• 本

コメ壊滅

新潮新書 1100

出版社名 新潮社
出版年月 2025年9月
ISBNコード 978-4-10-611100-6
4-10-611100-4
税込価格 968円
頁数・縦 207P 18cm

商品内容

要旨

コメ不足は予測できた。農業白書には「需要が供給を上回る」ことを明示したグラフさえ載っていた。それでもコメが消えたのは、需給をマッチングさせ価格を下げすぎないという、市場原理を無視した減反政策が続いてきたからだ。農相がパフォーマンスで価格介入したところで構造はすぐには変わらない。つまり、この人災はこれからも繰り返されるのだ。農業ジャーナリストが抉り出す「日本のコメ」の歪んだ現実。

目次

序章 1年で3兆円が消えた
第1章 農相が吐いた「七つの大嘘」
第2章 高すぎて消えていく需要
第3章 減反の罪
第4章 農業ムラが潰したコメ市場
第5章 空転する輸出戦略
第6章 コメ不足を招く「三高」
終章 小泉劇場という茶番

出版社・メーカーコメント

コメ不足は予測できた。農業白書には「需要が供給を上回る」ことを明示したグラフさえ載っていた。それでもコメが消えたのは、需給をマッチングさせ価格を下げすぎないという、市場原理を無視した減反政策が続いてきたからだ。農相がパフォーマンスで価格介入したところですぐには構造は変わらない。つまり、この人災はこれからも繰り返されるのだ。農業ジャーナリストが抉り出す「日本のコメ」の歪んだ現実。

著者紹介

山口 亮子 (ヤマグチ リョウコ)  
ジャーナリスト。愛媛県生まれ。京都大学文学部卒。中国・北京大学修士(歴史学)。時事通信記者を経てフリーに。企画編集やコンサルティングをてがける(株)ウロ代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)