日本でいちばん大切にしたい会社
出版社名 | あさ出版 |
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出版年月 | 2008年4月 |
ISBNコード |
978-4-86063-248-9
(4-86063-248-6) |
税込価格 | 1,540円 |
頁数・縦 | 207P 19cm |
シリーズ名 | 日本でいちばん大切にしたい会社 |
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書店レビュー
総合おすすめ度:
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経営の要諦は、数字よりも心です。
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おすすめ度
- 大地堂・ラ・ラ・ルー店 (茨城県潮来市)
企業は人なり、と言います。一般に、この場合の人とは、優秀な人材という意味で使われています。著者もこの本の中で、一貫して「企業は人なり」を説いています。ただし、著者の言う人とは経営者のことです。従業員・お客様に「大切な会社」と思われて存続していくことと真心のある経営は、不可分のようです。紹介されている五つの会社は、感動と共に心の経営の大切さを教えてくれます。
(2008年3月26日)
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商品内容
要旨 |
なぜこの会社には、4000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか?6000社のフィールドワークで見出した「日本一」価値ある企業。 |
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目次 |
第1部 会社は誰のために?(「わかっていない」経営者が増えている! |
おすすめコメント
「金銭・利益以外の価値、それが何なのかを示す必読の書」(村上龍氏 絶賛!) なぜこの会社には、4,000人もの学生が入社を希望するのか?なぜこの会社は、 48年間も増収増益を続けられたのか?なぜこの会社の話を聞いて、人は涙を流すのか? 心を打つ5つの会社のストーリーに、静かに広がる感動の声。ゴマカシ、偽装、競争本位とは180度異なる5つの会社のストーリーを収録した一冊です。
出版社・メーカーコメント
私が著者である坂本先生と出会ったのは、経営者やビジネスマン、金融関係の方たちが500人ほど参加する、ある講演会でのことでした。坂本先生は講演を始める前に、「10分だけ、最近強く心に感じたこと」として、神奈川県川崎市の日本理化学工業という会社の話をされました。その会社が50年前に、社員みんなの願いで身障者の女の子2名を採用したこと、以来ずっと身障者の方々を雇用し続け、今では全社員に占めるその比率が70%にも達していることなどを話してくださいました。そのうえで、訪問した際にお茶を入れてくれた高齢の女性が、50年前に初めて採用した身障者の女の子であることを聞き、不覚にも涙がこぼれた、等のお話でした。その際に坂本先生が結びのことばとして話されたのが、「私はこの会社こそ、日本でいちばん大切にしたい会社だと思っています」というものでした。こうした会社は、他にもあります。限りなく辺鄙な地域にありながら、日本全国から入社希望者やお客様が集まってくる会社。「会社の目的は社員を幸福にすること」という理念を掲げて、48年間も増収増益を続けている会社等々。これらの会社の社員の方々はみな生き生きとして喜びにあふれ、しかも継続して収益を上げています。ゴマカシ、偽装、競争本位とは180度異なる企業の世界がここにはあり、しかもそれはすべての会社にとって、実現することが可能な世界なのです。本書には、胸を打つ5つの会社のストーリーが収録されています。担当編集者として、経営者はもちろんのこと、すべての働く方々に読んでいただきたい書籍です。