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錠前怪談

竹書房怪談文庫 HO−739

出版社名 竹書房
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-8019-4637-8
4-8019-4637-2
税込価格 803円
頁数・縦 223P 15cm

商品内容

要旨

開けられなくなった場所や物をひらく職人、鍵師。業界で「鍵の者」とも呼ばれる彼らが体験した不可思議で恐ろしい事件の数々を取材した怪事記。開かなくなった床下収納の修理で訪れた家。鍵を開けると井戸のような空洞が広がり、人間の頭部とおぼしきものが…「良い趣味ですね」、同業者の間で噂の〈ある箱〉。同じ物があちこちの店に持ち込まれているようなのだが、その中身は…「箱を開けた話」、短期間に三度同じ部屋の鍵修理に呼ばれた男。だが、依頼主は全員異なり、後日驚愕の事実が…「三本の鍵」、旧家の蔵に残された古い金庫。鍵を開けようとすると中から爪で引っかくような音と人の声が…「蔵の金庫」他、秘密と禁忌に触れる27の恐怖譚!

出版社・メーカーコメント

家、部屋、蔵、コインロッカー、金庫、スーツケース……開かなくなった場所や物には、不穏な理由、怪異が原因に潜んでいるものも少なくない。開かずの間、封印せざるをえなかった物と秘密。開かぬものを開けることを請け負う鍵師、鍵店に聞いた戦慄の怪異体験、禁忌の鍵怪談!

著者紹介

正木 信太郎 (マサキ シンタロウ)  
怪談師、怪談作家。全国を渡り歩き、不気味で不思議な奇談を蒐集している。東京都内で怪談イベント『寄り道怪談』を主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)