• 本

普通に青い東京の空を見上げた

角川文庫 は50−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年10月
ISBNコード 978-4-04-116504-1
4-04-116504-0
税込価格 990円
頁数・縦 280P 15cm

商品内容

要旨

自分の人生は自分が主役。本当に?二流大学の三流学部を卒業した僕は、予期せず一流企業に入社を果たす。晴れて安泰と思いきや、前時代的な激務に息も絶え絶え。「逃げたかったら逃げればいい」と他人は言うが、恋人が妊娠したことで、僕は休職願をひっこめざるを得なかった。この社会で足掻く大人たちを描く群像劇は、あなたに手向ける花束になった。涙、笑い、励まし、すべてが詰まった物語。(『東京ドーン』から改題)。

出版社・メーカーコメント

二流大学卒の「僕」は、意外にも一流企業に入社できてしまった。友人はうらやむが、激務に精神は摩耗していく。退職を決意したところ、彼女の妊娠が発覚し……。岐路に立つ若者たちのリアルを描く群像劇。

著者紹介

早見 和真 (ハヤミ カズマサ)  
1977年神奈川県生まれ。2008年『ひゃくはち』で作家デビュー。同作は映画化、コミック化されベストセラーとなる。15年『イノセント・デイズ』で第68回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)を、20年『ザ・ロイヤルファミリー』で第33回山本周五郎賞と2019年度JRA賞馬事文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)