6) |
税込価格 | 924円 |
頁数・縦 | 215P 15cm |
商品内容
要旨 |
「素敵な驚きとともに、私は探してやまなかったものを見つけた。しかし、それはすべての予想を遙かに上回っていた」。土着の信仰に興味を抱き、来日後、『怪談』『知られぬ日本の面影』など数々の代表作を生み出したラフカディオ・ハーン(小泉八雲)。その名著誕生の裏には、妻セツの献身と、語り部としての才能があった―。時は明治、日本の風景や精神性が近代化で失われる中、寄り添いながら生きた夫婦二人三脚の生涯を追う。 |
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目次 |
第1章 不幸を肥やしに育まれた不屈のヒロイン |
出版社・メーカーコメント
『怪談』『日本の面影』が世界的なベストセラーとなった明治の偉人・小泉八雲。なぜギリシャ生まれの八雲が近代化して間もない日本に赴き、そして一生を過ごすことになったのか。そこにはアニミズムに満ちた日本の魅力だけでなく、妻として支え続けたセツの存在があった。語り部としての才能を発揮したセツが語り、そして八雲が記す。そうした過程のなかで『怪談』などのベストセラーは誕生し、そして世界の人は日本という国を知ることになった−−。今を生きる人々の心にも刺さる二人の生涯を圧倒的なフィールドワークで描き出す一冊。