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探偵はパリへ還る

新潮文庫 マ−36−1

出版社名 新潮社
出版年月 2025年11月
ISBNコード 978-4-10-241081-3
4-10-241081-3
税込価格 825円
頁数・縦 334P 16cm

商品内容

要旨

第二次大戦下のドイツ。捕虜として収容所の病院で働く探偵ビュルマは、瀕死の男に謎の言葉を告げられる。「エレーヌに伝えてくれ、駅前通り120番地」。釈放後パリへ戻るなり、再会した探偵助手が何者かの凶弾に倒れ、彼もまた同じ住所を言い残す―。死に際の台詞、暗号解読、稀代の大泥棒、一同集めての推理披露と、ミステリー要素満載。フランスのハードボイルド小説はここから始まった!

出版社・メーカーコメント

第二次大戦下のドイツ。捕虜として収容所の病院で働く探偵ビュルマは、瀕死の男に謎の言葉を告げられる。「エレーヌに伝えてくれ、駅前通り120番地」。釈放後パリへ戻るなり、再会した探偵助手が何者かの凶弾に倒れ、彼もまた同じ住所を言い残す−−。死に際の台詞、暗号解読、稀代の大泥棒、一同集めての推理披露と、ミステリー要素満載。フランスのハードボイルド小説はここから始まった!

著者紹介

マレ,レオ (マレ,レオ)   Malet,L´eo
1909‐1996。南仏モンペリエ生れ。戦時中に国家反逆罪で収監されドイツの収容所に送られる。フランス帰還後、ハードボイルド小説を書き始めた。1943年発表の『探偵はパリへ還る』が人気を博し、私立探偵ネストール・ビュルマものとしてシリーズ化。数多くの映画、テレビ、バンド・デシネ、戯曲化された。’48年、Le Cinqui`eme Proc´ed´eでフランス推理小説大賞を受賞。シリーズは’84年にポール・フェヴァル大衆文学賞を受賞
田中 裕子 (タナカ ユウコ)  
フランス語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)