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僕が愛したすべての君へ

ハヤカワ文庫 JA 1233

出版社名 早川書房
出版年月 2016年6月
ISBNコード 978-4-15-031233-6
4-15-031233-8
税込価格 682円
頁数・縦 253P 16cm

あの世界では恋人同士。今と少しだけ違う並行世界の、君も君?

  • 切ない
  •  青春
  •  恋愛

今と少しだけ違う世界が無限にあり、行き来できることが実証された世界。SF設定ですが、一途に人を思う気持ちを描いた恋物語です。主人公・暦は和音というクラスメイトに、自分は並行世界からやってきて、そこでは二人は恋人同士だと言われる。違う世界の自分も自分? すべての可能性ごと人を愛することができるのか…?同時発売の『君を愛したひとりの僕へ』を合わせて読むと、一冊だけでは味わえない切なさが!同じ主人公とそれぞれに違うヒロインが登場しますが、なぜヒロインが二人なのかもわかってぐっときます。どちらからでも楽しめますが、『僕が愛したすべての君へ』→『君を愛したひとりの僕へ』の順で読むと切なさ度アップです!

商品内容

要旨

人々が少しだけ違う並行世界間で日常的に揺れ動いていることが実証された時代―両親の離婚を経て母親と暮らす高崎暦は、地元の進学校に入学した。勉強一色の雰囲気と元からの不器用さで友人をつくれない暦だが、突然クラスメイトの瀧川和音に声をかけられる。彼女は85番目の世界から移動してきており、そこでの暦と和音は恋人同士だというのだが…並行世界の自分は自分なのか?

著者紹介

乙野 四方字 (オトノ ヨモジ)  
1981年大分県生まれ。2012年、第18回電撃小説大賞選考委員奨励賞を受賞した『ミニッツ―一分間の絶対時間』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)