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13歳からの概念思考

出版社名 大和書房
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-479-39467-9
4-479-39467-2
税込価格 1,760円
頁数・縦 223P 19cm

商品内容

要旨

意見を上手に伝えられるようになる。創造的な思考ができるようになる。心のモヤモヤを言語化できる。世の中の仕組みがよく見えてくる。文章がスラスラ読めるようになる。「考える」がうまくなる。たとえば…目の前のコロッケを「おいしそう」と思うのも、じつは“概念”のしわざ。

目次

第1章 考えるって、どういうこと?(なぜコロッケにソースをかけるのか
思考と意識の違い ほか)
第2章 目に見えないものを考える(なぜ黒豆を食べるのか?
理念の役割 ほか)
第3章 概念思考の方法(なぜ概念思考が必要なのか
世界観の変化 ほか)
第4章 概念思考の未来(「人工知能」とは何か
ルールベース型AI ほか)

出版社・メーカーコメント

できるあの子は、「概念」をつかむのがうまい!「概念」を考える力を育てるための入門書。学校生活や家での悩みに向き合いながら、哲学的な問いを通じてこの先「一生役に立つ考える力」を学びます。(1) 「考える力」で学校生活・人間関係の悩みに向き合う・「自由」「正義」「友情」「幸せ」など、日常でよく使う概念的な言葉の意味を深く考え、「実際に目に見えないもの」を理解し、思考を整理する力をつける・友だちとの関係、ルールの意味、将来の不安など、日常の悩みを「概念」を通じて考える・「なんとなくモヤモヤする」気持ちを整理し、自分の言葉で表現する力をつける(2) 「概念思考」で学びの質を高め、未来につながる力を養う・「学校や社会で求められる「抽象的な思考力」を自然に鍛え、国語力・論理的思考力の向上につなげる・「抽象化→具体化」のプロセスを理解し、理系・社会科目の学習にも役立てる・将来、社会の中で問題を解決し、新しいアイデアを生み出す力につなげる

著者紹介

戸谷 洋志 (トヤ ヒロシ)  
立命館大学大学院先端総合学術研究科准教授。専門は哲学、倫理学。法政大学文学部哲学科を卒業し、2019年大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。ハンス・ヨナスの研究で学位取得。2015年「人類の存続への責任と『神の似姿』」で第11回涙骨賞奨励賞、同年「原子力をめぐる哲学」で第31回暁烏敏賞、2022年『原子力の哲学』(集英社新書)で第41回エネルギーフォーラム賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)