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美の救い 柳宗悦傑作選集

角川ソフィア文庫 G128−1

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2025年12月
ISBNコード 978-4-04-400868-0
4-04-400868-X
税込価格 1,848円
頁数・縦 556P 15cm

商品内容

要旨

「民藝」という言葉を生み、美への新たな眼差しを示した柳宗悦。民藝運動の目的は「美による救い」にあると説いた思想の起点は終始、宗教哲学者としての信念に根差し、やがて「仏教美学」という新たな地平を拓いた。従来注目されることの少なかった文章にも光を当て、その生涯と境涯を自身の言葉で辿りながら、内面の変容、批評家としての無二の存在感、日本精神史における役割を浮かび上がらせる、意欲的入門書。ブックガイド付き。

目次

第一章 出会いと別れ―柳宗悦の原点
第二章 神秘道と神秘家
第三章 宗教哲学者の悲願
第四章 民藝の火
第五章 美をめぐることば
第六章 「見る」とは何か
第七章 美による救い
第八章 美と宗教―柳の確信

出版社・メーカーコメント

民衆の暮らしに唯一無二の美を見出した柳宗悦。その思想はどこから生まれ、どのように広がり、どこに達したのか。彼が惹かれたものとは何か−−。若松英輔が編む、柳宗悦入門の決定版。各章解題・解説付き。

著者紹介

柳 宗悦 (ヤナギ ムネヨシ)  
1889〜1961年。美術評論家、宗教哲学者。東京麻布生まれ。学習院高等科在学中、武者小路実篤、志賀直哉らと雑誌『白樺』の発刊に参加。1913年東京帝国大学哲学科卒業。バーナード・リーチの導きによりウィリアム・ブレイクの思想に出会い、大きな影響を受ける。民衆の暮らしに根付く工藝品に美を発見し、「民藝」という概念を提示した。1931年、雑誌『工藝』創刊。日本民藝館の開設に携わり、初代館長に就任。「美とは何か」に向き合いながら文筆を初め様々な活動をつづけた。1957年文化功労者、1960年朝日文化賞受賞
若松 英輔 (ワカマツ エイスケ)  
批評家・随筆家。1968年新潟県生まれ。慶應義塾大学文学部仏文学科卒業。「越知保夫とその時代 求道の文学」で第14回三田文学新人賞、『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』で第2回西脇順三郎学術賞、『見えない涙』で第33回詩歌文学館賞、『小林秀雄 美しい花』で第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)