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武田百合子対談集

中公文庫 た15−15

出版社名 中央公論新社
出版年月 2024年4月
ISBNコード 978-4-12-207507-8
4-12-207507-6
税込価格 858円
頁数・縦 230P 16cm

商品内容

要旨

武田泰淳没後まもなく行われた深沢七郎との長い対談をはじめ、互いの若いころの思い出や、独り暮らしの日常を語る、吉行淳之介、金井久美子・美恵子との対談、岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューなど、生前行われたすべての対談を収録する。巻末に金井姉妹の語り下ろし対談「百合子さんのこと」を付す。

目次

武田泰淳の存在―深沢七郎×武田百合子
メリイ・ウイドウのお話―金井久美子×金井美恵子×武田百合子
女と男のまな板ショー―深沢七郎×武田百合子
『好色五人女』のおもしろさ―吉行淳之介×武田百合子
『富士日記』をめぐって―“聞き手”岸田今日子
対談「百合子さんのこと」―金井久美子×金井美恵子

出版社・メーカーコメント

深沢七郎、金井久美子、美恵子姉妹、吉行淳之介との対談、そして岸田今日子による『富士日記』についてのインタビューを収める。金井姉妹の語りおろし対談を増補。

著者紹介

武田 百合子 (タケダ ユリコ)  
1925(大正14)年、神奈川県横浜市生まれ。旧制高女卒業。51年、作家の武田泰淳と結婚。取材旅行の運転や口述筆記など、夫の仕事を助けた。77年、夫の没後に発表した『富士日記』により、田村俊子賞を、79年、『犬が星見た―ロシア旅行』で、読売文学賞を受賞。93(平成5)年死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)